すべてのおすすめ
鈴虫鳴く頃の季節は過ぎ

紅葉も枯れ葉となりて冬が来る

街を歩めば皆の慌ただしい冬支度を感じ

僕の心も冬への準備を始める

人肌恋しくなる季節となり

誰かに心の寄り所を求める ....
私の中にある
“詩”という不思議な空間

言葉があるのではない
気持ちがそこにあるのだ
絶え間なく落ちる水は
その優しさの象徴
穏やかに浮かぶ笑みは
平和を見守るまなざし

彼はいつでも
世界を見つめてる
そんな一人の天才少年
 「ひとーつ」
 「ひとーつ」

陽を数える少女と
月を数える少年が
背中合わせに座っている

 「ひとーつ」
 「ひとーつ」

海からうまれる陽が好きな少女
海にしずむ月が好き ....
雨の祭典で
太鼓が鳴り
気が薄らぐ
植物が喜ぶ

スコールが降り
光の祭典で
電気が走る
風が吹いて

大粒の雨、雨、雨、
ずぶ濡れの女子高生
音の祭典
子供が怖れ騒ぐ雨
乙女は 神を 信じている。
けれども
乙女に ロザリオをくれるひとも
買う お金もありません。

教会へ向かう 夏の暑い日
乙女は 道ばたに
白いロザリオのような花
どくだみの花を み ....
☆ おへそにピアス


おへそにピアスしています
ローライズのずっと上
チューブトップのちょっと下
夏の視線がやたら眩しくて
わたしのまんなか
おへそにピアス
わたしがまだ
あのひ ....
高音域の理想が響き渡る中を
はぐれないように
迷わないように
独り涙を震わせて
かすかな音色が道しるべ

青白い道に倒れても
失意の海に沈んでも
理想の音波に打ち砕かれても
けだるい ....
朝が死んだ と
夕飯時に連絡があった

その時の晩御飯はカレーだった

私は一晩じっくり寝かしたカレーが
好きだったので
とてもショックを受けてしまって
あぁそう
   ....
Scene-1 ワンナイトスタンド


吸いかけのセーラム・ピアニッシモ
「お先にどうぞ」はシャワールームに消えて
枕の下に隠した明るい家族計画は
LLサイズの見果てぬ夢
渇いた二人の身 ....
変わりそうな気がする
変わりそうな気がする


でも相変わらず数学のテイクホームテスト提出期限の四日前で白紙なのだ


またやっちまったぜファッカー
またやっちまったぜファッカー

 ....
ベッドに横たわるキキの傍らに
典雅とまどろむ猫
誰しもあなたを思う背後で
してやったりと微笑む あなた


乳白色の柔肌は滑るように
見つめるものを誘い
乳白色の眼差しは射るように
 ....
生後四ヶ月の娘を朝の5時からあずけれるような
保育所をさんざん探してさんざん電話をかけたあと
少し詩を読んだ


被爆者のケロイドを体に負うことが
物事を理解することではない
とりだされ ....
た 絶えず繰り返される
ち 血で知を覚えぬ愚か者達
つ ツバを吐き散らして
て 手は決して取り合わぬ
と 時がどれだけ過ぎても

{引用=親愛なるmikoさんへ贈る。
こんなので ....
人が減って
電車は軽くなる
「達磨さんが転んだ」

象の鼻をのばしたような
雪原の竜巻
「達磨さんが転んだ」

西の惨事を
引用しないで済ませてごらん
「達磨さんが転んだ」

 ....
色なら
あなたは



情熱の赤。

色なら
わたしは



せつなさ の 青。


ふたりが
い抱き合い
混ざり合って
ひとつに 溶ければ

なんとも 悩 ....
宵闇は
切り子細工の紅茶に透けて
紫紺も琥珀の半ばでとまる
グラスの中では
流氷が時おり
かちり
ひび割れて
薄い檸檬の向こうから
閑かに海を連れてくる


壁の時計は
ゆるり ....
世界中のあらゆる拷問の道具が
天井からぶら下がっている
静かで清潔な部屋で
一人の野蛮人が
膝の上に乗せた子犬を
優しく撫でている

子犬は
野蛮人の膝の上で
まどろみながら
人間 ....
二月の冷たい雨が降る午後
近所の喫茶店でお茶を飲みに
愛読書を鞄に入れ ビニール傘を差し
家の門を出て川沿いの道を歩いた 

