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嗚呼
今宵もまた上弦の月

この月を見ると
あなたを思い出す
いえ
常にあなたを思っています
今も

隣りにあなたがいるという
この日、七月七日

それだというのに
どこかう ....
・・・雨。

空は願いで満たされて
重く沈んでゆく(まるでヒッグス粒子だね)

それでも
雨上がりの夜空

皮肉でしょうか
なんだか空気が澄んでいるようで
夏のわりには
綺 ....
雨が降ればいいのに

たなばた

空の上のふたりの恋の話なんて
どうでもいい

だって自業自得でしょ?
天罰でしょ?

でもいいじゃない、年に一度きりだって
逢えるんだから

 ....
ぼんやりと 外を眺める
雨の日
誰もいない校庭

賑やかな廊下 教室

ただ 退屈な、
いや、馴染めないでいる
寡黙の私

語りかけてくる
言葉をさえぎるようにため息

チャ ....
自分の命と引き換えに
お願いをしたことがある

神様、仏様、
あるいは悪魔でも構わなかった

願いを叶えてくれるなら
誰でもよかった

白い犬だ
大切なペットだ

それが病気に ....
みんなといってみたかった場所がある

それは地平線が見えそうな草原に
暖かな風が吹く海辺に
木漏れ日が揺れる森に

みんなはもう土の中だね
墓石も何も無く
静かに僕の庭にいるんだね
 ....
風の無い穏やかな夜

仕舞い忘れた鯉のぼりが
だらしなく天を仰いでいる

それでいて
雲はせわしなく月を見え隠れさせて

不安定な上空には入道雲

たしかに今日から夏ですが
少し ....
ペポパンプさんのちゃむさんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
上弦の月- ちゃむ自由詩312-8-25
不幸な七夕- ちゃむ自由詩512-7-8
それはまだまだ幸せのひとつで- ちゃむ自由詩512-7-6
走る- ちゃむ自由詩312-6-20
命の重さ- ちゃむ自由詩212-6-12
最初の森- ちゃむ自由詩412-5-12
立夏- ちゃむ自由詩612-5-5

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