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フライパンの中から
魚が愛してって叫んでる
身を焦がしながら
優しい口づけを待ってる
あぁ魚よ
うるめしい魚よ
愛してるといわしておくれ。
ティースプーン2本が
彼の人生の全てだった
安いアルミで出来たそれは
既に古ぼけ
2本重ねてもぴったり合う事は無く
カチカチと無機質な音を鳴らした
男はそれが好きだったし
いつもポケット ....
悲しいくらいに青い青に泣きそうになった
忘れられた様な鉄道の線路
遠くまで見えるその先に浮かぶ海
空とと混ざり合った青は
果てし無い奥行き
永遠に届かない青
詩なんてなあ言葉でしかない
僕らは嘘つきだ

{引用=寂しかろうと悲しかろうと
かわいそうだなんて
思ってやるものか}
不幸せの数を数えてみた
ひとつ、ふたつ、みっつ
数えてるうちに
意味がわからなくなった
なんでそんな事数えてるんだろう
ひとつ、ふたつ、みっつ
いくら数えてみても
意味なんてわからなくて ....
すべてにけりをつけて
ゆっくり回りだす世界に
打寄せる思い出
消えるわけじゃない
最後にゆっくり
涙をこらえて踊る
涙色の照明に照らされ
「またね」
言葉に隠された
「さようなら」
 ....
『海の中で時計は止まる』

そっと手をつなぎながら
僕ら海に泳ごう
ひと足とびに歌を口ずさんで
思い出の波にゆらぎながら
毎日君に話せなかった言葉を話そう


『羊が手を振る』

 ....
『うれし雨』

この雨は泣いてる雨なんかじゃない
きっとうれし雨なんだ
そうじゃなきゃいけないんだ


『何でも無い一日』

ただひざを抱えて
外を眺めていた
少し肌寒いのは
 ....
夕暮れに降り出した雨は
いつしかわた飴に変わっていた

本日の降水確率は夏祭りです
割り箸を持ち歩きましょう

町を歩くと
大人も子供もみんな
甘く優しい色に包まれながら
頭の上で割 ....
空から堕ちた星のカケラと
春のはかない桜の花と
迷えど天秤
決めかね憐憫

月の静かな雫の涙と
夜道に影する小さな街灯
夜道は神秘
はかない心機

迷えど天秤
決めかね憐憫

 ....
小さな虹色の空の下で
あなたがこっちを見ている気がしたの
昔見た映画みたいに
どこか知らない遠くの町を見ながら

とっても大きな雲が流れた後で
あなたが少し笑った様な気がして
何処かで出 ....
ありがとう
たったその一言に
あなたが涙を流しました
夏の始まったばかりの
小さな入江で。
荻窪の町には昔ながらの駄菓子屋がまだあり
自分の足音がちゃぁんと聞こえてくるのです
ゆっくり道端の雑草や花に目を向けたり
空を音もなく区切る電線に止まるすずめを数えたり
荻窪の町には年老いた夫 ....
小原あきさんのプル式さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
らぶ、ゆー。- プル式携帯写真+ ...4*09-7-5
乞食の話- プル式自由詩11*07-12-20
- プル式自由詩9*07-10-27
僕らはみんなで嘘をつく- プル式未詩・独白5*07-10-24
幸せの数- プル式自由詩6*07-10-16
ラストダンス- プル式自由詩10*07-10-16
宵闇気取りでコンニチハ- プル式自由詩12*07-10-5
銀月と糸電話- プル式自由詩11*07-9-30
わた飴前線- プル式未詩・独白11*07-6-14
迷えど天秤- プル式携帯写真+ ...4*07-6-5
うん、もう、いいんだ。- プル式自由詩6*07-5-27
そうして僕らは嘘をつく- プル式携帯写真+ ...7*07-5-26
ないしょのお話。- プル式自由詩8*07-1-13

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