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帰らなくてはならなかった
ガード下の公園
オレンジと灰色の記憶
あれはいったい
どこだったか
ガムの包み紙の甘い香り
急すぎる石の滑り台
の冷たさ
風はどこからかやってきて
....
厳かな表情は
白い和紙に包まれて
丁寧にしまわれていく
もうしばらくは
という
僕の意見は
宙に浮いたまま
ぐずっていた子供たちは
いつのまにか嬉々として
桃、橘と桐箱の中へ
....
海月さんの佐野権太さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
童心のかけら
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佐野権太
自由詩
11*
06-5-7
祭りのあと
-
佐野権太
自由詩
6*
06-3-6
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