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忘れる前に振り向いて
氾濫した川に飲み込ませて流させて
嗚呼 今日は月が明るい
だなんて呑気に呟く場合じゃない
鋭い眼光で凝視して

無駄な笑いは捨てましょう
胡蝶蘭でも何でもない
そ ....
歳が離れすぎていた
ふん 言うと
可愛いって彼は尚更笑うだけ
あたしはもっと膨れっつら
ぷん!

猫みたいに喉元を撫でた彼
歳が離れすぎていた
くすぐったい
あたしは猫じゃないよ
 ....
幸せの向こう側にいる
あたしもあなたも手を繋いで笑っている
人はきっとおかしく思うだろう
ほら
歩くおばちゃんが怪訝な顔してる
わかってることだ
今更何を悔やむのか

ぼんやりと輪郭を ....
華が散る
ロマンティックなあなただから
あたしにさよならを捧げたの
ただ去っていく
ただ去っていく
冷たくあたしは冷えていく

春がきたからコートをしまった
ストーブだってしまったよ
 ....
そのとき人間に還る
温かい涙を流す
あたしは鉄の塊
その体温であたかもチョコレートのよう。
あたしは解ける

芽が生える
とどまることなく伸びてゆく
嗚呼春がきた
蓋をするのはあなた ....
その手にぎゅっと抱かれた瞬間
小さなラットになって走り出したかった
全否定する愛に包まれたのだ
しかもそれに身を委ねる

目を瞑る
どうにかなるさと誰かが話す
どうにもならない
あたし ....
一人 先を走っていくあたしの眩暈
きらり光る高価な指輪
腹痛の起こる笑い声
ゆらり
手に引き戻されて
眩暈をあたしは掴めない

溺れてしまえば苦しくない
目をとじて
眩暈を先へ先へ走 ....
雨が欲しい
豪雨じゃない でも しとしとでも嫌
雨が欲しい
いいくらいにふって
私の肩までのまだらな髪も
夏らしいこのワンピースもパンプスもバッグも
いいくらいに濡らしてほしい

わが ....
永遠の なんてありえないでしょう?
手繋いでくれないじゃない
頭なでてくれないじゃない
雨の日の方が安心できるわ

だからあなたとはもう別れたでしょう?

永遠の
私は抱かれるだけの体 ....
空は曇りだした
人形をかかえて歩いたのなんて久しぶりだった
陽も落ち始めていた

にこにこしながら歩いた
隣の彼もにこにこしてた
そんな私はそんな彼に三つ嘘がある

花屋さんが右手側に ....
ぽえむ君さんの春日響さんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
それはいつか消えゆくのだから- 春日響自由詩1+06-5-6
遠近- 春日響自由詩106-4-22
逃避行できたらいいけどね- 春日響自由詩306-4-14
春霞- 春日響自由詩106-4-11
空が霞む- 春日響自由詩106-4-9
秒針が響く- 春日響未詩・独白206-3-9
好きに膨らませた恋の中- 春日響自由詩205-3-10
雨が欲しい- 春日響自由詩104-7-5
永遠の恋人- 春日響自由詩104-5-29
- 春日響自由詩104-4-12

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