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 小さな詩を書こうと思う
 微生物のように
 ゾウリムシのように
 ミジンコのように
 誰にも目につかないような小さな詩は
 きっと誰の胸にも届かないだろう
 この大きな世界に
 小さな ....
 この病んだ時代に咲き誇る花
 その輝きは時代を超える

 傷つきやすいガラス細工の心
 その心は昼も夜も
 霞のかかった丘の向こうを見据えている

 飛び出したい衝動を抑えることは
 ....
 夢の中に巣くった蜘蛛

 かたくなに

 何も残せぬまま時は過ぎて

 想いは届かない

 胸の中で点滅するあなた
 流れるように月日は過ぎて
 あんなに恋焦がれていたあの娘のことなんかも
 色褪せて
 季節風に乗って運ばれる俺達
 君の暖かい声
 君の輝く瞳
 君の柔らかな頬
 すべて時の船にゆらゆ ....
 新緑に冴える風景の中に飛び込んで
 心に積もった埃をぬぐうように
 青い空のした
 駆け出した

 扉を開けようともがいた寒き日の記憶
 心まで凍えそうになりながらも
 残り火を絶やさ ....
上がったり下がったり
 俺の心の温度
行ったり来たり
 俺の旅路

どこに向かうかなんて考えるのは止めにした
自分の位置を知りたくて
確認するのももう面倒くさい
ただ今を生きることにし ....
 ぼやけた頭
 静かな水面にさざなみがたつ
 
 昨日の俺は冴えてなかった
 今日の俺は流れて消えた
 明日の俺は歌うだろう

 立ち止まり見上げる星空
 目を凝らせばあの子の笑顔
 ....
 つないだ手のぬくもり
 暖かな日差しに照らされ
 おもわずステップしてしまいそうな
 そんな


 ある春の日


 公園にはいり
 芝生の上に仰向けで寝る
 鳥達のさえずりが ....
 人は傷つきやすく寂しい流れ雲
 目的地への旅は続く
 あなたの涙あたたかく
 コンクリートは冷たい感触
 胸にも刺さる
 いったい俺達の熱い雪をも溶かす想い
 どこで報われるのか
 生 ....
 妹よ
 お前にはいつも迷惑をかけてきたな
 幼い頃はいじめてばかり
 思春期にはぐれたお前を無視し
 大人になっても返すあてのないお金を借りたり
 兄らしいことは何一つしてなかったのに
 ....
 大口開いた土曜の午後に
 憂鬱を誘う時雨雲
 買い損なった幸福行き切符
 今日もこの星行ったり来たり
 友人達はジャングルジムでかくれんぼ
 雨宿りせし小鳥は幸せ歌う
 響き渡る鳴き声見 ....
 静まりかえった夜明け前
 部屋からは見えない表通りを
 鮮やかな色の洋服を着たピエロが
 にこやかに微笑みながら
 ボールを転がし
 歩いている

 深夜の主役
 涙は止まらないけど ....
 細い糸のような雨が上がった
 日が変ると同時に止んだ
 
 慌しく過ぎて行く日々に
 ひび割れていく心
 解こうとすればするほど
 拗れていく魂

 腐るほど希望の詩を書いたけど
 ....
 忘れさられた涙は
 どこに流れていくのだろう
 
 きっと大海原まで降りて行き
 太陽の日差しに誘われて
 多くの仲間を引き連れて
 天空に昇り
 悲しい調べを奏でつつ
 俺達の住ん ....
 ここは北窓で
 日の光は入らない
 
 暗闇で飼い猫のニンが目を光らせて泣いている
 腹が減ったのか?
 お前はよく食うな

 今の天気はどうだろう?
 一日中暗い部屋では天気が ....
 季節は移ろい
 人は漂い
 時代は叫ぶ

 飛んでくる火の粉を払っているうちに
 どんどん歳をとっていって
 気がつけば猫2匹飼う独りの部屋

 流れるままに
 そう
 流れるま ....
 若人は旅をする
 知らない逢ったことのない
 運命の人に出会うため
 
 時代の洗礼を受け
 今、潔く出発せよ
 
 長く続くだろう道の目的地は
 皆同じ
 どの道を辿ろうが
  ....
 日の光溢れる午後
 眩しきなかにきみを追う

 流れる雲は雄大で
 その白さは真珠のように輝いて
 河原を歩きながら
 ふわふわ空に向って
 歩いているような感覚になる

 僕もま ....
 見上げた天井にそれは映る
 夜更けに甘い罪を犯す僕には
 その幻が見える

 艶やかな黒い髪の毛が輝き
 そしてまた好奇心に満ちた黒いつぶらな瞳
 僕に向って微笑んでいる

 きっと ....
 
