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夏の野は沈黙の果てみつめあう
だけのくちづけ唇に蝶
じっとして壊れないよう忍び寄る
白い羽には光だけ射し
言葉などもはやいらない君をつれ
夏の丘へと逃 ....
高い塔がある
空を突き抜け街を{ルビ睥睨=へいげい}するように
その塔はそそり立っている
塔には一人の姫が住んでいた
囚われているのではない
自ら閉じこもっているのだ
目も耳も口も絹糸で縫 ....
アイバ シュウさんの石瀬琳々さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
沈黙と蝶
-
石瀬琳々
短歌
14*
07-5-25
鳥籠あるいは高い塔
-
石瀬琳々
自由詩
19*
06-11-28
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