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おわりが終わり
はじまりが初まる
夢も希望も失った今こそ
私の宇宙が脈動する時
太陽よりも
強く輝きたい
もし運命というものがあるのなら
運命なんぞ
張り倒してしまいたい
心から
心から
強くなりたい
星々よりも
たくさんの強さを
月よりも
優しく清らかに
....
光があるということが
どんなに素晴らしいか
窓辺より五月の風が吹く
風は陽光に照らされ
照らされて
光の音律を奏でる
私は光を呼吸し
この世に希望があると知る
ああ太陽
太陽 ....
とろけるように融けていく
心
「ありのままでいいんだよ」
君の言葉が
私の耳朶に響き
遠く五月の空まで
轟いていく
五月の陽気の中に
風に薫る葉末の声を聴く
陽光に照らされた風が
頬を優しく撫ぜる
永遠に解けない謎
私の中のダブルスタンダード
太陽に照らされて
融かされていく
ここに生あ ....
雪が降り積もる
雪が降り積もる
まるで私の記憶のように
雪が降り積もる
雪が降り積もる
まるで何かのメタファーのように
天にあるとき
雪は天のもの
地にあるとき
雪は地のもの ....
私は思考の海にたゆたう小宇宙
早く真っ白になれればいいな
嬉しくて サラサラ
哀しくて サラサラ
サラサラ サラサラ
おもいは流れる
流れ流れて
青空に溶けていけばいい ....
真白にそめあげる雪を見て
私は考えた
白とはどんな色だろう
染めるものでなければ
染まるものでもない
端然と 静かに
無音で 沈黙し
そこにある白
拒否し
包含し
白は ....
回生の朝に
木々は青々と輝く
どこに行っても僕は
素晴らしい人生を送るでしょう
泣けない
泣かない
もうそんなことでは
泣けないんだ
雨上がりの晴れた午後
本当に泣けることでしか
泣かないと
誓う
いつかこの肉体は崩壊するだろう
この精神もほどけるだろう
それまでに何ができるか
考えたい
この青く大きい空の下
両手をいっぱいに広げて
やがて命の海に融けていくとき
私は知るだろう ....
大きく息を吸って
そして吐こう
もう一度大きく息を吸って
そして吐こう
青空に瞳を向ければ
そこに無窮の空間が広がる
なんだかんだと小さなことに
こだわっても
大きく宇宙は広が ....
光があることにおどろいた
南側のドアをあけた時
光があることにおどろいた
闇を見つめることに慣れていたので
光を見つめて
まぶしさに目を背けそうになるが
背けずにいたい
太陽は直 ....
さようなら
さようなら
みんな簡単に手をふるけど
この夏は
一度きりの夏
君も
甘夏色の麦藁帽子をふって
家路につくんだね
エーゲ海の青
カルフォルニアの青
ナイアガラの青
奥入瀬の青
夜明け前の青
私の青は
さまざまな色取り
青く澄んで
青く澄んで
輝く白銀となる
誰かに愛された思い出だけが去来して秋
人を愛した記憶だけが吹き抜けて青空遠し
私という鳥は
かくも遠くまで飛べる
それを知る時
私は戦き 畏れた
行っても行っても
青い空間ばかり
悲しみも喜びも
私を通り抜けていく
いつの間にか
私の胸にも青い空間ができる ....
らくだ
らくだ
月夜のらくだ
らくだの黒目は何を見る
地平線の果てまでも
星明かりのみ
らくだ
らくだ
月夜のらくだ
かなしみもよろこびも
おまえには見えるのかい
私が何もしなくても
時間は流れていく
社会もまわっていく
つかみとるには
うって出て
多少傷を負ってでも
闘うしかない
張り裂けそうな胸の内を
君は何処へ持っていくんだい?
君の想いが
地中深く根をはって
一輪の華が
咲くといいね
僕は自分自身を自覚した
自分がどんなに素晴らしいのか
その素晴らしさを
自覚せよ
自分がどんなに強いのか
その強さを
自覚せよ
自分がどんなに大きいのか
その大きさを
自覚せよ
自分がどんなに優 ....