 ぼくにはわからない
 明日の風がどこにむかうのか

 ぼくにはわからない
 自分がどこに行けばいいのか

 ぼくにはわからない
 あなたに何を語ればいいのか…

 でも
  ....
 激しい夏の日々は遠ざかり今は秋
 太陽は街を焦がし山を焦がし海を焦がした
 熱は放射され僕達にも注がれた

 まだ肌が小麦色に残る腕や背
 夏の思い出そのあやふやさ
 祭りのように胸が騒 ....
 夏日がまぶしいアトリエで
 ほんのささいな視線の遭遇
 目立たない娘だった
 ただ僕にお茶をいれてくれた
 それだけのことで
 僕は恋に落ちた

 マジメな時には想像もできない笑顔 ....
 ぼんやりとうつつの白い部屋のなか
 時折降りてくる過去からのデュエット
 
 驚くほどに長い時を越えて出会えた

 浮き沈み漂うだけの魂よ
 広く輝く未来への扉
 開く勇気今日こそ ....
 突然なんだ
 それがおそってくるのは
 
 深夜に一人でいると訪れる
 孤独虫

 たまらず街頭灯る街角に
 救いの天使を求めて歩く
 暗がりのなかでは
 すれ違う人の人生が薄 ....
 街 山 海
 
 陽炎の街
 輝く緑の山
 エメラルドグリーンの海

 真夏の真っ只中に置き去り
 後ろのポケットから夢が零れ落ちる
 
 開けた空に飛行機雲
 空に国境がで ....
 未完成なまま
 このまま

 梅雨の雨に遮られ生き場のない激情
 暴れ出してこらえきれず
 ハサミで髪をバッサリ

 遠回り ワープ 時間道理

 真夏のデザートこっちこい
 ....
 柔らかな風と共に
 木陰を選んでゆっくりと歩いてくる
 アリス

 届きそうに届かないアリスは
 夢の途中に僕に立ち寄り
 その心の純粋さが削られていくのを
 悲しい思いで窓から真 ....
 鳴かぬなら 私が鳴こう ほととぎす  君はまるでアン・シャーリー
 夢見がちなアン・シャーリー

 小さな部屋の大きな窓から
 初夏を彩る青 黄 緑
 小鳥のさえずり
 お日様に お月様
 つぶらな瞳に映して
 今日 ....
石瀬琳々さんの山崎 風雅さんおすすめリスト(29)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
小さな詩- 山崎 風� ...自由詩7*08-1-18
あなたに似合う帽子- 山崎 風� ...自由詩307-9-4
蜘蛛- 山崎 風� ...自由詩2*07-6-15
普通電車- 山崎 風� ...自由詩4*07-6-9
靡くカーテンと透明な気持ち- 山崎 風� ...自由詩707-5-13
ろくでなし- 山崎 風� ...自由詩607-4-7
夜風吹く- 山崎 風� ...自由詩507-3-29
ある春の日- 山崎 風� ...自由詩707-3-6
新年から迷走- 山崎 風� ...自由詩8*07-1-1
妹よ- 山崎 風� ...自由詩1006-12-23
一人上手- 山崎 風� ...自由詩1006-12-9
涙は止まらないけど- 山崎 風� ...自由詩14*06-11-29
雨上がりの路地裏で- 山崎 風� ...自由詩13*06-11-27
思い出作り- 山崎 風� ...自由詩1306-11-24
光りの届く場所へ- 山崎 風� ...自由詩606-11-15
それだけでいい- 山崎 風� ...自由詩806-11-12
若人は旅をする- 山崎 風� ...自由詩1206-11-10
見晴らし良好- 山崎 風� ...自由詩1706-11-9
いつも幻が- 山崎 風� ...自由詩506-10-15
大きな大きな樹木- 山崎 風� ...自由詩806-10-3
火照り- 山崎 風� ...自由詩906-9-12
存在理由- 山崎 風� ...自由詩406-8-28
それ以上望むことはないんだ- 山崎 風� ...自由詩406-8-25
軽やかに生きたい- 山崎 風� ...自由詩306-8-15
ある夏の日- 山崎 風� ...自由詩706-8-14
迷路- 山崎 風� ...自由詩2*06-7-17
アリス- 山崎 風� ...自由詩5*06-7-10
鳴かぬなら- 山崎 風� ...川柳10*06-5-30
アン・シャーリー- 山崎 風� ...自由詩4*06-5-9

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