すべてのおすすめ
嗚呼 何てよく晴れた朝だ
雲一つ無く透き通った蒼が
彼方まで薄く広がっている
風の囁きが耳に心地よく響き
色とりどりの花が道端で笑っている

ただどんなに空が澄んでいても
どれだけ風が優 ....
三月の風が二月より冷たい
冬がもう少し生き延びているのかな
昨朝国見峠では雪が降っていたそうだ
できればその景色を見てみたかった

いずれ今年に春が訪れる
冬らしい冬を過ごさなくなって
 ....
屋上から見える裏山の
天辺にかかった雲から
差し込んだ陽射しを眺めて
少しだけ休んでいこう

疲れきっている訳でもなく
悲しいって程じゃなくて
緩やかな風に煽られた隙間から
時どき覗い ....
眠れない夜に思い浮かべる
最近いつもと同じ過去ばかりで

例えば遠い記憶の彼方で
笑いあっていた放課後
例えば笑顔も救えずに
怒号に屈服した苦い春
例えば抱き合う時でしか
感じれなかっ ....
気が付けばいつも
人の輪から外れて
天井の繋ぎ目に向けて
煙を吹きかけている

そういう姿を晒していると
大抵誰かが僕が思う事と
逆側の意図を感じるのだから

存在が掻き消えている間 ....
Rin Kさんの松本 卓也さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
現実主義者、日本晴の朝にさえ物思う- 松本 卓 ...自由詩407-5-21
春の迎え方- 松本 卓 ...自由詩307-3-8
いつもそこに在るように- 松本 卓 ...自由詩5*06-7-14
誰も愛していない夜- 松本 卓 ...自由詩3*06-7-12
溶けかけのアイスクリーム- 松本 卓 ...自由詩2*06-6-30

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する