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虹がミドリで怖い
茶色がミドリで怖い
喉の奥がミドリで怖い
目を瞑るとミドリで怖い
近所の肉屋がミドリで怖い
ドアを開けるとミドリで怖い
黒塗りのベンツがミドリで怖い
彼女の浮気の言訳が ....
世界はまるで
脱ぎ捨てられた下着のようだ
帰る場所も向かうべき場所もありやしない
ありとあらゆる暴力のすべてが過ぎ去ったあとの
見渡す限りの静謐の荒野を
美しい耳鳴りをBGMにしておれた ....
わたしたちはみんな
従軍慰安婦という
福利厚生とかみたいな匂いがする
こぎれいな肩書きをつけて
さらってきたおんなこどもを犯すような
そんな生き物と同じDNA構造の生き物です
だか ....
崩れてゆく
驚くほどの速度で
花びらで描かれた美しい絵が
ぼくたちの目の前で
風に吹かれて今
埃っぽい川岸の
薄い黄緑の草むらを踏み分けて
ぼくたちはどんどん歩いてゆく
心の中で詩 ....
昨日の帰り道に
なにげなく空を見上げたら
コンパスで丁寧に描いたような
丸くきれいな月が浮かんでいたので
ふいにあの人が教えてくれた
あの歌を思い出しました
ここは木屋町でも丸太町でも ....
おっぱいは夜明けの頃がいい
まだ暗い丘を踏みしめていくように
夢と{ルビ現=うつつ}の{ルビ間=あわい}をなぞるように
その危ういしなやかさに頬を預けたい
夜のおっぱいがいいのは言うまでも ....
暴力は
暴力でしか
止めることはできない
ならば
おれたちは
ただ黙ってオルガンを
奏でようじゃないか
殴れらても
蹴られても
銃口を突きつけられても
ただひたすら
黙ったま ....
七尾きよしさんの大覚アキラさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ミドリ
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大覚アキ ...
自由詩
14*
07-6-28
ハレルヤ
-
大覚アキ ...
自由詩
4
06-12-22
ねがい
-
大覚アキ ...
自由詩
5
06-9-9
終わりの風景
-
大覚アキ ...
自由詩
5
06-7-10
同じ月を見ている
-
大覚アキ ...
自由詩
5*
06-6-29
おっぱい
-
大覚アキ ...
自由詩
9*
06-5-28
暴力とオルガン
-
大覚アキ ...
自由詩
4
06-1-27
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