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ここ数日止まない雨

雨が止んだらあなたに逢いに行こうって

あなたの側でずっと笑っていようって決めているのに

まるであなたとの間を阻むように雨は降りやまない


最後に逢ったとき ....
ふたつの傘はちょこんと触れ合っていた

傘同士は仲良く触れあっているのに

二人は冷めた顔色


雨の音に互いの声は霞んで遠くから響いた

さよならと告げて去っていくあなたの背中
 ....
近くて遠いあなたの背中

手を伸ばせばすぐそこにあるのに

触れることが出来なくて


しっとりと響くあなたの声

私の中を反響して心振るわせる


愛しさは戸惑いとなって
 ....
雨の日の一日は哀しげ
眩い光が地上に届かない
太陽が恋しい

でも雨は全てを洗い流す
私の心の澱さえも浄化していく
さらさらと
しずしずと

雨もいつしか止んで
見える太陽は一層輝 ....
僕は浜辺から海を見つめていた

人々は海で泳いだり波打ち際ではしゃいだり

楽しそうで眩しくて僕からはとても遠い

波の煌めきやしぶきが飛ぶ様をぼんやりと眺めていた

僕だけがここに取 ....
愛しいあなたの温もりが私の体をまだ包みこんでいる

別れて随分たつというのにその感覚は生々しい


深く心に刻み込まれたあなたの愛情は

今でも私と共にある


一生忘れられない互 ....
僕は何も分かっていなかった

彼女が苦しんでいた事も

そのせいで去って行かなければならなかったことも


僕は理解できなかった

彼女が何を考えていたのか

何を感じていたのか ....
何故だかあなたに逢うときは

いつも「はじめまして」の気分になる

どきどき胸がときめいて

顔もまともに合わせられない


声が上ずって余計顔があげられなくなる

そんな私の手 ....
私の心はあなたのことでいっぱいで

せつなく哀しくなるのです


あなたがいないこの時間

まるで止まっているようで

怖くて怖くて仕方ない


こんなにあなたを想っているのに ....
私は暗い地面の中にいた

じめじめとして音もなく何も感じない

自分という人間の存在すら分からない

生きているのか死んでいるのか

そんな簡単な事すら実感できずにいる


闇の ....
カフェの窓辺の席

ぼんやりと外を眺めてた



交差点を行き交う人々、車



ガラス越しに

水族館の魚を見ているよう



水族館の魚たちも

人間たちをじっ ....
温もりを感じたくて手を伸ばす
あなたは私の手を握り返し
日溜りの様に笑う
優しさは
あなたの手から私の手へ
じんわりと伝わってくる

私もあなたに笑みを返す
嬉しさは
私の手からあな ....
心の中で瞬く星
誰でも一つは持っている

晴れたり曇ったりで
見え隠れするけれど
ちゃんと心の中で煌いている

心が闇に包まれ不安になった時
その星は姿を現し仄かに光る

心の中の ....
あてもなくさまよう心
激しい北風の中
飛ばされてしまいそう

あきらめないで

出口は見えなくても
果てしない道のりだとしても

きっと乗り越えられるさ
自分の力を信じよう
一生懸命すぎてはダメ

自分が壊れてしまうよ

程々にしなくちゃ


自分が自分でいるために


人を愛し助けたい

人がいてこそ自分がある

でもそれも自分があってこその ....
自分にとって大事な物

試してみないと分からない


自分の中に何が埋まっているか

すくい取ろうとしないと分からない


本当に大切なもの

自分の心の奥底に

静かに静 ....
波立つ心

ちゃぷんちゃぷんと音がする

波の上はゆらゆらと不安定



そうだ

思い切って潜ってみよう



水の中は澄んでいて

魚がゆったりと泳ぎまわってい ....
「僕のお母さん」

そういう題名で作文を書くようにいわれた

でも、僕にはお母さんがいない

死神さんがお母さんを連れて行ってしまったから



お母さんは病気で死んじゃったんだ ....
北風ぴゅーぴゅー吹いてくる

冷たい風の中に温かい日溜り

光の中は明るくて眩しくて

固まった心を溶かしてくれる

心地良さに酔いしれて

うっとりゆったり夢気分
自由に羽ばたける翼が欲しい

何処までも飛んでいける力が欲しい

