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踏みしめる雪の靴音は
清らかに固められた冷気のこすれるような強情さで
色の薄い太陽と
水を透かしたような蒼の空

登校する子供達の歩道の
一本道が少しずつ踏みしめられて
坂下まで続く
 ....
昼間なのに少し薄暗い北向きのカフェ
観葉植物の傘の下で
大きな背もたれのひじ掛けがついた椅子に深く腰掛け
背中の後ろ、ガラス窓から差し込む少しの陽射し
店内には静かにジャズ

まったく僕は ....
土曜日の午後
少しけだるい空気の中で
僕の前に座る女と
その後ろの大きな観葉樹
いつも小さな女の話し声が
今日はより小さく感じて
僕にはいくつかの言葉を聞き取ることができない

それな ....
北大路京介さんの高林 光さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬の朝の詩- 高林 光自由詩418-4-3
彷徨いの淵- 高林 光自由詩616-11-5
フィカス・ウンベラータ- 高林 光自由詩7*16-9-5

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