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 朝日の射す部屋に久々にお花を飾りました
 真っ白な陶器の花瓶にたおやかな薄桃色と深紅
 そっけない床にコトリと置くと
 たちまち同化し花々は床に咲き乱れます
 
 私は伝うものが涙だと
 ....
日の光で目が覚める
時計は正確な音を刻み
私はいつものようにお湯を沸かす

全てはいつもと同じ
ただ心が苦しくて
大好きな紅茶の味も
ちょっぴり苦い

連絡をすれば
笑顔で来てくれ ....
名も知らない川がありました
少女は毎日その川を見つめ
自分がいつか下流まで歩くことを夢見て
自分の部屋の南側にある小さな窓から
毎日川を見つめていました

川はいつもとうとうと流れ
美し ....
目の前にはたくさんの優しい言葉の数々
綺麗なガラスの花 可愛いぬいぐるみ
そして友達の心のこもった笑顔

髪の毛を切ってみた
少し違う自分が鏡に向かって微笑んで
違う人になれたなら
そう ....
 淡水は海水と違い泳ぐと身体がどんどん
 重く感じると今更にそれを実感しながら
 私は一歩ずつ深みに誘われ行く

 毎日毎日私はこの湖へ通い
 あの人からのプレゼントを持ち物を
 沈めてい ....
ピンセットを手に取りあなたの棘を
丁寧に一つずつ抜き取ると
小さい棘がこんなに痛みを作るなんてと
不思議がるあなたの手にはたくさんの棘

気がついているのでしょうか
私の体を抱く度に棘は刺 ....
ころころと手の中転がる丸い玉
紫 群青 紅 桃色 
光輝きころりんこ
瞳の輝き映し出し
きらりららるらりらら
想い 思い出 淡い恋
紡ぎだしてくゆらるるり
子供達は玉創り
心のどこかに ....
 私は一人、円を描き
 つま先でリズムを取りながら踊る
 
 夕暮れ時の空は頬染めて
 つま先まで 染めあげて
 私はは震えを押し隠し
 未知の世界に挑むべく
 くるりくるりと回り続ける ....
 太陽が消えちゃった夜
 しんと静まり返った部屋
 放り出された読みかけの本
 
 無理やり履いていたブーツ
 足はまめだらけ 真っ赤

 ねぇ 逃げなくちゃ
 貴方の香り まだ残って ....
未有花さんの茉莉香さんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花を食う- 茉莉香自由詩14*07-2-4
寂しくて- 茉莉香自由詩507-1-28
流れ行く川のほとりに- 茉莉香自由詩207-1-23
叶うことのない- 茉莉香自由詩8*07-1-9
- 茉莉香自由詩5*07-1-4
- 茉莉香自由詩606-12-28
ガラス玉- 茉莉香自由詩7*06-12-27
- 茉莉香自由詩11*06-12-14
ねぇ- 茉莉香自由詩5*06-11-19

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