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見えない路地の中を歩き回りながら、僕は、遠い街までやってきた。そこで出会う人たちの服装を脳髄に刻みつけさせられながら、ベンチで僕は、お好み焼きを食べて、自分自身の人生についてを考えあぐねていた。そ .... 三年は居ると思ったのに一年で帰ってきて

高校を卒業して都会で寮生活をしながら働いて
帰りたくて故郷に帰ったけど 親は怒った

だからお前には無理だから行くなと言ったのに
どこまでも行くと ....
あたしはきっと じゃなく
絶対 あなたが好きです

アドレスを知ってたって

メールがこなくちゃ意味がない
電話が鳴らならきゃ意味がない

メールを送らなくちゃ意味がない
電話を ....
バイトが終わって
バスに乗って
電車に乗って
自転車に乗って

家まで帰って
晩御飯を食べて
煙草を吸う

今日は彼に
メールアドレスを聞かれた

紙に書いてこっそり渡してくだ ....
いくら、
書いても、
晒してしまえば、
それで死んでしまう。
次の瞬間には、
なにも書けていない気分。
気が付けば、
また死体を漁って、
屍書き、

 ....
 ちうちうちうしゃきでくすりをながしこみ ちう
 ちうちうちうしゃきでなにかをながしこみ ちう

 死体の群れ達 を わくちん と よんで
 化学と科学の果て おくすり と よんで

 ち ....
ぼくらの夢が一つ消えていった
ずっと空き地だった場所に
高層マンションが建つらしい
みんなでゲームをしたり
自転車で走り回ったり
喧嘩になったりもしたけれど
いつも気軽にみんなが集まって
 ....
ホームセンターで
子象を買って帰る
前から欲しかったので
お金をコツコツと貯めていたのだ
家族の喜ぶ顔が見られるとも思ったが
案の定こんなもの買ってきて
と妻に叱られる
「詩とは違うんだ ....
手をかざした
手の向こうに天井
天井の向こうに
星空を思い描いた

天井と壁があるだけの部屋
例えるなら
僕の部屋は小さなテント
そう思えば ほら
何もない部屋だけど
少しはわ ....
   +    +    +    +    +    +


指先で 空中に 6 って 書くよ 機械みたいに すばやく 正確に


   +    +    +    +    +    ....
午後1時がかたどる窓の光線
電子ジャーのふきんに居て
お茶の湯気
キラキラとたちのぼり
しゃべりまくる徹子
テレビの中で2時を待つ

宇宙の果てのむこう側
むこう側にも果 ....
まあ俺が言えた義理じゃねえが
詩を書きなぐっていい奴と
だめな奴がいる

書きなぐっていい奴
そいつは小物しか釣りあげられないが
次々にかかるやつをどんどん捕まえて
当然小物だが生きがい ....
山田くん家の猫が 一度だけ
家出をしたことがあるという

猫である以上 それはきっと「さが」ってやつ
なんだろうけど

山田くんは とても おろおろしていた


「すぐに帰ってくるよ ....
「ネット詩」って呼ばれるものがありますよね?
なんでしょうね?
「ネット詩」って。
なんかいやらしい。
「ねっとし」みたいで、
粘着っぽいっていうか、
なんか、
あーやだやだwww

 ....
詩集をね、つくるんだ
みんなに渡せるからね
少し黄色い紙ならね
目もちかちかしない
はずさ
知って欲しいからね
僕のことを
これから伸びてゆく詩人だからって
今知ってほしいのは
僕が ....
ゆっくりと頬を伝って流れる涙

悲しみの雪の中を体中真っ白に染まるまで

一人で泣きながらあるいた

風が吹いてサラサラと粉雪が空に登っていく

僕の弱さを心を伝って捜した
 ....
いまは更地になっている
高校の前から自転車で少しいったところの
あの荒廃した土地には
昔ジャスコが建っていた
しみったれた汚い店だったが
中にはフードコートもスーパーも
一応あ ....
空は、真っ青。

陽射し、暖か。

置き傘、真っ赤。

隅っこで、ぽつり。

誰の傘?

