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公園の銀杏も散ってしまい
樹々の枝だけが
空を刺している

広場のベンチの陽だまりに
うたたねしているお爺さんの
寝息はとても安らかで
ぼくも欠伸をしたくなった

冬の情景はブリュー ....
潮の満ち引きが鼓動と繋がっていた
あるときは優しく
或る時は激しく
わからないままに彷徨う姿は
赤や青に点滅する

夜中の踏切を渡ろうとしても
遮断機があがることはなかった
待ちくたび ....
何者かはわからない
狐のお面を着けた
誰かが
ぼくをじっとみつめていた
紅い鳥居の陰から
何かを呟いている

よく聞こえないので
誰なの? と
聞いてみると
ぼくだよ
と応える
 ....
生まれた哀しみを与えてくれた
おかあさん

ぼくはいずれ死の苦しみを味わなければならない
なぜ、生まれたことを祝うのだろう
生まれたことは死に繋がるのだから

できることなら
意識のな ....
波間を縫うように
飛んでゆくトビウオになれたなら
ぼくはどんなに幸せだろう
七海を越えてゆく君たちの喜びが
ぼくを透明にしてゆくんだ
やがては鳥に進化してゆく君たちと
ぼくは一緒になり
 ....
鳥になれ
大空を
はばたいて

往く空の果てまで
ぼくは見つめているから

やがて銀の龍になってくれ

君の瞳に映った世界を見せてほしい

いつかきっと
夢は遥かに銀河をこえてゆく
ぼくというとても小さな存在の瞳から
こぼれる涙

流れて
流れて

やがては天の川になるのだろうか
白い星
青い星
紅い星
黄色星
緑の星
黒 ....
おまえは夜がこわいと言った

夜はおれも
ちょっとこわいかな…

冷えたおまえのひたいを静かになでた

あしたは何が食べたい?
甘~ぃ デニッシュ…

おれはあちこちのベーカリ ....
青い翼があったなら
ぼくはどこまでゆけるのだろう
成層圏はもう間近なのに
ヒマラヤ山脈をやっと越える翼があるだけで
青空の先に映る星はみていないのです

できることなら鋼色の青い翼と
 ....
りんご擦る母を想う夜
信天翁さんのレタスさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬の陽だまり- レタス自由詩915-12-19
閉ざされた夜- レタス自由詩11*15-12-13
異体- レタス自由詩6*15-12-2
- レタス自由詩515-11-28
波濤の彼方- レタス自由詩615-11-20
天空へ- レタス自由詩5*15-11-15
夜に歌う- レタス自由詩415-11-10
みずえ- レタス自由詩2*15-10-23
空へ- レタス自由詩2*15-10-22
風邪の日に- レタス俳句2*15-10-18

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