心にぽっかり空いた
大きな穴を
欲望に身を焼いて
埋めようとしましたが
だめでした
心と心が
つながらなければ
何もないのです
心のつながりが
希少なことは
夜空にひとつだけ
....
ラジオから流れてくる
何気ないナンバーに
心動かされたりする
気付くと世界は歌っていた
木も歌っている
草も花も鳥も歌っている
石ころも雲も風も
空も太陽も月も星々も歌う
私も歌う
....
心の窓はどこに開いていくんだろう
信じ 信じられる心の窓を
もっと もっと 開きたい
心の窓はどこに開いていくんだろう
開いてみたら
宇宙まで届くものでありたい
どれほどの命が
....
言の葉が 舞い
言の葉が 光り
言の葉が 歌う
言の葉の大樹に寄り添い
顔を上げれば ほら
言の葉が楽しげに 歌う
木漏れ日はまぶしく
光り 舞って
言の葉の旋律を奏でる
一 ....
どうしようもない
奈落の底にすいこまれるような
欠落
人生に完璧はありえない
だから
欠落は
欠落のままでいい
闇が深いから
光はまばゆいんだ
君になにかしてやりたいと思うが
今の君には
痛いだけ。
だから
そっと見守ることにするよ
祈りが光となって
大空に響きわたればと思う
やがて君の心に
光がさしこみますように
赤 青 黄 緑と
流れゆく風景が
私には 見える
葛藤をくりかえしながら
私は資本主義の街角を 曲がる
私も三十を越えて
多少ズルくなった
でも
生きる途中でなくしたもの
得たも ....
哀しみが河の流れのように
続いていくとしたら
流れはどこまで
どこまでいくのだろう
喜びの大海へと
注ぎ込むのは
いつの日のことだろう
哀しみが星のように
またたくとしたら
輝き ....
ペポパンプさんの渡辺亘さんおすすめリスト
(100)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
おわりの終わり
-
渡辺亘
自由詩
1
08-6-11
ギラギラ
-
渡辺亘
自由詩
1
08-5-19
五月の陽光の中で
-
渡辺亘
自由詩
1
08-5-7
氷解
-
渡辺亘
自由詩
3
08-5-1
薫風
-
渡辺亘
自由詩
2
08-4-25
雪
-
渡辺亘
自由詩
1
08-4-14
独り言
-
渡辺亘
自由詩
2
08-2-26
白
-
渡辺亘
自由詩
1
08-2-26
今朝
-
渡辺亘
自由詩
1
08-2-7
流涙
-
渡辺亘
自由詩
1
07-12-29
無題
-
渡辺亘
自由詩
1
07-12-29
呼吸
-
渡辺亘
自由詩
2
07-11-27
まっすぐに見る
-
渡辺亘
自由詩
3
07-11-27
夏
-
渡辺亘
自由詩
2
07-11-21
青
-
渡辺亘
自由詩
1
07-11-21
_
-
渡辺亘
短歌
2
07-11-4
遠く
-
渡辺亘
自由詩
1
07-11-4
砂の海にて
-
渡辺亘
自由詩
3
07-10-14
闘い
-
渡辺亘
自由詩
2
07-9-15
夕暮れ
-
渡辺亘
自由詩
1
07-9-15
覚悟
-
渡辺亘
自由詩
2
07-9-7
友に
-
渡辺亘
自由詩
1
07-9-7
星
-
渡辺亘
自由詩
1
07-8-5
鳴り響く
-
渡辺亘
自由詩
1
07-6-24
窓辺から
-
渡辺亘
自由詩
1*
07-3-30
言の葉
-
渡辺亘
自由詩
3*
07-3-1
欠落
-
渡辺亘
自由詩
1
07-1-30
祈り
-
渡辺亘
自由詩
5*
07-1-24
街角
-
渡辺亘
自由詩
1*
07-1-13
哀しみは河の流れのように
-
渡辺亘
自由詩
4*
07-1-2
1
2
3
4
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