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いかんせん空は青いから
涙の色を隠してしまうんだ
すこぶる赤い夕焼け空なら泣いてもいいかな?
清涼剤が必要なくらい
熱い熱い熱い地球を冷ますのは
「一滴以上の何か」
心に ....
あしひきの
やまにおるらむ
きのふのひと
けふのみやこ
あすかのみやこ
確かに
夕に散らす
斑雲に向かって
君を探す
夕日に成れたらいいのにな
麗しい君を
ずっと見ても良い
特権を得た僕は
英雄みたいに気取っていたのかもね
不甲斐 ....
或る雲の
雫が揉まれて
濡らされて
塗れて流す
村雨よ
明かす日に
落ちた雫が
乾くまで
再び降ることを
願わぬ
なみなみと
注いだ水が
溢れ逝く
別れた白湯が
私の重さ