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仔猫は虫の卵を食す振りをして
実は機械をいじっていたのではなかったか
昆虫卵嚢内部は勿論精密機械構造になっている
油が トクトク 流れていたのではなかったか
となると
球体構造の機械を
仔 ....
未来はもっと不確定
気まぐれとわがまま混ぜて
形の定まらないアメーバ作った

夢は形を変えて増えていく
自分と未来は追いつかない
ひとつひとつ失われる記憶があって
それが僕らを焦らせ ....
ぼくは詩人

綺麗な詩をいくつも創りだし
その詩をみんなの心の中に奏でることに
なんの苦労もない
それは自分の楽しみ
それはみんなへの喜び

今日もまた

朝の散歩をしていたら
 ....
メロディーがその仔猫を取り込むと
仔猫は
おびえた!!
あまりにも当たり前の光景なのでしばし見惚れると
たくさんのメロディーたちが仔猫を片っ端から取り込んでいった
これもあまりにもおあつらえ ....
   カカ カカ カ
     くる くる くる
         カ カカ カカ カ
             くるくる くる
くるくる回る機械の中心に
仔猫の憧憬画みえたよ
分解
し ....
空腹と淋しさがごっちゃになって
肉まんは僕の友達です
105円という値段に親近感を覚えて
肉まんは僕の友達です
周りのみんながよろしくやって自分だけが冴えなくて
肉まんは僕の友達です
冬の ....
赤ちゃんが乗っています
世間でステッカーがはやりはじめると
和泉町3丁目にある零細ステッカー会社の社長はへそまがりだから
赤ちゃんだけ特別扱いするのはおかしい と言い出し
次のような亜種をどん ....
おまえが絶望していると言うから
俺は絶望していられなくなった
おまえが取り乱すところを見たから
俺はもの凄く落ち着いた
おまえが傷ついているのを見たくないから
俺は自分のことを棚に上げた
 ....
ぼくときみのユル〜い世界から
俺とお前のキッツい世界へ
関係を高めよう、深めよう
真実を語り合おう、分かち合おう
いつまでもショートケーキじゃいられない
だからとんこつラーメンをめざすんだ
 ....
国道を利根川の河川敷にむかって歩いた
あそこで彼女と連れションして葉っぱでふいたりしたことを
いま
しみじみとおもいだしている

腕の中には死んだタヌキ
わたしたちは
それを埋めたかった ....
降りるんだ
地上へ
見せかけじゃなく
水面下へ
沈むなら羽田沖
沈めるだけ
沈んで


10月は過ぎ
11月は過ぎ
手には
しなびた無花果


怒りが必要だ
チダマ ....
(またぁ〜?
鼻声でぼやきながらも
まだ真っ白いきみは
名を呼ばれれば起き上がる

腹筋に力をこめて身構える僕と
わずか三行で寝付いた妹の間を
髪を揺らしながら
へこまし、へこまし
 ....
心がきしんだ音がして

心配になっておびえていた

ぜったいれいどぼくの体の

心は氷っていたんだ

腕には手錠をかけられて

誰もいないのに話しかけた

なんで僕はここにいる ....
 
私はとても小さいので
海を見れば
海でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
空を見れば
空でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
風を匂えば
風で ....
さようなら さみしかった世界
忙しいたましいたちが
3丁目のスクランブル交差点の上をやたらゆきかう
空耳のクリスマスソング

誰もたすけたりできないな
とかいう目でみたから世界は
「誰か ....
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       ←   ....
今日の道具は冒険小説です
勇敢な主人公に心を重ね合わせて
胸わき踊る展開を楽しみます
時間を忘れます
臆病な自分を忘れます

今日の道具はマンガです
笑って泣いてまた笑って
楽しい平面 ....
足跡が一つ
僕の前の廊下に
ついている。
あまりにも小さく
不気味な足跡

ひょっとすると
僕のお母さんかもしれない
そう思って跡をつける

足跡が一つ
部屋のカーテンの影に
 ....
いつだって
君はその場しのぎで生きている
辻褄合わせに行き詰まると
多段式ロケットのように
それまでの人生を切り離し
昨日までの生活
昨日までの人間関係を
リセットするかのように生きてき ....
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         ↓      
         ↓      
               ↓
           ....
もともと
あてになる眼ではないけれど
それでも
夕陽の色彩くらいは
心得ている

川辺は 減速を始めている
木立は 瞑想を始めている
鳥達は 安息を始めている
あきらかに夕陽の時 ....
硝子細工の
幾つかの重なりは
小さな風の溜まり場をくるくるとかき混ぜて扉を揺らし
丘に続く小道を夢見るのです

夏が降り
気まぐれな模様を織りなして
あのひとの指に留まった雨粒が私の
 ....
               
 み  み み  み     
 み  み み   み    
 み  み  み   み   
  み み  み   み   
  み  み み    み   ....
 ごめんね、わたしといるとつまんないよね
 ほんとう、ごめんね

 つかれるでしょう?わたしといると
 だって・・・
 なにしゃべっていいのか、わからないんだもん
 だから、つまんない ....
                   − 素子へ、特別版 −


子供の頃は戦後のモータリゼーションが
発展し始めた時期で
うちの車は初代パブリカのデラックス
その頃は車のグレードと言った ....
                           

フライパンの、うえ
微塵、ぎりに
にん、にく
じゅう、しゅわ
どうか、焦がさぬよう
ピュアな、液体で
いためる、の
グチ ....
               
               
花              
花              
 花             
 花              ....
               
               
               
     〜 〜 〜     
     〜 〜 〜     
     〜 〜 〜      ....
電気、いらない
ガス、いらない
石油、掘るな
あたたかさなんて
必要ない

地球環境守る
これがぼくの温暖化防止条約


電車、止めろ
車、スクラップ
飛行機、撃墜
あたたか ....
いい加減教えて下さい、おかあさん
わたしは本当にあなたから生まれてきたのでしょうか?
わたしは本当にあなたとおとうさんの子供なのでしょうか?

いい加減本当のことを言って下さい、おかあさん ....
狩心さんの自由詩おすすめリスト(349)
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メロディーの羅列たちが仔猫を取り込んでいったのです- 今唯ケン ...自由詩5*06-3-19
易しい構造機械「説明書はありません。」- 今唯ケン ...自由詩6*06-3-17
肉まんは友達- 新守山ダ ...自由詩706-3-14
赤ちゃんが乗っています- haniwa自由詩81*06-3-10
自分なんて- 新守山ダ ...自由詩606-3-10
愛に向かって- 新守山ダ ...自由詩106-2-3
ワンダー- モリマサ ...自由詩6*06-1-30
REVERSE!- 大村 浩 ...自由詩6*06-1-23
かすがい- 佐野権太自由詩5*06-1-12
- こめ自由詩406-1-6
私はとても小さいので- 松本 涼自由詩114+*06-1-2
メリークリスマスミスタージェンキンズ- モリマサ ...自由詩17+*05-12-16
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現実逃避の先に- 自由詩5*05-9-22
お母さん- 佐藤伊織自由詩6*05-7-23
君に伝えたいこと- 恋月 ぴ ...自由詩8*05-7-21
少年は舌を指差している_1- 槙田雪自由詩3*05-7-19
夕陽が堕ちる- 千波 一 ...自由詩15*05-6-26
或る夏の理由_「風の通り道」- 藤丘 香 ...自由詩33*05-5-21
D- 槙田雪自由詩305-5-10
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箱式- 槙田雪自由詩705-4-13
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