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*シアター
 
エンドロールが終わらない
私は世界史を勉強していて
あなたはきっと誰かを抱いていて
この子はたんぽぽの夢を見ているのに
 
 
 
*レストルーム
 ....
若葉が芽吹いた時の
頬の熱さを
私は今も未だ
忘れずにいる
 
瞳孔を徐々に開く
その過程の間で
視界が緑に染まるのを
見ないふりをして
 
 
気管をゆっくりと
狭めていく、 ....
僕の右手が
何度も触れようとした、空の隅っこは
夕凪に吹かれて
いつも少しだけめくれていたのを
僕は、微かに覚えている。
 
 
その話を
黙って聞いていた君が
急に、眠りにつくだな ....
折り畳まれた傘を
小さくまとめながら
ポールにもたれかかる私を
溜め息だけが見つめている
 
お婆さんが腰かける
その左隣に座りながら
私の右手は電磁波を帯びて
きっと、誰かを攻撃して ....
一人ぼっちで
影を踏んで遊んだ、帰り道
空は何者かに犯されて
真っ赤に燃えていたことを
それだけを、ただ
覚えている
 
無垢な手のひらを伸ばした
見知らぬ稚児の瞳には
あれは、鮮や ....
素敵だなと
思う言葉は、全て
ばいばいをして
脳に帰っていく
 
消えたくはないから
決して
さようならは 告げずに
 
またね、とだけ告げて
帰る 帰る
 
 
伝える事だ ....
まだ
幼いままの夢を抱きながら
歩みを続けている
 
床に転がっていた
ガラス玉を指差して
綺麗だと笑っている
 
 
何万年も前
もっと世界が綺麗だった頃も
きっと僕ら
同じ ....
今はもう
落ち着きを取り戻した
ネオンたちが
 
まだ 空を
侵食している
 
 
その事実を知っていても
 
僕は
何をする訳でもなく
 
36℃の体温と一緒に
ベッドへ ....
日だまりに溶けたがった
あの太陽は
たんぽぽの色をたたえながら
まだ空に
浮かんでいる
 
僕はといえば
その日だまりの中で
何にも考えず
ただ
眠っている
 
 
太陽が出 ....
終着駅から
半歩前の所で
君は
手を振っている
 
僕は
その姿を知りながら
振り向きもせず
再出発のベルを
待ち望んでいる
 
 
さようならは
とうに
枯れ果てて
し ....
暗闇に置いてきた
僕は脆く
崩れ落ちて
反響に似た響きで
誰かの声が
木霊している
 
あの街で見掛けた
黄昏時のカフェからの
芳しい香りよりは
(分かりきった事だが)
暗いもの ....
数を重ねる度
不安になっていく
 
応える声は
段々と
失われていって
 
鼓動が
妙な速さを
記録する
 
 
結局は
自己満足を望む
 
私も
不完全な人間で
あ ....
整形美人で泣ける程
僕らの世界は
まだまだ綺麗で
 
実際問題
汚れてる部分なんて
全てを見れば
無いに等しい
 
 
鏡に
ナニガミエル?
 
(風向きはまだ、向かい風)
 ....
寂しんだ手から
夕凪の薫りがして
少し切ない
 
飛び交う何かに向かって
感情を吐き散らす
 
 
 
ねぇ
空の向こうって
 
何だか知ってる?
 
 
 
触れた毛 ....
昨日までの
話を 聞かせて
 
明日からの
未来を 聞かせて
 
 
抱き締めた時に
 
零れない
ように
 
 
 
昨日までの
過ちを 聞かせて
 
明日からの
 ....
想像したよりもずっと早く
世界は作り変わって
僕だけが一人
真ん中で体育座り
 
バラバラに並ぶ標識には
「これはするな」、や
「あれをするな」、の
禁止の言葉ばかり
 
どうせな ....
待ち合わせ場所で見た
不確定な幸せは
絶えず言葉を紡ぎながら
鼻歌も絶やさない
 
空に還る事だけを望みながら
僕は僕を
君は君を
生かし続けて居る
 
 
無意味なら無意味で良 ....
街行く人たちの背中に
「半額」シールを貼っても
きっと
ほとんどの人は
誰にも買われやしない
 
買われるのは
外見が良い人
ばっかなんだろう
 
 
クラス全員の腰に
ライダ ....
一日だけ、と言って
黒板と呼ばれた
緑色の物体は
たくさんの文字で、化粧


昨日の涙は、嘘じゃ
嘘なんかじゃ
なかったんだよね?


第2ボタンが

ぷらぷらと、揺れる。
 ....
神様が僕に嫉妬した
神様が僕に嫉妬した

理由なんて、知らない


神様が僕に嫉妬した
神様が僕に嫉妬した

大切な人を奪ってった


神様は大切な人を作れる
人間が羨ましい ....
甘過ぎず
でも 決して
 
苦くは無い
 
 
そんな ミルクな
可愛い恋も好きだ
 
けれど
 
 
 
甘く無く
でも 決して
 
苦過ぎない
 
 
そんな ....
まだ遅い 朝に
ミントを少し

香らせて


最上級の糖分と

平凡な水で 溶くの。


溶けて 沈んだら

最後に
5文字をくゆらせて



そっと

僕に  ....
圧倒的


らしき詩。

それはたちまち
僕らを包んで

夜の闇へ
放り出す。

泣き声は聞こえないさ



"Don't forget me."
 ....
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