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空は高く遠くなり
世界は広がりを増す
世界の広がった分だけ
切なさが生じる

秋風が冷たくなるにつれ
世間の風の冷たさを
ひしと感じ
孤独を強く感じる

秋の移ろいは
心に隙間風 ....
秋風の中を歩くと
そのひやりとした空気が
私を寂しい気持ちにする

日に日に秋風は冷たくなり
やがて木枯らしとなっていく
落葉の舞うなか
私は混乱する
自分が木枯らしに飛ばされて
消 ....
僕は気がついたら独りぼっちになっていた
お父さんは何処かに行ってしまった
お母さんは病気で亡くなってしまった
引き取ってくれたおばあちゃん
優しかったおばあちゃんも病気で死んじゃった
親戚の ....
替えたばかりの青青としたイグサの香り
一人を実感する

白いクロス
天井に薄黒い星の模様

今日から毎夜一つ星を眺めて眠る
星に願いを
明日も良い日でありますように

一人の夜は静 ....
落ち葉の季節
葉を踏みしめるさくさくと
乾いた音が心の中に響き渡る

高い空

空虚な気持ちが広がる
どんどん全てが遠くなる
心の中でただ乾いた音だけが響く
残るは虚しさのみ
広い広い真っ白な世界
何処までも広く広がっている

ぽつり一人取り残された私

何もない
何ひとつない

声を限りに叫んでも
誰の返事も帰ってこない
こだますら戻らない

ひと ....
とめどなく流れる涙

痛む手首

私は混乱していた

何も分からない



いや何処かに冷静な私がいた

こんなことしてなんになるの?

そう想っている自分が


 ....
私は殺人鬼だ

自分で自分を殺そうとする

どうしてか分からない



ふとした衝動が私を襲う

ナイフでその手を切れと



私はその指令に抗おうとする

だが時 ....
壊れた機械は修理すれば元通り

きちんと正確に働いてくれる



じゃあ壊れてしまった人間は

どの部品を変えれば治るの?

どう修理すれば人間として正常に機能するの?

 ....
山の端を染めるは緋色

茜より深くより味わい深げ

もう日が沈むのか

今日という日をだんだんと短く感じていく

山の緑はまだ色を変えない

でも夕暮れの山の端の色は

まるで ....
差別されるのは誰だって好まない

優劣をつけて評価されて判で押される

優越感や劣等感を生み出すことに

何の意味があるのだろう



子供の頃から成績や性格や態度で

差別 ....
荒涼とした砂漠が広がっている

空気も乾燥して

じわじわと砂から熱が上がってくる

喉がカラカラだ



なんでこんなに飢えているのだろう

いや何にこんなに飢えているのだ ....
「あなたがいないと生きていけない」

そんな言葉はきっとあなたを縛り付け

雁字搦めにして動けなくしてしまう

あなたがいなくても生きていないといけないね



でもあなたと一緒 ....
一人部屋に佇む

冷蔵庫の機械音に混じって

窓の外から虫の声が聴こえる

それ以外音は聴こえない

静かな夜だ



ぽつんと椅子に座っていると

何だか世界の中に一人 ....
雨で頭も体も重いから

今日は一日眠って過ごそう



ピンクのタオルケットを

頭から全身被ったら

まるでピンク色のさなぎの様

中から見る色もピンク一色



 ....
雷鳴が轟き滝の様に雨が流れる深夜

その子はこの世に産声を上げた

喜ぶ父親や親族もなく

母親もこの子を産み落とすと

力尽きてなくなってしまった

この子は一人ぼっちでこの世に ....
何もない

私の中には何もない



かつて私の中にあったもの

一体何処へ消えてしまったのか

どうして失くしてしまったのだろう

あんなに大事なものだったのに

私の ....
ぎしぎしと影の中から

不気味な音が聴こえる



何かが私の中で芽生えようとする

予兆なのだろうか



私は闇に引きずり込まれたくはない

光の中に在り続けたいん ....
嫌な夢を見た

意識がぼんやりして現実へ戻ろうとする

でも頭も体も重くて動けない

また眠りの世界へと渡る



そしてまた嫌な夢を見る

何度となく繰り返し繰り返し悪夢は ....
「死にたい、いなくなりたい」

私はナイフを握りしめ

青白く光るナイフに滴る血をぼんやりと見つめていた

私は何度となくそのナイフで

自分の手首を切りつけていた

「自分がわか ....
また少しネジが緩んだ

私の中でくるくるとメリーゴーランドが回りだす

夜の暗い遊園地

メリーゴーランドだけが

くるくると光り輝きながら回る

いつまでもいつまでも回り続ける
 ....
ある月夜の晩
白い翼の生えた可愛らしい少女が
ある村はずれの広場にそっと舞い下りた
月明かりが優しく広場を照らす
少女は天使だった

