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(母に手を引かれて歩いていた幼い「私」は
母になにかを言いたかった でも
母の耳ははるかうえにあり
声が届かない気がして
またうつむいて 光るアスファルトを見ていた ....
見捨てられてる そんな気分で
人の波に押されて歩いた
熱帯魚のよな女の子たちよ
明るい顔してても 悩んでるんだろ
ビルのすきまから太陽が昇 ....
誰か 呼んでる
あたしを 呼んでいる
砂漠に沈む太陽
陰影を深めゆく愛しき人々
ああ この場で息絶えてもよいのだ
小さな砂嵐にいつも まかれていた
口 ....
はじめに
感動する詩論を読むと、いいなあ、自分も書いてみたいなあと思うのだけど、いかんせん筆力がなくまた、長い文章を書くのにものすごく時間が掛かるタイプなのでメモの形でアップします。(ずっとメモかも ....
その宇宙の絵本は
だんだん遠くなる孤独の絵本だった
広さを知れば知るほどさみしくて
青い宇宙がこわくて
地球が消えて 太陽系が消えて
銀河系まで消えてしまって
ぐんぐんとスピードを ....
アンディ 君の小さな胸に
アンディ つぶれた小鳥を抱いて
アンディ 泣くこともできず
アンディ 乾いた影を連れて
ひとりぽっちのアンディ
口笛も吹けなくて
さいごのコインはなくして ....
それでもゆく
やわらかさを固い外皮でくるみ
吹きすさぶ風に
涙などすぐに乾くだろう
ずぶずぶとはまりこむ
湿地帯のような母性など
もはや要らない
踏みしめられた乾いた父性が
一足ごとに ....
うまれた時に にぎっていたのは
青いちいさな さみし石
てのひらからもぐりこんだそれは
ぼくの ひざっこぞうになった
ときどき いたいの
とっちゃいたいと おもう ....
おかあさまに叱られました
穴など開けてはいけないよと
でも もう 私はすでに
頭といわず 心といわず
いろいろなところに
穴を穿たれてしまいました
すうすう寒いのです ....
「書評」紛争の心理学:融合の炎のワーク A・ミンデル著
永沢哲監修 青木聡訳
講談社現代新書ISBN4-06-14 ....
たださまようだけではなく
裸 なのだ
ただし
きらりんと光る瞳を持つ
裸の羊
裸のために役立たずと裸のために群から追われ
けれど裸のために僅かな陽射しにぬくもりに
狂喜する
....
かぐわしいてんごくのような体験は
薔薇体験
といいます
いっぺんにしらがになるような体験は
灰体験
といいます
きみのことばで
薔薇になったり
灰になったり
おお いそがしいこと ....
座卓にころがる
おちょうしが三本
テレビは巨人-阪神戦
おつまみは枝豆と鮭とば
外では蛙が鳴いている
夏の 夜
(ストラーイック!バッターアウト!
....
ボウは嵐の夜に
振り落とされたのだった
黒雲の闇からまっさかさまに
大海原へぼとりと落ちて
荒れ狂う波間に沈んでいった
気がつけば
波の切っ先が岩を削る
歩いただけで
....
みつべえさんのこんさんおすすめリスト
(14)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
手
-
こん
自由詩
3
04-4-7
金色の空
-
こん
未詩・独白
2*
04-2-27
バグダッド・カフェ
-
こん
自由詩
7
04-2-10
詩にまつわる備忘録(自戒のためのメモ)
-
こん
散文(批評 ...
5*
04-1-17
だんだん遠くなる
-
こん
自由詩
3
04-1-14
アンディ
-
こん
自由詩
2
04-1-14
結界種子
-
こん
自由詩
3*
04-1-9
さみし石
-
こん
自由詩
5
04-1-3
ピアス
-
こん
自由詩
5*
04-1-3
「書評」紛争の心理学:融合の炎のワーク_A・ミンデル著
-
こん
散文(批評 ...
8
03-12-24
裸の羊
-
こん
自由詩
7
03-11-26
薔薇運命
-
こん
自由詩
5
03-11-26
ある一夜
-
こん
自由詩
4
03-11-11
ボウは嵐の夜に
-
こん
自由詩
2*
03-10-17
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