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オレンジは青で汚れている

影絵のような駅舎をすぎる

夕暮れはだれかのカルテだ


西方の空が

光ではないもので

輝いている


オレンジは青で汚れている

影絵のような駅舎をすぎる

夕暮れは ....
どうでしょうか、みなさん うぐいす色の鳥のたねを
あたためる
その小さな手は
もう、知っている

ふくらむことの
喜び
ひとしく
うまれることの
尊さ


{引用=

むかしむかし
あるところに ....
二月のはじめに、

菜の花が咲いていた

異常気象と言ってしまえば

それまでだけど

咲く花を見てかなしむのではなく

共に生きる命と、尊ぼう

人間だけにふりかかるんじゃない

この星に生きるす ....
哀しみが 満開

散り際は 桜の潔さで
人が手を出せない方は。

綺麗に見えた。
生きるのは
60歳まででいいと
思っていたのに

亀を
拾ってしまった

万年は
生きないけれど
30年は
生きるらしい

80歳まで
頑張らねばなるまい

楽しい30年に
なりそ ....
もう少し
幸せなときに

偶然 会おうよ
洗面所の壁を
優雅に歩く

脚が一本
足りないなんて

誰にも
気づかれないように
「一度だけ
 本当の恋がありまして
 南天の実が
 知っております」


本当の恋は一度だけでいい


むくわれなくても


そっと思い出す


たったひとつ ....
終わりを告げる声は無く
始まりを告げる声も無い

泣くのは
人だけではないだろうに

それでも再び
巡りくると疑わず
その指先から
放たれた熱に
目眩して
浮遊する

私もまた
ひとつの
季節なのだと

いずれは
白く
凍ってしまう

冬枯れの木のように
ちょっぴり悲しい思い出です ほうらご覧よ
あんなに見事な

ゆるりゆるりと
銀の鱗を光らせて
水面に映る魚のよう

ゆるりゆるりと
眺めていたら
水の底から
見上げてるのは
こちらのほう

銀の鱗の魚に ....
ねこになったきみとぼく

木漏れ日ゆれる

ねむの木の下で

二匹ころんと横になる



長い尻尾が自慢の

きみはしましまトラ猫で

大きな耳が自慢の

ぼくは三色三毛猫で

仲良く顔を並べて

昼 ....
夕暮れの 空を見上げて ただ一人
らららと唄えば ただ一人

お星さま 夕焼け空に ただ一つ
きらりと光れば ただ一つ

田の蛙 蜩の声 ただ一つ
いつの間にやら ただ一つ
いつの間にやら ただ一人
‥もう終わりだね

呟いたのは
あなただったか
わたしだったか

照らし出された
顔だけが
暗闇に蒼く浮かんで
すぐ消えた
青々と
広がる蓮葉には
明け方の雨の
ひとつぶ、ふたつぶ
みつぶ、よつぶが
それは見事な玉を作り
ころころと
風にゆれながら
まるで生まれたての
宝石のよう

真っすぐのびた
 ....
寂しい皆は

群れ


寂しい僕は

ヒトリになる
僕らはまだ幼かったので
瞼を閉じれば それで良かった

やたら暑かった夏に 背中で別れを告げ
昨日と明日の狭間で 浅い夢をみるまで

蚊取り線香が目に染みて
瞼を閉じれば 全てが無だった
夏を知らせに
来たんだよ

始まりは
白だったかな

密の味は
甘かったかな
今日は
どんな空を駆けてきたの

泣いた子 笑った子
みんな輝いて 一目散

おかえりなさい
この胸に

おかえりなさい
この温かい胸の、内に
谷川俊太郎氏の
『朝のリレー』という詩
皆さんもご存知のことと思います


その詩を
頭の中で描きながら
不思議な気持ちで
夕陽を見ていた

私には終わった一日
誰かには始まる一 ....
追いかけてきたものは、何であったか
追いかけるべきものは、何であったか

あの蒼々 あの爽々

届くはずもないと{ルビ諫=いさ}められても
羽ばたく自由まで
奪われたわけじゃない

 ....
色彩々の
螺旋を描いて
くちびるを震わす風に
ほころぶ花びら
さえずる鳥は枝高く

春のうららに
「なべて世は事もなし」


※「なべて世は事もなし」の部分
上田敏の訳詩を引用し ....
ドレミのドの
点々は
うまれたての涙です

ソラをめざして
シにかえる
はじまりとおわりの
涙です
誰かに裏切られた時の恐怖は
階段を踏み外した時の恐怖に似ている

何度
階段を踏み外しただろう

まぁ
全て私の足がいけないのだろうけど
手をのばせば
やわらかい陽射しに
触れるよな

小川のせせらぎ
口笛さそう



‥足下にも

小指の先ほどの
ちいさなちいさな
あおい春
このままここで死んでしまいたいと

元気な体で願ってみたり
 すこしずつ
 色を足し
 
 気づかれないよう
 形をかえて

 満月を
 あとふたつ数えたら
 「春」になります


北風の止んだ空に
雲の声がした
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