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あなたを
あなたのすてきなところを

一日
大切にする

あなたを
あなたの汚れたところを

裏返して
日に透かしてみると
おかしな影ができるから
その影に指で ....
今夜の酒の肴は
過去の思い出を

ひとつまみ

味は さまざま
香り いろいろ
ただ
口へ運ぶと
懐古が 膨らむ



今夜の酒の肴は
未来の想い出を

ひとつまみ
 ....
帰宅
疲れ
机上
手紙
気づかない

深夜
パソコン

向かう
気づかない


書こう

書こう
あれ
あれ
気づかない

キーボード
コーヒー
 ....
 
 
 


真夜中にふと 目が覚めることがあります

このときは夢と現実の境界線を確かに踏んでいるようで

もう一度寝ようか 起きてしまおうか

どちらの選択もとても難しい ....
 
 
青い目の太っちょネコは、ちいさくまあるい眠りからさめると、

弓をひくような格好で伸びをしたまま三日月になって、

別れをつげることなく真夜中の空へのぼった。


ぼくは満足 ....
それでもあなたは膨れていきますか
記憶を少し、壊してみたのは誰のこと
過ぎることも簡単にいかない夜ばかり
振り返ることも出来ないだろう、この身なら

薄い化粧の夢を見るので
慌てて顔を洗い ....
                      ■■■■
ああ またいないんだ            ■■■■
抱きしめても                ■■■■
抱き返してくれない        ....
             遠心力               
            慣性の法則

   熱い熱さ               硬い硬さ
   卵形をした卵          ....
処女性は半減してゆく、
いちどの行為で半分に、
いまいちどの行為でさらに半分に、
しかしけしてなくなることはないのだ。

雨音を聴きながら少女は肉に舌を這わせる。
それは反応しない。

 ....
旅人は血
あてどなく彷徨い
訪れる場所に何かを残し
何かを持ち去って
また何処へともなく
去っていく

街というものが
心臓だの肝臓だとすれば
さしずめ僕は
その間を流れゆく
 ....
桜並木の通学路
秋風そよぐ渡り廊下
あたしはきみからかくれんぼ

リボンの端をひらひらと
切なく揺らし 息 止める

遅れて曲がる影にさえ
見つけて とすら 言えないで

ひとり遊 ....
 切なさが僕の胸をしめつける
 反射する想いのベクトル
 
 電池切れの時計のように
 僕の心はにぶく重たい

  南風はいつ吹くの?

 問いかけた空には
 少しグレーの雲が流れる ....
筆先で湛えきれず
液体が
ぽたり、ぽたり、と
滴るので
両の掌をくぼませて、ふくらみをつくり
上向きに 
すこしかさねて
それをすくおうとしてみるけれど
わずかな隙間を
液体はすりぬ ....
昔々 いつまでもいつまでも青空が続き 
ついに空の青さが 星空のむこうにとどくほど 
深く窮まってしまったことがありました
空は自分の痛々しいまでの青さの窮みに
ついにたえられ ....
私らは、大麻を吸い、精神薬に手を出し、平和をうたい、実は、弱いという事を認識しなくてはならない。
義務である。
義務である。

泥が とんだ
泥が 笑った
見えたものが
聖者だったから
 ....
世界をつくっただれかさん

こんな俺にも
きっちり終わりがある
ありがてえけど迷惑さ

こんな俺でも
セブンスターが吸える
うまいけど確実に毒だ

だれかさん 放任主義にもほどがあ ....
肌をすべる泡が灰色に変わりはじめ
見下げて
乳房から続く白い曲線や
つま先の綺麗な花色に
絶望する

口紅を塗らないのは
ちいさな爪を伸ばさないのは
この隙間を
みつけてほしいんだと ....
11月2日水曜日午後5時37分
あたしは死にました

死んだけれど、その後は
どこへ行ったらよいのかも
全くわからなかったので

とりあえず、49日の間は
まだ、このへんで
うろうろ ....
こころよ風になれ

舞い上がり上空にて雲になれ

わたしという肉体を捨て

今という現実を捨て

浮遊する気体になれ



そうして

ただふわふわと夢を見続けよう

 ....
「私はいらない存在なの」
君はそう言って笑った
酷く綺麗で 脆い
僕には切な過ぎる笑顔

「いらない存在って何だよ」
そう言おうとした僕を
静かに止めた君
出かかった僕の言葉は
形に ....
君の遺骨を一口飲めば
今宵の夢に出てきてくれますか
何が正しかったのか
私は今
君が笑ってくれるような生き方をしてるのかな

可愛い可愛いって
死に際の人間は可愛いものよ
好きだ好きだ ....
一日は短い

日が昇り

沈むまで

その僅かな時間の中で

どれほどのことを成し遂げられるだろうか

どれほどの人の役にたてるだろうか



自分の想いに振り回されて
 ....
小雨にけむる街

どこにも行けなくなった想いは

カーテンを開けることも叶わず

諦めて部屋の明かりをつける

ためいきと沈黙と

時を刻む音だけを寄り添わせて



こ ....
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