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人は空を飛べない
けれども
人は空を見て夢を描ける
飛べなくても
しっかりと地面に踏ん張ればよい

人は宇宙を泳げない
けれども
人は頭の中で宇宙を創れる
泳げなくても
{ルビ颯爽 ....
実家から帰って来てからそろそろ2週間だ

生活環境のまったく違う中

やっと京都での生活にも慣れて来た

実家では久しぶりの帰省だと料理も大判ぶるまいしてくれ

色々な場所 ....
内に、なにかもったりとした
存在がいる。

それを意識していると
胸のあたりがうずうずとして
しょうがない。

うずうずが、とれないから
悲しくなってきてしまって、
どうしようもない ....
夢を見るのって
いいじゃない

醒めれば喉はカラカラに乾いていて
煙草の煙も上手く通らない
むせ返って出てくる痰も飲み込めない
カルキ臭い水道水が染み渡る不思議さ

絵コンテみたいに毎 ....
その女は
爪先から
生れ落ちてきたので
岬の先端の
切り立った崖から
飛び降りるときも
やはり
爪先から
落ちていったそうです

波頭が捲れ上がるように
荒れた岩場に
打ちつけ ....
農家のおばあさんが
小さな乳母車に載せているのは
自分の畑で育てた花だった

生まれながらにして背が低かった
歳をとり腰も曲がってしまった
それでも車いっぱいに花を積み込んで
今日も花を ....
 ままならないのが人生劇場
 その中でいろんなことを学びとる
 自分の足で立ってない頃には
 すべての刺激は自分を責めていたっけ
 
 叔父に殴られ
 母は青ざめ
 父は妾をつくり
  ....
ブリキの玩具
軒下に

雨に晒され
色あせる

ガラスの箱に
蝶の亡骸

夜更けに嘲笑う
蝋人形

乾いた心は
痛みなどとうに感じず

窪んだ眼(まなこ)は ....
自己の才覚を認めずば埋没し、
自己の才覚を過信すれば孤独となる。

賢くあれ。先を見据えろ。
目を覚ませ。盲目であれ。

自己の形など掴まずとも自己は存在している。
その存在に ....
勝手にしやがれ
気狂いピエロ
煙草も珈琲も菓子も嫌いなら
勝手にしやがれ気狂いピエロ
手淫も性交も愛撫も嫌いなら
勝手にしやがれ気狂いピエロ
食事も性交も睡眠も嫌いなら
勝手にしやがれ ....
ひまわりが枯れて
バラが枯れて
チューリップがこぼれて
シベリアだけがまだ 
咲き誇っている

切られた花の優しさしか
あげられません
あげたくても
あげられません
 ....
君の怯えた目は ボクを煽るんだ

狂い泣かせたいって 思ってしまうんだ


止まらない 止まれないけど・・・

やっぱ 刺されたいかも どこか

黒光りするナイフで 貫かれたいのかも ....
『ねえ』

世の中矛盾だらけだよって
背伸びのつもりで言ってみた


『歌姫』

ららら
ずっと歌うよ
そのぼやけた孤独にある
君の輪郭を撫でるため


『灰色』
 ....
 自由の翼がほしかった
 好きでもないものばかりは食べられない
 わがままなんかじゃなくて
 自分らしく生きていたい

 自由の心を持ちたかった
 言いたいことを押さえて
 我慢する ....
あなたはためすように
月を詠むのです
椿の花が落ちる夜に
闇から色を分かてるのか
ためすように
あなたは月を詠むのです

くれなゐは
いつぞの契り
くれなゐは
今わにみ ....
甘い雨雲に
昨日の罪を流してもらいたい
淡い夕雲に
今日の罪を溶かしてしまいたい
白い夏雲に
明日の罰を映して欲しい

「祈りたいことがあるなら」

罪が罰では償われないようにし ....
眠れない日が続いて  吐き気が止まらない



夜になれば
君は歓喜の声をあげているのか
オンナを性欲処理の道具でしかないと思ってるオトコの上

何度も口の中を噛んだ
き ....
水が流れる
水車が回る
水が回る
僕は僕の血液で回る

風が吹く
風車が回る
風が回る
僕は僕の呼吸で回る

陽が昇る
地球が回る
陽が回る
僕は僕の意志で回る

星が輝 ....
痛む胸の真ん中で

紅い小鳥が叫ぶので

今夜もうるさくて眠れやしない

不規則なリズムで

小躍りしている

僕は起き上がって

小鳥を宥める

あと少しだけ時間をくれ
 ....
泣きたくないから
現実なんか見ないよ
泣きたくないから
歌なんて聴かないよ
泣きたくないから
家具は捨てます
泣きたくないから
街には出ないよ
泣きたくないから
泣きたくないから
 ....
好きなことは好ましいけれど
好きなことをしているだけでは
時間が進んでゆくだけで
自分は進んでゆかない

