すべてのおすすめ
道端に彩りを添える名もない野花から
Little Shop Horrorの人まで喰っちゃう
モンスターフラワーまで
嫌いな花なんか無いと自負したかったのに

また辛い季節がやってきた ....
りさちゃんに
2組に転校してきたけんちゃんって
かっこいいよねって言ったら
次の日の黒板に相合い傘で並んでた

この前、算数のテスト0点だった事も
オカアちゃんにバレちゃって
夕べは ....
たった一言の失言のせいで
創りあげたい美しい国の
議会はまた空転を続けている

かつての集団就職の金の卵たちが
機械化の波に押され
三高神話に駆逐され
猫もしゃくしも
大学と言 ....
地球上の七割は海で覆われているって言うけれど
性懲りもなく奪われてしまう命のせいで
哀しみばかりが満ちてきて
涙で水没しそうな勢いである
毎日どこかで涙が溢れ、乾く暇もなく
陸地面積を脅 ....
北の大地では薄荷味の風に
モンスター化した凍りついた樹々

海の向こうではこの時期
湯気を上げているはずの換気口が黙りこくり
狂った季節がピンクの花を咲かしている

バラバラの季節を ....
みちてゆく時にかけていくかたち

目もあわせられない圧倒的光量が
静謐な夜をペリペリと剥がすと
空が蒼く、色づいていく

日常の目紛しさに溺れそうになりながら
ビルの谷間を靴の音を響 ....
乾燥しがちなこの時期は

ハンドクリームは必需品なの

年末の大掃除に

家族団欒の為の炊事洗濯で

荒んでいくあたしの指先

心まで萎んでいく前に

栄養たっぷりのクリー ....
Hip, hip, hurrahの掛け声と供に
大音量の蛍の光の歌に乗り
夜空に大輪の色を咲かせ
また、新しい年が幕を開けた

HippieでHotなきみにHit
Are you Ha ....
胸の奥底を突き刺す

あの時の届かなかった想い

尖りきった気持ち

傷つけてしまったことば


風が攫っていったのか

冷えこんで行く空に

張り巡らされた鉄条網から
 ....
{引用=‘Twas the night before Christmas, and all through the house, 
Not a creature was stirring, not  ....
北の大地では六花を呼び込む灰色の空が
重く色づいた樹々を
このまんま押し花みたいに
空に繋ぎ止めてしまえば綺麗なのに
芸術家気取りの冷たい風が
ハラハラと色を零していく
どうせなら ....
税金泥棒になる位なら
大ドロボウになってやる
石川五右衛門、鼠小僧次郎吉、
怪盗ルパン、三億円強奪犯に並び称される
大ドロボウになってやる
まず、福島、和歌山、宮崎なんかの
県政の ....
喜びのうたが
空から零れてくる

おはよう、おはよう、おはよう

躍動するエネルギー
まあるく紅く凝縮すると

ほら、朝が来る

大きな蒼い空に雲

浮かび、たゆたい、 ....
あおいそらをおなかいっぱいすいこむと

こころがうわぁんと大きく広がっていく

そう、自分が空と同化していく感じかな

はっぱや樹々とお揃いで空の下が大好き

ピッポッパッ♪ミ ....
必然だろうが偶然でも出会う運命だったんだ

そして. 哀しいけれどいずれ別れの時が来る

大丈夫. さよならってとても優しい挨拶なの

だってさよならの社章がいっぱいだって事は
 ....
あおいおそらにぽぅっとしたり

おおきなつきにぽぅっとしたり

おいしいものにぽぅっとしたり

秋はなんだかわくわくしちゃう

そしてあなたにぽぅっとしたり
高く澄み切った青空が
宇宙に向かって
ぽっかり
口を開けている
そんな午後三時二十七分
たそがれまで
ほんの一時間とちょっと
それでも夜になると
街の灯りに負けずに
宇宙はこんな ....
メールが便利なのは

こちらの自由に開けられるからかな

それなのに

誰かに

鎖で繋ぎ止められている

そんな気がするのはなぜなんだろう
まっかでツヤツヤの唇がにんまり微笑むと
脳内環境は大豊作の映像ではち切れんばかり
醤油の芳ばしいほくほくの栗ごはん
しゃっきり、すっきりまっかなリンゴ
ぷりぷりのさんまはやっぱり苦みばしっ ....
ばぁさま、知っとるけ?
ゆんべ、あの知事さぁ、んとこで
大立ち回りがあったんよ
知っとるも何も、あんた
村中大騒ぎで
駐在さんが猟友会に電話をするは
マタギの権蔵じいさんまで叩き起 ....
あらしの余波だろうか
はたまた 世間のしがらみだろうか
木枯らしが 落ち葉といっしょに
チリと涙 芥とおもいまで まきあげて
足早に歩いていくコートをくすぐっていった
そして 今 スコー ....
春まだ浅い朝に摘んできた
ルビー色の甘酸っぱい宝石
籠をいっぱいにするより先に
ちっちゃな指と口の周りを
真っ赤にしてた
そんな美味しい歓声に
真っ白な砂糖をたっぷりかぶせて
ホウロ ....
コスモスがひっそり旅立つあたしに
手を振るように右に左に揺れている

