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黒が透き通る世界に
いろんな音が混ざりこむ
犬の寝息
もれる電子音
そして、一瞬しんと静まる
夜の音
星の瞬き音に呼び止められ
黒と混ざり合った空を見上げる
逆さに ....
使い古された男のそれのような
亀頭をそっと覗かせて
疑心暗鬼に世を憂う
お前が生きて最早万年
そろそろ敵も絶えた頃
お前の甲羅も外したらどうだ
重かろうに
窮屈だろうに
....
あはれ女の妖かしは
されど現の恋か知らん
まるで豚の子を産んだ
素知らぬ顔の母の様
嗚呼待てど暮らせど来ない人
足が地へとへばり付く
そこから地下へと根が生えて
私の血が水 ....
【ア段】
愛していると仰るの
買われましたと言い返す
去り行く今夜違う背中
たちんぼの我を見つめよ
泣き言啼き声なんでも出せる
はめられるのかはめ ....
「女の人生はまるで芝居だ」と云ふ貴方
貴方は分かったように云ふけれど
命を賭けた名演技
貴方に添うその女も
科白をなぞっているだけよ
乞い買われて
飼いならすかのような錯覚 ....
「みそうどん」
大好きなうどんの
脳味噌和え
少し辛みがきいてるけれど
隠し味とでも思いなよ
ちゅるちゅるちゅる
冬場より夏の方がおいしいかもな
ちゅるち ....
壊れた部品のお取替え
旧式だから全替えです
いろんな思い出もあるでしょうが
バックアップはとっていますし
どうせ代わりはいくらでもいますから
実際として
彼は死んでしま ....
atsuchan69さんのなかがわひろかさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
黒に滲む、音と空
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なかがわ ...
自由詩
5*
07-2-13
亀の甲羅
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なかがわ ...
自由詩
4*
07-2-12
狂女、ここにあり
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なかがわ ...
自由詩
3*
07-1-22
かしらもじ
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なかがわ ...
自由詩
5*
07-1-21
女の一生
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なかがわ ...
自由詩
5*
07-1-19
「みそうどん」/「四角四面」/「厭世観」
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なかがわ ...
自由詩
3*
07-1-2
サラリーマン機械
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なかがわ ...
自由詩
7*
06-12-28
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