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新緑の大草原で海から吹き抜けてくる風を全身に浴びて 君は古内東子の『淡い花色』を唄った 君の甘くも切ない歌い方に僕の胸は熱くなってくる 最後の「ランジェリー・ラヴ…ランジェリー・ラヴ…」というところ ....
暇潰しに入った近所の小さな図書館で 私は自費出版で出したある詩人の詩集を見つけた
この詩人は名も世間に知れ渡っておらず 芽の出ないまま死んでしまったらしい
春の日溜まりの中で読む詩集は 輝い ....
天変地異が起こった 悪霊達がハルマゲドンに全世界の王達を集めた
一人の緑豊かな国の王が言った これからどうします?
一人の砂漠の国の王がこう言った ここにミレニアムキングダムを創れと先程あな ....
TVは無料だ 衣服は支給されたものだ 浮遊大陸に住んでいる
雲の上に浮遊大陸はある だから天候に左右されることはない
昔の生き物達は 雲の上に浮遊大陸があると信じて止まなかった しかし文明が ....
時計の針は静かにキャベツを刻んでいる
僕は暗闇の玉を抱えて外の世界と限りなく近く相対的な関係を保っている
深夜の間は僕は自由に動けるのだ ドラキュラのように昼間は思うように動けないのだ 僕は ....
誰も寝てはならぬ さもないと死神のトゥーランドットがケタケタと白骨の顎を鳴らし笑いながら大きく鋭利な鎌を振り上げて魂を奪ってしまうぞ
さっそく眠り込んだ者がいるな ほぅ 狐の親子か トゥーランド ....
夢の中にあった電話帳に載っていた電話番号に夕方に電話をかけてみたらなんと君が出てきた
「あなた夢の中の電話帳を見たのね。改めて言うことじゃないけど、夢の世界っていうのは全人類に共通した世界なのよ。 ....
昔或る国が或る国を占領した 国民全てが捕らえられ 牢屋へ入れられた
占領した側のお姫様は牢屋を見回っている時に 占領された側の王子を見た
それは一瞬のことだった しかし永遠のものとなった お ....
遠くの景色ばかり見る骸骨 人形
ぺんぺん草が生えた土地にぽつんと一軒だけ立つ 露店と店屋
この店は主に肉体を無くした魂や影によって賑わっている
この近くで大きな戦争があった
大勢の戦 ....
午後十時を過ぎると外は絶対零度に陥る
誰も外に出る者はいない
一年中 この調子だ
どうしても出掛けなければならない用事があって 外に出る時には 宇宙服のような最高の防寒具を着て出る
....
停車中の自動車の排気ガスが螺旋状に吹き出ている
中華料理屋の近くの排水溝から白い煙が温泉の湯煙のように湧き上がっている
地面が雪が凍ってコーティングされていて ネオンや電球で照らされている ....
君は森の中で首を吊った
美しい君が強固な樹木のしっかりした太い枝に荒っぽいロープを巻き付けて
穴という穴から流れ出る体液 垂れ流す汚物
下にはそういう溜まりができている
不気味な色の ....
通気口から地獄の呻き声が聞こえてきた
僕はいつもそれを聞くと心が砕かれる
頭は混乱して呻き声が通気口から耳許に移って永遠と苦しめ続ける
僕はこの詩を書いて身を浄化させるつもりだ
僕 ....
atsuchan69さんのはじめさんおすすめリスト
(13)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ランジェリー・ラヴ
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はじめ
自由詩
4*
07-6-11
繋がっていくもの
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はじめ
自由詩
13*
07-6-6
ハルマゲドンの王国
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はじめ
自由詩
3*
07-5-27
スカイ・アドベンチャー
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はじめ
自由詩
4*
07-5-16
君の街から
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はじめ
自由詩
5*
07-5-8
誰も寝てはならぬ
-
はじめ
自由詩
8*
07-4-11
絆
-
はじめ
自由詩
2*
07-4-2
お姫様と王子
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はじめ
自由詩
4*
07-4-1
肉体屋_またの名をヤドカリ屋
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はじめ
自由詩
8*
07-4-1
真夏のアブソリュート・ゼロ
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はじめ
自由詩
8*
07-3-30
風のブブブ
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はじめ
自由詩
4*
07-3-25
記憶の森
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はじめ
自由詩
4*
07-3-22
地獄の声
-
はじめ
自由詩
1*
07-2-27
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