すべてのおすすめ
未来は光より早く進む
知識の海は今日も荒れていた
僕が死ぬ夢を見た
気が付いて目覚めたら帰りかたを忘れていた
約束の時間には間に合いそうになかった
想像は毎回期待していた ....
人生はゲームだ
このステージに産まれた瞬間に
ゲームはスタートする
プレイヤーは自分自身を操作して
攻略を開始する
プレイヤーによってエンディグはバラバラ
けして同 ....
立体的な画像に目を奪われ
グルグルと頭では
スプートニクが回っていた
七夕に願いをかけるなら
それはマジックで黒く染まっているでしょう
現実はいつも甘い薫りで
姿を ....
揺れる花は荒野に一輪だけ
その上で流れた一線の流れ星
空間は穏やかに過ごしていた
まだまだ口にだしていない言葉は
たくさんあるけれど
それもこの花が枯れる時には言えるだろ ....
家の押し入れにしまってあった誇り被ったギターを
みつけだしてそこから僕の人生は決まった
一人もくもくとそのあまり音がよくない安物ギターを
朝から晩まで引き続けていた
将来はビッ ....
少し遅刻気味の進路
ミスを気が付いて自分を呪った
あの頃に戻りたいのはみんな同じ
いつの間にかに出来上がった
シークレットエンディングを
見るための条件は
どれも自 ....
神の妨害がゆるされるのなら
この身を捧げることなんて
鉄と綿を天秤に架けることくらい
結果はわかっていたことだった
地下鉄の階段から見上げた
地上の灯りはとてもましにみえ ....
ある赤ちゃんは公園で
暖かい風に吹かれながら
ベビーカーから見える青い空を見上げる
ある幼稚園児は
ジャングルジムのてっぺんから
人より少し高い所から
雲がゆっくり ....
ノックをしても返事は帰ってこない
薄暗い井戸に落ちていくのは
諦めた人達
安心したくていつも命綱を
硬く身に付けていた
辛うじて意識があるうちに
君に会いに行こうと ....
騒ぎたてるのは
今世紀最大の大泥棒
月夜にのこるのは
二つの影と不気味な笑い声だけで
あとは宝がなくなっただけだった
ポーカーでの手札は
いつもロイヤルストレートフ ....
明日晴れるなら蜃気楼をみにいこう
僕がまっている何かはまだこず
降り頻る涙の雨を浴びて
脅えながらそれでもなお
コンクリートに覆われた部屋からでずにいた
きてはかえす
....
昨夜みた夜空を游ぐ三日月をみた
君は今硝子の壁ごしから何かを伝えたくて
吐息を吐いて窓に何かをかきだした
そのもじは反転していて読めなくて
君は今にも泣きだしそうな顔で
....
どこかの知らない住宅地で流れている
いびつなサウンド
それはまだ若い男が夢をあきらめず
努力ということをしている
それでも夢という狭き門に
自分は通れない事はし ....
風が届けてくれた誰かは知らない人の思い
けだるい朝の坂で僕の足はとまり先には進めない
全て君が綺麗だから僕の体は動けない
どのくらい繰り返せば毎日は明日じゃなく未来に続く
....
ゆっくりと頬を伝って流れる涙
悲しみの雪の中を体中真っ白に染まるまで
一人で泣きながらあるいた
風が吹いてサラサラと粉雪が空に登っていく
僕の弱さを心を伝って捜した
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