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二〇一六年九月一日 「断酒」


 FBで、しじゅう poke される方がいらっしゃるのだけれど、正直、返事が面倒。すてきな方なので、「poke やめて」と言えないから言わないけど。

 9 ....
二〇一六年八月一日 「胎児」


自分は姿を見せずにあらゆる生き物を知る、これぞ神の特権ではなかろうか?    (ミシェル・トゥルニエ『メテオール(気象)』榊原晃三・南條郁子訳)


二 ....
二〇一六年七月一日 「ヴィーナスの腕」


コンクリート・鉄筋・ボルト・ナットなどなど
構造物の物質的な素材と
温度や重力や圧力や時間といった物理的な条件や
組み立てる技術や出来上がりの見 ....
二〇一六年六月一日 「隣の部屋の男たち」


 お隣。男同士で住んでらっしゃるのだけれど、会話がゲイじゃないのだ。なんなのだろう。二人で部屋代を折半する節約家だろうか。香港だったか、台湾では、同 ....
二〇一六年五月一日 「叛逆航路」


 お昼から夕方まで、『The Wasteless Land.』の決定版の編集を大谷良太くんとしていて、そして、大谷くんと韓国料理店に行って、居酒屋に行って、 ....
二〇一六年四月一日 「愛のある生」


愛のある生

それが、ぼくのテーマだ。

「生」とは
いのちの輝きのことだ。

しかし、嘘は、すばらしい。
人生を生き生きとしたもの ....
二〇一六年三月一日 「ブロッコリー」


いま、阪急西院駅の前のビルに自転車をとめたら
めっちゃタイプの男の子が近づいてきて
わ~
さいきん、ぼく、めっちゃ、もてるわ~
ってなこと ....
二〇一六年二月一日 「アルファベットの形しかないんかいな、笑。」


 何日かまえに、FBフレンドの映像を見て、いつも画像で、ストップ画像だから、ああ、素朴な感じでいいなあと思っていたら、映像で ....
二〇一六年一月一日 「20世紀アメリカ短篇選」


『20世紀アメリカ短篇選』は、むかし上下巻読んだんだった。でも、ひとつも憶えていない。きのう、スピンラッドの短篇集だと思っていた『星々からの歌 ....
二〇一五年十三月一日 「芸術は自己表現はない」


 自己の表現と、自己表現は違う。2015年9月29日のメモ「いまだに芸術を自己表現だと思っている連中がいる。きょう、職場で哲学の先生たちがお話 ....
二〇一五年十二月一日 「毛布」


 きのうのうちに終えるべき仕事をいま終えて、これからイーオンに毛布を買いに行く。クローゼットに毛布が1枚もないのだ。捨ててしまったらしい。これまた記憶にないの ....
二〇一五年十一月一日 「海に戻る。」


 ぼくはまだ体験したことがないのだけれど、おそろしい体験だと思うことがある。自分がどの時間にも存在せず、どの場所にも存在せず、どの出来事とも関わりがない ....
二〇一五年十月一日 「℃℃℃。」


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二〇一五年九月一日 「明日」


 ドボンッて音がして、つづけて、ドボンッドボンッって音がしたので振り返ったら、さっきまでたくさんいた明日たちが、プールの水のなかにつぎつぎと滑り落ちていくのが見 ....
二〇一五年八月一日 「恋」


 恋については、それが間抜けな誤解から生じたものでも、「うつくしい誤解からはじまったのだ。」と言うべきである。


二〇一五年八月二日 「ディーズ・アイズ。 ....
二〇一五年七月一日 「I made it。」



かるい
ステップで
歩こう


かるい
ステップで
歩くんだ

もう参考書なんか
いらない

問題集も
捨てて ....
二〇一五年六月一日 「こころに明かりが灯る」


 以前、付き合ってた子が遊びにきてくれて、二人でDVD見たり、音楽聴いたりしてた。世界いち、かわいい顔だと、きょうも言った。「きっと、一週間 ....
二〇一五年五月一日 「HとI」


