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下方を流れる
動けないアスファルトを
凝視している
夏の衣服の軽率な体で、出来うる限り
常に重力のことを忘れず
下方を流れる、動けないアスファルトを
凝視している


歩く私 ....
私が 一滴も
何ものにとっての海にも
なれぬことが要因となり
アスファルトは 
忽ちに透け凍った雪の成れの果ての 
既に 雪ではないものの 下で
アスファルトは
ただ 固く  ....
佐伯さんのA道化さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
喪失訓練- A道化自由詩604-6-30
凝結した魚- A道化自由詩504-2-2

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