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トマトのように
赤々として
たのしそう
トマトのように
ぐちゃぐちゃとして
にくらしそう
帰宅
疲れ
机上
手紙
気づかない
深夜
パソコン
前
向かう
気づかない
詩
書こう
何
書こう
あれ
あれ
気づかない
キーボード
コーヒー
....
■■■■
ああ またいないんだ ■■■■
抱きしめても ■■■■
抱き返してくれない ....
あなたを抱きしめるたび
世界の果てに行ってしまうようで
なおも強く抱きしめるのに
なんで心は満たされないの?
雨の止まないこの町で
誰の病まないこの街で
愛が伝わらないのか
....
防空壕で会った
一人の女の子は
震えていた
私の背を撫で
「怖ガラナクテモイイ」
と確かに云った
今でも覚えている
忘れようがない
魔女の瞳
秘密隠した瞼
腰のまで延びた
真夜中の黒髪
白蝋の ....
リストカットをした事が無くても
あなたの心の手首というものは
蝋でも流したように
傷がついているのだろうな
よく見ると
蝋ではないのか
ただ
さめざめと流るる
涙はどこへ
いくのだろうな
....
ある日の放課後
ひとり座席をかえている
みんなのみんなの真ん中で
混じって暮らす
人がいて
ひとりポツンと隅っこで
消えてくような
人がいて
どちらにもなれない自分は
どうだろうね
誰も ....
シンデレラの夢
灰にまみれ
笑っていた
不細工な形
夜中二時過ぎて
夢が覚めた
終りの無い
理不尽の宴
さあ狂いましょう
踊りましょう
体忘れ
二人きりで
黒靴の少女
夜のワルツ
秘められた
....
もう
どこへも行きたくない
ただ
人間が怖いだけ
鍵
絞めては死にたいふり
ああ
嘲笑まだ聞こえる
家
学校に渋谷駅
どこへ
行った俺の天使
ああ
天国は近くない
また
俺から百歩逃げた ....