天使は月夜が大好きだった
月の光は天使の心を和ませて ....
上空から見下ろす海

小刻みにさざ波たっている

雲は氷山のように海に浮かぶ



前方には白く大きな空中要塞

近づくとそこは雲海となり

白いふわふわの絨毯に変わる

 ....
世の中で正しいものを見つけるのは難しい

他の人にとって正しいものでも

自分にとってはそうでないかもしれない



絶対的で普遍的なものなんて

そうそうありえないだろう

 ....
日が暮れて街が朱色に染まっていく

ビルの隙間から雲を通して紫の空

看板やネオンに明かりが

ぽつりぽつりと灯されていく



公園で遊んでいた子たちも家路へと急ぐ

車の ....
人間の80%は水分でできている

私は水の中に20%存在している

20%の私はいつも水の中

ぷかりぷかりと漂っている



波に揺られ心地よく

海月の様に浮かんでる
 ....
プライドも規則も常識も

良心と道徳心意外全部捨ててしまおう



多くを持てば持つ程

自分の心は縛られて

雁字搦めになって動けなくなる



大切なものだけは手放 ....
私を心の奥底に繋いでいた鎖

戒めは解き放たれ自由を得る



自由を得るということは

自分の全てに責任を取るという事

どういう精神状態になろうとも

自分で制御し、舵取 ....
リストカット、オーバードラッグ

鬱病患者の陥りやすい行為

気分が落ち込みすぎると

自己否定ばかりして存在を消したくなる

自分という存在が完全に無くなる

死ぬこと ....
ある新月の夜
死神の少年は広場で踊る天使の少女の姿を見つけた
死神は天使のいる広場に静かに舞い下りた
「やあ、こんばんは。ミニエル」
死神が声をかけると天使は足を止めて
死神の方に向き直った ....
ぽえむ君さんのajisaiさんおすすめリスト(71)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- ajisai自由詩5*06-10-30
寂しくて- ajisai自由詩5*06-10-30
生きるって何だろう- ajisai自由詩2*06-10-30
一人暮らしの部屋- ajisai自由詩8*06-10-27
落葉- ajisai自由詩5*06-10-27
ひとり- ajisai自由詩4*06-10-27
闇に落ちる- ajisai自由詩6*06-10-7
殺人鬼- ajisai自由詩3+*06-9-29
私は何者?- ajisai自由詩4*06-9-29
緋色の季節- ajisai自由詩4*06-9-29
差別と区別- ajisai自由詩4*06-9-27
ざらざらした心- ajisai自由詩5*06-9-22
ONLY_YOUじゃなく- ajisai自由詩4*06-9-22
強くなれるさ- ajisai自由詩4*06-9-21
ピンクのさなぎ- ajisai自由詩9*06-9-20
一人ぼっちじゃない- ajisai自由詩3*06-9-20
空虚- ajisai自由詩4*06-9-19
ソーラーパワー- ajisai自由詩3*06-9-18
逃れられない夢- ajisai自由詩3*06-9-16
天使の救い- ajisai自由詩3*06-9-15
メリーゴーランド- ajisai自由詩4*06-9-14
翼あるものの定め- ajisai自由詩2*06-9-13
空と海が溶けて- ajisai自由詩6*06-9-12
正しいもの- ajisai自由詩4*06-9-10
夕焼けの街- ajisai自由詩6*06-9-8
20%の私- ajisai自由詩2*06-9-7
心の垣根- ajisai自由詩3*06-9-6
- ajisai自由詩3*06-9-5
衝動的行為- ajisai自由詩4*06-9-4
命の大切さ- ajisai自由詩2*06-9-3

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