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小さい頃ママに
この匂いは何って聞いて
キンモクセイを知った

それは秋で
僕の生まれた季節で
嬉しいなって思った

ママなんて呼び方
ありえないって思う時には
もうママは天に召さ ....
防風林を挟んで海
時おり見える青があって
暑い暑い夏のまっすぐな道は揺らめいて

あの水たまりみたいなものは何?
たまに見るよね すごく不思議
あれは逃げ水
蜃気楼の一種さ

逃げ水 ....
ぼくのともだちはだれ


そんな行き場のない想いを
僕はいつも紙ヒコーキにして飛ばしてた
着地する場所も受け取る人もなかったけど

小学校の校庭のつき山から
中学校の木造校舎の二階 ....
きのう吹いたつめたい風が
あれは冗談とほほえんで
春の粒子を散りばめたなら
さくら通りは魔法のアーチ

鳥がね
枝を渡って
ほら
花びらたちが

くるくると
  ....
本を読むのが好きなら
スエードの手袋がいいよって
3回目のデートの時に教えてくれた君

手袋はあたたかいのが一番だと思っていた僕

そりゃあ雪だるまを作る時には
撥水のがいい
スキー用 ....
僕は明日引越しをする
仕事上の都合で

電車にて
片道わずか一時間半の距離
大げさなもんじゃない

なのに
こんなにも心が寂しいのはなぜだろう


それはきっと
あの少年に会え ....
葉っぱが舞う校庭

都心の小学校

少女は
アーバンコートの校庭に
いつも上履きで駆け出し
そして遊んだ

外履きに履き替えるのは
校庭の隅にある「自然園」に入る時だけ

自然 ....
世界中の人たちが

みんなみんな仲が良かったら

パスポートなんて必要ないよね


僕は

君という国に永住したいんだけど



承認してくれるかい?
こんな日は誰が雲を運ぶのだろう


空を見る

雲が流れて

ゆっくりと ゆっくりと ゆっくりと


あの場所では風が吹いているのだろうか


決して手が届くわけもなく

 ....
「もうすぐお別れです」

夏の妖精があいさつに来た

金色に輝いていた姿は
うすく半透明になっている
それでも確かな輝きを放ちながら
小さな湖のほとりへと帰っていく


素敵な夏を ....
未有花さんのささやま ひろさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
きんもくせい- ささやま ...自由詩14*11-10-23
夏の日に- ささやま ...自由詩8*11-8-16
かみひこうき- ささやま ...自由詩4*11-3-30
陽だまりらせん- ささやま ...自由詩13*07-4-5
白い吐息の季節に- ささやま ...自由詩9*06-12-20
- ささやま ...自由詩13*06-11-20
上履きの少女- ささやま ...自由詩15*06-10-31
パスポート- ささやま ...自由詩7*06-10-22
風のない日- ささやま ...自由詩4*06-10-15
小さな湖のほとりで- ささやま ...自由詩2*06-8-30

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