川の流れる{ルビ辺=ほとり}の土に
一羽の{ルビ白鷺=しらさぎ ....
報われない想いとわかっていても

気持ちはとめられなくて

ぐるぐる回る輪のように

終わりなく 繋がり
果てなく  想う

たとえそれが

報われない想いとわかっていても

 ....
あなたが感じているように 
私も感じているんです

でも

私が意図している事と
あなたがそこから読み取る事は
違うかもしれません

もちろん

あなたが意図してい ....
くしゅんとくしゃみすると
さっきまで泣いてた子供が笑った
お腹を抱えて笑った

くしゃみをしただけで
世界がぱっと明るくなった
こいつはいいな

くしゅんくしゅんくしゅん
おもしろい ....
背の小さい自分には
満員電車の中で君を守る事は
出来ません

どんなに腕を突っ張ても
どんなに足下を踏ん張っても

小さく非力な自分には
君を守る事が出来ません

背の小さい自分に ....
頭の中がぐちゃぐちゃになる

一体何なの?
あなた誰?
目的は何?
何が欲しいの?

確かなもの何一つなくて
おとなしく地に足をつけて生きよう
いい加減夢見るのは終わりにしようって思 ....
食べちゃいたいほどカワイイと思っても
本当に食べちゃったら目の前から無くなっちゃうから
無くなっちゃったら寂しいから
食べません

今日は天気がいいね
お空はからっぽ
だね
チクタク チクタク
時を刻む音
玉葱を刻むようにかな

過ぎた昔も
まだ見ぬ未来も
チクタク チクタク
刻んでしまおう

でも人間は
案外にお間抜けだから
切り損ねたネギのように ....
今夜は雪が降ると思った日
君は寒さに震えていたから
僕の話に黙って耳を傾けた
二人して、ぬくもりが欲しかった

言葉を求めると
何故か君は他人行儀で
それでも二人はどこかで通じ合ってて
 ....
正義 と 言う 旗 を 掲げて
    
        悪 を 殺す ん だ

 権利 も 秩序 も

     正義 に かかれば

          ただの レッテ ....
ラプンツエルさんの自由詩おすすめリスト(28)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕凪- DirectConnec ...自由詩5*06-10-30
Poet_Raume- 春日野佐 ...自由詩5*06-8-15
Aquaerius- 春日野佐 ...自由詩5*06-8-10
みさき- りょう自由詩2*06-8-1
雨の祭典- ペポパン ...自由詩6*06-7-15
白いロザリオ- Lucy.M.千 ...自由詩4*06-7-12
ボディーピアス- 恋月 ぴ ...自由詩27+*06-7-12
寂滅星歌- アマル・ ...自由詩806-7-9
脱皮- 自由詩5+*06-7-2
Forget-me-not_(GW_Special_Vers ...- 恋月 ぴ ...自由詩12*06-5-5
くそったれィッッ!- 虹村 凌自由詩2*06-4-30
乳白色のあなた- 恋月 ぴ ...自由詩12*06-4-19
保育所をさがして- モリマサ ...自由詩12*06-3-17
たちつてと- イズミナ ...自由詩1*06-3-16
達磨さんが転んだ- 吉岡孝次自由詩406-3-15
- Lucy.M.千 ...自由詩1*06-2-18
早春- 銀猫自由詩18*06-2-10
アイスクリーム- 大覚アキ ...自由詩506-2-8
雨に濡れた白鷺- 服部 剛自由詩10*06-2-1
Infinity_loop〜メビウスの輪- 朱華自由詩1*06-1-31
差異- 朱華自由詩2*06-1-31
くしゃみ- 腰抜け若 ...自由詩1*06-1-30
出来ません- ala自由詩406-1-27
錯乱- 和泉 誠自由詩306-1-23
からっぽの空- チアーヌ自由詩306-1-23
チクタク_チクタク- アマル・ ...自由詩506-1-22
冬の詩- 和泉 誠自由詩3*06-1-21
ボクたちにこんなものイラナイだろうよ- 仲本いす ...自由詩205-10-15

Home