何日も、何日も。

置いてある。

赤い、小さ目の傘。

何を待ってるの?
 ....
携帯から

糸電話へ

番号ポータビリティ



糸電話が

繋がるくらい

あなたのそばに居たい



ビリビリ

ゾクゾクと

あなたの振動 ....
ふられてここがよかった。

第十位
映画のすみっこのシーンがこころにしみて、
だれも泣かないところで泣けたりする。

第九位
音楽を聞いていると、
まるでじぶんのうたのように聞こえてき ....
かなしいことがあると
星座をつくるの
ぼくのかたおもいしてた
黒いルビーの瞳のおんなのこ
夜空を指差し
星座をつくる

ユニコーン座
ふでばこ座
黒猫座
かたおもい座
そしてあれ ....
朝が来ない
くらい夢が覚めない
フリルの服を着た
残酷な力を持つ
太った女
私の脳をすくう事に夢中
私は正座の姿勢で耐えている
同じような正座の人々が密集する
この部屋で
私に興味が ....

林檎は何時でも
小気味よい音を立てて
裸になってくれる
こんな女の人がいたらいいなと思う
十月の昼間は少し暑くて
隣家から
おもいっきりテレビの音声が聞こえる
シンクには
小腸み ....
さくらがみたいのと
おまえは呟く

けれども
おまえの為に
こんな時期に
桜は咲いてくれないのです




ようちえんにいきたいの
とおまえは呟く

しかし幼稚園は日曜日に ....
嗚呼、僕の恋人よ
働いて働いて働いて
僕のために
僕のためだけに
もっと働いて
できればデスクワークじゃなく
汗水流して
重い荷物を運搬するような
ツルハシで地面に穴をあけるような
 ....
「生き春巻」です
店員は言った
メニューを見直す
確かに「生き春巻」とある
生き春巻は時々皿の上でもぞもぞ動くが
その間も気持ちを見透かすかのように
目のようなものでこちらを睨み続けて ....
水中原動機さんの自由詩おすすめリスト(26)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生きることについて。- 番田 自由詩3+12-2-26
十九歳- 砂木自由詩23*11-1-16
ホシに願いヲ- くゆら自由詩610-5-2
小さな秘めゴト- くゆら自由詩410-4-20
「_詩体。_」- PULL.自由詩4*07-3-15
Chu☆Chu中の血中宙歌- 影山影司自由詩307-3-15
高層マンション- ぽえむ君自由詩13*07-3-15
詩とは違うのだから- たもつ自由詩1607-3-14
星のテント- 黒い鴉自由詩407-3-13
リヴォルヴァー- 大覚アキ ...自由詩307-3-1
木に登る- 七味とう ...自由詩9*07-2-22
竿- サナギ自由詩7*07-2-19
山田くんと猫と私(私)- 仲本いす ...自由詩407-2-16
パクりました。ミリ・バニリって今なにしてるんかなあ?音楽して ...- 太郎本人自由詩13*07-2-8
詩集を作るアイデア- イダヅカ ...自由詩16*06-12-14
雪だるまにさようなら- こめ自由詩1906-12-6
ジャスコ- 吉田ぐん ...自由詩2106-12-4
置き傘。- 狠志自由詩206-11-30
番号ポータビリティ- むむ自由詩306-11-10
ふられてここがよかったベストテン- しゃしゃ ...自由詩1006-11-6
チョコレート座- しゃしゃ ...自由詩606-11-2
夢中- 肉食のす ...自由詩7*06-11-1
所感- 吉田ぐん ...自由詩1806-11-1
さくらはなぜさくの- 自由詩91*06-10-27
ハタライテ- Monk自由詩1306-10-25
曇り空- たもつ自由詩17+06-9-10

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