自分の想いを貫く強さが欲しい



私は地上に縛られ

高い高い美しい空に焦がれる



でも私は縛りつけ ....
私は未だに足枷をはめられている



でもいつか自由に羽ばたける日が来ると信じて

地上から天を見上げる



天からの眩しい光

楽しむ事

生きること


 ....
一歩外に出ると眩い光に照らされる

太陽の明るい日差し

おはようの声が響きあい

人々の笑顔に出逢う



通り過ぎる人々

一瞬の触れ合い

一期一会



 ....
私の心を哀しくさせる

温かく強い光は天高く遠のき

私は切ない気分になる



枯れ葉舞い散る風の中

私の心は千々に乱れる

秋風よ

どうか私の心から温もりを奪わな ....
固く固く閉ざしていた扉

私はその重々しく閉ざされていた扉を

大きく開け放った



中では幼い私が暗闇の中で縮こまってうずくまっている

大丈夫だよ、出ておいで

幼い私 ....
動かなければ何もはじまらない

変化を恐れていては何も手に入らない



まず動くこと



結果が吉であれ凶であれ

動いたという事実が励ましてくれる



可 ....
何もないところから

何かを作り上げていく



頭の中にある想像が

目の前で少しずつ形になっていく



不思議だね

出来上がったものからは

素直な気持ちが ....
木枯らしが吹いてくる

ピューピューと

人を屋内へと追い立てる



くぐったのは珈琲店のドア

開けたとたんに芳しい香りの世界

ゆったりとした空気を感じる瞬間

湯 ....
一人部屋で眠っていたら

突然過去からの亡霊が襲ってきた

必死に私は逃げようとする

でも必ず捕まえられてしまう



心だけは汚されないように

壊されないように

 ....
気がつくと僕は眠りながら涙を零していた

どれくらい眠っていたのだろう

黒猫の姿で草むらから這い出ると

宙には星がいっぱい

いつもの死神の姿に戻り

きらきらと美しく輝く星を ....
優しさとは人を信じること

温かい気持ちで素直に接すること



温かい交流はいつまでも繋がる

お互いに幸せになれる

利害や損得なんて関係ない

楽しく気持ちいい関係
 ....
ぽえむ君さんのajisaiさんおすすめリスト(71)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨が止んだら- ajisai自由詩9*07-7-16
冷たい雨- ajisai自由詩3*07-7-8
眩暈- ajisai自由詩8*07-7-6
- ajisai自由詩6*07-6-21
青と白と- ajisai自由詩6*07-6-17
悲恋Ⅲ- ajisai自由詩3*07-6-17
悲恋_Ⅱ- ajisai自由詩3*07-5-26
はじめましてな恋- ajisai自由詩4*07-5-25
悲恋- ajisai自由詩4*07-5-22
アンダーグラウンド- ajisai自由詩6*07-5-21
水族館- ajisai自由詩7*07-2-16
重ねた手- ajisai自由詩15+*07-2-6
- ajisai自由詩3*07-2-4
放浪- ajisai自由詩3*07-2-1
自らを知る- ajisai自由詩5*07-1-31
本当に大切なもの- ajisai自由詩5*07-1-24
- ajisai自由詩3*07-1-22
お母さんの魂- ajisai自由詩5*07-1-17
日溜り- ajisai自由詩2*07-1-17
翼が欲しい- ajisai自由詩7*06-12-20
光求めて- ajisai自由詩8*06-12-15
光溢れる眩しい世界- ajisai自由詩11*06-12-11
秋風- ajisai自由詩8*06-12-1
心の鍵を開けて- ajisai自由詩8*06-11-26
自分から咲く花- ajisai自由詩6*06-11-21
無から有へ- ajisai自由詩5*06-11-17
冬の味わい- ajisai自由詩5*06-11-14
心を抱きしめて- ajisai自由詩5*06-11-12
人を信じる心- ajisai自由詩3*06-11-8
優しい世界- ajisai自由詩10*06-11-3

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