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一夜に十ばかりの夢を見続けよ


坂下り真っ直ぐ一つの夢に入る

満月や蓋を開けたる箱一個

破船一つ夏至の最中を過ぎ行けり

からす瓜繁茂しており十の首

紫陽花や十児を抱く物 ....
たんぽぽの綿毛を吹いて来世待ち 

女王は一匹でいい梨の花 

すみれ草 光線銃で焼き尽くせ  

蓮華草食べて明日もハロワ行く 

毒性があると知りつつ躑躅蜜

咲いた ....
 夏が来た

  みたいだけれど

ねむいなあ
{ルビ朝寒=あささむ}や子宮の奥へしのびこみ


初秋の路上に晩夏わだかまる


塗りたての青あざやかに秋の空


コンビニで桃缶さがす風邪の人


ほおずきが臓器のようにおち ....
   木漏れ日や 蝶もたゆたふ 契りの庵  二週間ぶりに見上げた空に、月 天道虫迷う私の前を行き

蟷螂の雌になりたしふられた日

蜜蜂の針にも似たり詩の言葉

紋黄蝶陽光のうち見え隠れ

蝉の仔よお前は何を夢に見た
君放つ闇を見送り過ぎる華


君鳴らす一弾指さえも春疾風


一巡で更に重なる基次郎


邪曲した想い返すもあいのうた


溶け落ちる心後ろに猫の恋
滲みでる空へ向かって飛び跳ねて 一つ二つ三つヒガンバナ咲き出した
一輪の一つ二つ三つだけ咲いている

ヒガンバナ一輪に足りぬ彼岸花
青白い茎まっすぐなヒガンバナ

指を開くように此岸を数えてる
爪の先を割って真っ赤な花 ....
むせかえる 肌の匂いで 妄想す

うなぎより 冷麺よりも かきごおり(苺)

いい年の 君のうなじに あせもでき

束の間の 癒しの時間 雨宿り

花細工 萎びてもなお 花細工

 ....
げこげこげこ
かえる時間の畦道で
プル式さんの俳句おすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一十百千- 春日線香俳句117-5-26
花ごよみ_春- 北大路京 ...俳句22*12-3-30
夏至- Wasabi 俳句510-6-22
本日は晴天なり- 吉田ぐん ...俳句909-9-4
(_報国寺にて_)_- 服部 剛俳句108-9-7
中秋- ささき俳句1*07-9-25
愛しき虫達- 亜樹俳句1*07-9-4
猫の恋- 藤原有絵俳句3*07-4-23
空色逆流- 零椅俳句3*07-4-15
彼岸花- 小池房枝俳句8*06-9-11
初夏のほころび- 由香俳句12*06-6-30
夕暮染闇初夏之下校時間- ふくだわ ...俳句406-6-10

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