 アルファベットの順番に感心する。Hの横にIがあるのだ。90度回転させただけじゃないか。エッチの横に愛があるとも読める。もちろん、Iの横にHがあるとも、愛の横 ....
二〇一五年四月一日 「少年はハーモニカの音が好きだと言った。」

 これは、『ゲイ・ポエムズ』に収録した『陽の埋葬』の一つに書いた少年の言葉だった。ぼくがまだ20代だったころの話だ。なんで思い出し ....
二〇一五年三月一日 「へしこ」


 日知庵で、大谷良太くんと飲みながらくっちゃべりしてた。くっちゃべりながら飲んでたのかな。ケルアック、サルトル、カミュの話とかしてた。へしこ、初体験だった。大 ....
二〇一五年二月一日 「樵」

 30年ほどむかし、毎週土曜の深夜に、京大関係の勉強会かな、京大の寮をカフェにしていて、関西のゲイやレズビアンの文学者や芸術家が集まって、楽しく時間を過ごしていたこと ....
二〇一五年一月一日 「初夢はどっち?」


 ようやく解放された。わかい、ふつう体型の霊が、ぼくの横にいたのだ。おもしろいから、ぼくのチンポコさわって、というと、ほんとにさわってきたので、びっく ....
二〇一四年十二月一日 「イエス・キリストの磔刑」

 イエス・キリストが磔にされるために、四条河原町の交番所のところを、自分が磔にされる十字架を背負いながら歩かせられていた。それほど多くの民衆が見 ....
二〇一四年九月一日 「変身前夜」

 グレゴール・ザムザは、なるべく音がしないようにして鍵を回すと、ドアのノブに手をかけてそっと開き、そっと閉めて、これまた、なるべく音がしないようにして鍵をかけた ....
二〇一四年八月一日 「蜜の流れる青年たち」

 屋敷のなかを蜜の流れる青年たちが立っていて、ぼくが通ると笑いかけてくる。頭のうえから蜜がしたたっていて、手に持ったガラスの器に蜜がたまっていて、ぼく ....
二〇一四年七月一日 「マクドナルド」

 けさ、近所の西大路五条のマクドナルドのカウンター席で、かわいいなと思った男の子に、ぼくの名前と携帯の電話番号を書いた紙を手渡したら、大きく目を見開かれてし ....
atsuchan69さんの田中宏輔さんおすすめリスト(176)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩の日めくり_二〇一六年九月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-6-14
詩の日めくり_二〇一六年八月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-6-7
詩の日めくり_二〇一六年七月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-5-31
詩の日めくり_二〇一六年六月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-5-24
詩の日めくり_二〇一六年五月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-5-17
詩の日めくり_二〇一六年四月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-5-10
詩の日めくり_二〇一六年三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-4-24
詩の日めくり_二〇一六年二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-4-17
詩の日めくり_二〇一六年一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-4-10
詩の日めくり_二〇一五年十三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩15*21-4-3
詩の日めくり_二〇一五年十二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13+*21-3-27
詩の日めくり_二〇一五年十一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩15+*21-3-19
詩の日めくり_二〇一五年十月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-3-12
詩の日めくり_二〇一五年九月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-3-6
詩の日めくり_二〇一五年八月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-2-27
詩の日めくり_二〇一五年七月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩16*21-2-20
詩の日めくり_二〇一五年六月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩17+*21-2-13
詩の日めくり_二〇一五年五月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩16*21-2-7
詩の日めくり_二〇一五年四月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩17*21-1-31
詩の日めくり_二〇一五年三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-1-24
詩の日めくり_二〇一五年二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-1-17
詩の日めくり_二〇一五年一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-1-11
詩の日めくり_二〇一四年十二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*20-12-27
詩の日めくり_二〇一四年九月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*20-11-29
詩の日めくり_二〇一四年八月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩16*20-11-23
詩の日めくり_二〇一四年七月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*20-11-18

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