すべてのおすすめ
女子高でてから十ン年間、ずーっと女の花園みたいなところで働いてきた。だから女ばかりの現場には慣れている。女特有の(と思われている)陰口いじめ噂話嫉妬、家庭や生理を理由にした甘えだらしなさ腕力不足そのほ ....
嗚呼、なんてバカだったんだろう!
文庫サイズなんだから、意味なく上製本にすることはないのだ。そんなことをするくらいなら、値段を半額にしてくれよ! よくある文庫本のボリュームで表紙が硬いから ....
どうでもいい話について考える前に、何が「どうでもよくないか」を考えなくてはならないのかもしれない。なんとめんどくさいことをはじめてしまったのだろうかと橋本治的に嘆きたくもなるのだが、私はオサムくんより ....
朝飯の味噌汁ぶっかけ飯(俗に「猫まんま」ともいうが、猫は味噌汁ぶっかけ飯なぞ喰わない。味噌汁ぶっかけ飯を喰うのは犬だ。故に我が家では、味噌汁ぶっかけ飯を「犬まんま」と呼ぶ。「猫まんま」は鰹節をかけた飯 ....
――やっぱりおもしろい。
池波正太郎の小説を読むと、いつもそう思う。
最初に読んだのは「鬼平犯科帳」だ。大学に入ったばかりの頃、テレビ放送を見て読んでみようと思った。これがおもしろかった。
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まずはURL、
チアーヌさんの書いた詩「かわいい匂い」は下のリンクから読める。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=20788
それからお断り、私の ....
井の中の蛙は外へ出たかった。しかし、何度跳ねても高い壁を越えることはできなかった。見上げる丸い空を、時々鳥が横切る。あんな羽が欲しいと思った。その気持ちは子供たちに受け継がれ、彼の孫のまた孫の背中に ....
幼い頃、内緒で乗り込んだ父の船が海賊船に襲われた。金品とともに連れ去られた少女は、海賊船の船長の娘として育てられた。十年後、たくましい海賊になった彼女は、死んだ船長の跡を継いだ。その夜、彼女の船は海 ....
一階に降りるエレベーターが突然止まった。青年と老女が閉じ込められた。青年は緊急連絡のボタンを押したが通じない。ふと二人の視線があった。背の高い青年と上品な老女。青年は、かなり年上の女性が好きだった。 ....
はじめに
話し合いの仕方、を、考えてみる機会があったので、考えてみた。
否定しなければ、議論ができないなんて、さみしいので、
うまい話し合いの方法はないものか、なんて。
『話し合いの仕方、 ....
こどもたちの歌声が聞こえてきた。めだかの学校だ。この公園にテントを張って一ヵ月。他のホームレスとも仲良くなった。そうっと覗いてみてごらん。遠足だろうか。俺にもあんな頃があったんだな。そうっと覗いてみ ....
厳しい借金の取立てに耐え切れなくなった男は死ぬことにした。崖の上で靴をそろえる。ふと右手を見ると、同じように靴をそろえている男がいた。目が合った瞬間、ふたりは理解した。つらかったですね。それももう終 ....
小学五年生だった息子が、いじめを苦に自殺した。私たち夫婦は互いに責め合った。離婚して五年。気持ちの整理がついたころ、佳奈と出会った。彼女も離婚をしていて、前の夫の連れ子を育てていた。高校一年生だそう ....
足の親指のつめは独特のにおいがする。すみっこを指先で持ち上げて、その指をにおう。やみつきになる。だからつめが反っている。そこをかむのが好きだ。入浴時にしっかりと洗い、下着をはいたのち、足を口元に引き ....
太っていると下ネタが決まらない。最近は、「アーモンド小魚」「アーモンドフィッシュ」という名で売られているカタクチイワシとアーモンドのそぎれを食べている。「私、アーモンド中毒なの」と宣言するとおしゃれ ....
乗っていた飛行機がハイジャックされた。乗客はパラシュートを背に落とされた。多くの人が海に叩きつけられた。空を飛べたのは私を含めて数人だった。この島に降り立ったのは私と美加だけだった。調べたところ無人 ....
■ 巨乳反対!!
サトエリは多分いい子みたいなんで嫌いではないが、しかしだ、
なんでキューティーハニーの身体にパタリロの顔がついてるんだ、と言いたい。
…と枕をかましたところで。彼女は「ナイス ....
批評だ批評だ批評が必要だとネットで吠え続けて、おそらく数年になる。私自身は、地方同人詩誌での合評会や蘭の会内部でのわずかな批評と、詩集そのものに対するいくつかの批評をのぞき、自分の作品に長文の批評をネ ....
