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手の中で息絶えていく
鮮やかな言葉や夢が
何の意味もなく
何の意味もなかったもののように
僕の中で沈黙する
その、瞬間が。
雨音のように僕を黙らせる
だから、かなしくて。
....
さわらないでと
胸に茨を抱きかかえたまま
叫んだね。
マゼンタの色の野ばら
きみと、ぼくの
灰に涸らされてゆく喉で
必死に歌っていた僕ら
君は僕に蕾ひとつない
花冠を作って ....
atsuchan69さんの水島芳野さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
白い世界の果てに
-
水島芳野
自由詩
2
09-4-14
野ばらの王国
-
水島芳野
自由詩
8*
09-4-1
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