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今さらその切符を買ったことを
後悔しても始まらない
どうせ次くる列車にはねられて
僕はその生涯を終えるつもり

きっかけはなんだったろう?
ろくに覚えてもいやしない
ただこんな終わり方 ....
深い森に一人たたずむ彼は
僕の十倍は生きてるだろう
それでもまだ僕と同じはずだ
まだなにかの途中のはずだ

成長したなんて自覚はないけど
ただ背は伸びて
歩幅は大きくなった
それだけ ....
揺れる船の上
遠ざかっていく港町が
俺を冷たい気持ちにさせる
『ずっと一緒に旅をしよう』
という約束を
やぶったお前を恨んでやろうか?

僕を許してくれとは言えない
ここで見つけた幸 ....
手をかざした
手の向こうに天井
天井の向こうに
星空を思い描いた

天井と壁があるだけの部屋
例えるなら
僕の部屋は小さなテント
そう思えば ほら
何もない部屋だけど
少しはわ ....
金色のコインは
自分だけの幸運のお守り
誰もが金色に目がくらんで
うらやましがって 欲しがって
本当の価値を知らないくせして

落とさないように
盗られないように
強く握りすぎたコ ....
命知らずな黒猫
いつもなにかとぶつかって
近づくものに牙を見せ
触れるものに爪をたてた

残した爪あとは
彼の生きた証
孤独すら恐れないことが
彼の勇気

恩知らずな黒猫
傷 ....
誰にも知られたくなかった
僕の宝物は人の物
本当に欲しいものならば
奪い取っても仕方ないだろ

輝きを失った宝石を
見せびらかして
びくびくしながら笑って
誰にも知られないように
 ....
君を救えるのは僕しかいないと
本気で
信じていたんだよ
ただそばにいるだけで
なんでも知ってると思ってた

見通しのきかない闇色は
いきなり目の前にあらわれる
笑顔だけずっと見ていた ....
1486 106さんの黒い鴉さんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
motal_station- 黒い鴉自由詩107-4-3
森の王様- 黒い鴉自由詩107-3-25
friendship- 黒い鴉自由詩307-3-22
星のテント- 黒い鴉自由詩407-3-13
プライスレス__コイン- 黒い鴉自由詩107-3-7
かすり傷- 黒い鴉自由詩207-3-4
ローバー- 黒い鴉自由詩207-3-1
ロマンチック__アイロニー- 黒い鴉自由詩407-2-23

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