家にある薬箱のなかの服用薬を全部飲んでしまったことがある。19のときだ。頭痛薬からキャベジンから風邪薬から、とにかく服用薬は全部飲んだが、水虫の薬など外用薬は飲まなかった。死にたくはなかったのだと、思 ....
私が人様にはじめて認められた文章は、詩ではなく評論であった。それは静岡県民文学祭で芸術祭賞を受賞した。今の私からみると暴論みたいなところもあるし、古くなっているところもあるし、そもそも「評論」と名乗っ ....
赤く青く黄いろく黒く戦死せり (渡辺白泉)
なんだかだんだん非ジョーシキでなくなってきた「俳句の非ジョーシキ具体例」、今度は時事ネタである。それも茶化すわけにはいかないたぐいの時事ネタである。 ....
母を脱ぐ
血を浴びて
いまだ名もなし (高柳重信)
すでに忘れられたとおぼしき「俳句の非ジョーシキ具体例」シリーズ、まだ終わってはいない。天災のごとく忘れたころ(実を言えば他のネタが尽 ....
今日は早朝バイトがないけれどまだ起きている。テレビではもうイラクの三人の人質について報道しているのだろうか、いや、まだ報道しているんだろうか。テレビを見る気がしないのでわからない。わからないけどたぶん ....
このシリーズは「俳句の非ジョーシキ」であって「俳句のジョーシキ」ではない。勘違いしてる向きがあるとびみょーになんだから、念のため。
さて、ジョーシキを蹴飛ばす前にジョーシキを認識しておけというこ ....
きみの「ああ」が好きだった。
やさしい瞳でうなずく、あたたかい「ああ」が好きだった。
僕らはいつも少年達のように空を見上げて、周りからは「鳥になりたいふたり」なんてひっくるめられたね。
いつから ....
その問題の前提に、なにか欠落を感じた。しかし、それを言葉にすることは、なぜだか憚られた。神への冒涜であるような、淫らな暴露であるような、そんな気がした。
私は旅に出ることにした。
はじめ ....
「私を束ねないで」と書いた詩人・新川和江のことが私は大好きだけれども、あの詩はあんまり好きでない。束ねたければ束ねればよい。名付けたければ名付けてかまわん。カテゴライズしたけりゃ好きにすりゃいいじゃん ....
佐伯さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(27)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
男のいる職場
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佐々宝砂
散文(批評 ...
9*
06-4-19
書評:_『世界で一番美しい病気』/中島らも
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mana
散文(批評 ...
5*
05-7-25
さらに_どうでもいい話
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
2
04-11-5
どうでもいい話
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
9
04-11-5
理由
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城之崎二 ...
散文(批評 ...
1
04-11-1
チアーヌさん「かわいい匂い」に関する私見
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
31*
04-10-27
蛙
-
城之崎二 ...
散文(批評 ...
5
04-7-8
賊
-
城之崎二 ...
散文(批評 ...
1
04-7-2
始
-
城之崎二 ...
散文(批評 ...
3
04-6-28
なんとか言え。じゃ、言いたくも無い。
-
クローバ ...
散文(批評 ...
7*
04-6-25
童
-
城之崎二 ...
散文(批評 ...
2
04-6-24
終
-
城之崎二 ...
散文(批評 ...
13
04-6-18
驚
-
城之崎二 ...
散文(批評 ...
3
04-6-11
癖
-
城之崎二 ...
散文(批評 ...
3
04-6-7
女性が安心して読める下ネタを書くには
-
山内緋呂 ...
散文(批評 ...
11*
04-6-7
生
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城之崎二 ...
散文(批評 ...
4
04-6-3
巨乳反対から始まるいくつかの反対
-
クリ
散文(批評 ...
6
04-6-3
やりたいことがあるんです
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佐々宝砂
散文(批評 ...
30+*
04-5-20
自己を愛するための
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
14
04-5-18
批評という暴力的愛情表現
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
22
04-5-8
俳句の非ジョーシキ具体例5
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
10
04-4-19
俳句の非ジョーシキ具体例3
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
13*
04-4-13
今日はきっと頭が痛い
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佐々宝砂
散文(批評 ...
8*
04-4-9
その2俳句の非ジョーシキ
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佐々宝砂
散文(批評 ...
10
04-3-10
H君へ
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折釘
散文(批評 ...
8
04-2-21
泣きたいけれど涙が足りなかったので、私は考えることにした。
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ポロリ
散文(批評 ...
3*
04-1-25
名乗りについて(二流詩人7つの条件補遺1)
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佐々宝砂
散文(批評 ...
4
03-12-10