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あの頃の
二人に捧ぐ
カスミソウ
無邪気なままの
君は遠くて
歩き出す
二人の旅に
タンポポを
また逢える日を
祈りて贈る
若葉燃ゆ
君の熱意に
照らされて
日毎世界も
情熱的に
桜散り
蒼き空には
つばくらめ
今日も世界は
光に満ちて
ふと見れば
隣に眠る
乱れ髪
その姿さえ
僕を虜に
『おはよう』と
交わす言葉に
含まれた
想いを感じて
愛察(アイサツ)となる
『また明日』
逢えると信じ
別れてく
確かな愛を
そこに感じた
その瞳
兎のように
澄みわたり
熱意の炎に
包まれている
泣き腫れた
紅い瞳は
痛いほど
君の想いを
表していた
美しき
君の隣に
居たいのに
近づくことさえ
叶わない夢
忘却の
旅の果てには
哀しみと
深い想いが
溢れだしてた
泣く君の
姿を記憶に
留めては
差し出せぬ手を
固く結んだ
門出だと
自分の心に
言い聞かし
涙ごまかし
無理して笑う
最後だと
解っているのに
言えなくて
ちゅうぶらりんの
私の心
ねえ
僕もゴミと一緒に
流してくれないかい?
そこなら光りながら
逝ける気がするんだ
暗くても
明けない夜は
ないんだと
心に灯りを
ともしてくれた
かの人は
今は隣に
いないけど
空から全てを
照らし続ける
いつかまた
話せる時が
来たならば
感謝の気持ちを
君に伝え ....
愛すると
決めた心と
裏腹に
放つ言葉は
重みもなくて
幾度も
言葉で君を
痛めつけ
愛する意味を
履き違えてた
支配さえ
愛のカタチと
思い込み
いつしか愛は
狂おしくな ....
この躰
闇に包まれ
消え逝くも
想い変わらず
光となりぬ
いつかまた
君にまみえん
陽のもとで
消え逝く願いを
光に変えて
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