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小さく開く掌のまだ柔らかい皺ひとつ
時の過ぎるにいつの日かまめのいくつもつき始め
年輪の如く物語る人生まだ語るに足らず
そっと包んだ我の手の汚れは二度と振り消 ....
月が沈む
呼吸を止めて惰性で滑り降りる
しんとした
虚空の直中
廃墟の階段で
草が揺れる
....
atsuchan69さんの遊羽さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
掌と時
-
遊羽
自由詩
5*
09-7-5
明日の廃墟
-
遊羽
自由詩
4
06-10-25
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