大丈夫だよ
哀しみはあいよりも深いよるが
すっぽり包み込んでくれるから
ほら、あなたのおもひ出が紅く
あかく、大地ま ....
露草がぽつんと畦道に咲いておりました
宇宙まで大きく口を開けていそうな
高く澄み切った空に負けない
素敵な蒼い色
雨にも負けず
風にも負けず
道行く人を
ほっと和ませる可憐なけな ....
手のひらに虫の息
丸い黒曜石の瞳は虚ろ
彼の本分は
飛ぶ事ではなく
鳴ききる事だからか
若草色の翅脈を透かした羽は
すり切れる事もなく
黒い前胸に刻まれた金糸も鮮やかに
腹の手風琴も今 ....
どっちかと言えばっ
濁点ばかりの人生だっから
たっまにはギャロっプでもしてさっ
ぶっ飛びながら次のコーナーを
曲がってみたいなっ
ねっ
そっしたら
きっと
グっジョブって
あいの ....
眠れない夜に羊を数えてみても
ウール100%のheavenly dreamが訪れる事もなく
二万一千頭位まで行った所で
東の方角に朝焼けの予感が貼り付きはじめる
一日中数えても十万頭にも満 ....
渋茶と一緒に供する三時のおやつ

羊羹が出てくるとなんとなく胸が痛んだ

歯の裏に引っ付いてくる粘着性
苦みを感じてしまう程の甘さ
綿々と続く伝統の重さ
洋菓子が醸し出す空気たっぷり ....
偶然も奇跡も災害も
いつだってその辺の道ばたに転がっていて
宝くじみたいに
人に掴み獲られるのを待っている

最近、災いばかり
引き当ててる気がするのは
厄年だからかな、クワバラクワ ....
遅れてきた夏があおい空をひらく
零していったのは熱量と蝉の声だけじゃなく
あの時から又一年が積み重なって
封印してきた気持ちが崩れていく
月日が過ぎても消えない物ってあるんだね
いつか、 ....
Rin Kさんのかおるさんおすすめリスト(76)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
*ぼくはその花を拒否する*- かおる自由詩6*07-2-11
*にんげんスピーカー*- かおる自由詩13*07-2-8
*ひめさまへ*- かおる自由詩19*07-2-4
*涙じゃなかったらなんだっていうんだ*- かおる自由詩12*07-1-29
*あしたのかぜのむこうがわ*- かおる自由詩10*07-1-20
*昼の月*- かおる自由詩11*07-1-14
*ハンドクリーム・フォー・ア・ジェネレーション*- かおる自由詩6*07-1-11
*_H_*- かおる自由詩8*07-1-6
*降りそそいだ*- かおる自由詩10*06-12-29
*紅い帽子のサンタさん*- かおる自由詩11*06-12-24
*落ち葉*- かおる自由詩11*06-12-18
*公務員なんかにならないでよ*- かおる自由詩6*06-12-16
*空にあってよかった*- かおる自由詩16*06-12-4
*ミトコンドリア系*- かおる自由詩12*06-11-30
*sayonara.com*- かおる自由詩6*06-11-20
*ぽぅ*- かおる自由詩10*06-11-12
*午後の空室*- かおる自由詩13*06-11-8
*メール*- かおる自由詩6*06-11-5
*唇によだれ*- かおる自由詩10*06-11-3
*イノシシが知事公邸の裏庭を駆け回る*- かおる自由詩8*06-10-28
*あしおと*- かおる自由詩13*06-10-25
*苺ジャム幻想*- かおる自由詩10*06-10-24
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*水面を知らない*- かおる自由詩12*06-10-12
*サヨナラ*- かおる自由詩11*06-10-9
*っ*- かおる自由詩10*06-10-5
*無量大数*- かおる自由詩16*06-9-24
*羊羹の裏*- かおる自由詩8*06-9-17
*オプティミスト、バンザイ*- かおる自由詩7*06-9-15
*魂、魂、降って来よ*- かおる自由詩7*06-9-11

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