楽しいことは楽だけど
楽しいことだけをしているだけでは
身体が進んでゆくだけで
 ....
孤独なんて
なんともなかった
もともとひとりだったから

憎しみには
少し戸惑った
脅かすほど力もないよ
擬態がうまいだけ

やさしさは
うれしかった
返せなくてごめんなさい
 ....
ドレスを着た人形が
僕に微笑み
透明な瞳に僕を捕らえる

透き通ったドレスに身を任せた人形
僕は心を掴む人形に身を預けた

ゆっくりと流れ出す音符
その音に響かされ
僕と人形は機械的 ....
私の想いは届かない
どんなに胸を焦がしても
あなたは私に気付かない

あなたの前を行ったり来たり
私は哀れな{ルビ自動人形=オートマタ}
涙さえも流せずに
くるくる踊る道化者


 ....
水素原子と酸素原子だけが
一定の割合で結びついてできた水は
確かに純粋な水であろう
綺麗な水なのかもしれない

では美味しいのか
答えは否であろう
純粋な水ほど美味しくない

ならば ....
複雑な感情を うまく説明できないんだ
名前のない衝動や 感覚が幾つも絡み合って 

本当は自分でも まったく解ってないんだ
難解なコトバ並べて それらしく それらしく

  う ....
時に逆らって
時計を上下逆さにしてみた
秒針の動きは変わらないので
結局
今日の予定が頭の中を過ぎてゆく

時に逆らって
時計を裏返してみた
時を見ることはできないので
結局
次の ....
それって秘密だよ
思わせぶりに微笑んだ
あなた
ドラえもんじゃないくせに
ポケットから何やら取り出しては
桜の木に振りまきはじめ
(まだまだ寒いよと眠ったままなのに
まだかまだかと貧乏揺 ....
{引用=






月の夜に
後ろから囁く
危うい光

 地獄にも
 天国にも
 行きそびれたね




傷の深さに降りる
水晶の測量器
 闇の奥で光るクリ ....
こぐまの尾、
ちかり、ちか、り

天空いっぱい夜は溢れて
地上で凍った吐息は
瞬く銀に吸い込まれる

星灯りの舗道に
靴音を響かせ
きみの声を思い出すと
辿る道程は冬の密度が融 ....
し んさんの自由詩おすすめリスト(173)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
人は空を飛べない- ぽえむ君自由詩12*07-1-19
家族- DirectConnec ...自由詩7*07-1-19
あふれるうみ- 実夜自由詩2*07-1-19
夜明け前に布団にもぐった- 虹村 凌自由詩8*07-1-19
世界の終わり- 大覚アキ ...自由詩5*07-1-19
花売り- ぽえむ君自由詩14*07-1-18
あんなことあったなぁ- 山崎 風 ...自由詩907-1-18
月下哀夢- 彌月自由詩3*07-1-17
妄言- R自由詩207-1-17
ピエロ、気狂い、勝手にしやがれ- 虹村 凌自由詩3*07-1-17
シベリア- 水在らあ ...自由詩39*07-1-17
欲望- まりも自由詩5*07-1-17
真夜中の刺繍- ロリータ ...自由詩607-1-17
夢みる自由- 山崎 風 ...自由詩1007-1-17
月を詠むひと- Rin K自由詩39*07-1-16
罪の人の罰- ススメ自由詩2+07-1-16
不眠- 北大路京 ...自由詩10*07-1-16
僕は僕の夢で回る- ぽえむ君自由詩15*07-1-16
碧色泪月- 彌月自由詩7*07-1-16
一人ぼっちの夜- kei99自由詩1*07-1-16
束縛が自由を創り出す- ぽえむ君自由詩8*07-1-16
ホライズン- umineko自由詩8*07-1-16
クリスタルドレス- 流希-Яuki ...自由詩2+*07-1-15
恋する自動人形(オートマタ)- 未有花自由詩13*07-1-15
純粋な文章ほど美味しくない- ぽえむ君自由詩15*07-1-14
うっすら- 北大路京 ...自由詩10*07-1-13
時に逆らって- ぽえむ君自由詩22*07-1-13
さくら- 恋月 ぴ ...自由詩43*07-1-13
夜の雫- まどろむ ...自由詩9*07-1-12
冬の夢かたり- 銀猫自由詩21*07-1-12

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