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気づいたら
自分の後ろに
千の詩がこぼれていた
足跡とともに
時には運命に悲しみ
時には人に喜び
生きてきたことを
生きていることを
感謝する
まだ前に道は続いている
そう
まだ ....
大きな葉の下から
そっと空を見上げると
とても薄い緑色が輝いている
そろそろ夏が生まれる
風が吹くと
きららとした緑色は
暗くなるけれど
遠くで流れている川の水のように
他の場所で光り ....
山奥の一軒の家のために
立てられた電柱は
その家に誰も住まなくなってからも
一人で立っていた
電線はつながっていたが
電気が流れることはもう期待できない

電柱は昔を思い出した
まだそ ....
一週間前のこの道は
みんなへとつながっていた
朝は必ず誰かがいて
元気な時もつらい時も
何の意識もせずに「おはよう」と
必ず誰かと学校に通っていた
まだ一週間しか経っていないのに
もうこ ....
いつもよりほんの少しだけ
笑うことができるのなら
一日がすごく楽しくなれると思う

いつもよりほんの少しだけ
花に気づくことができるのなら
悩んでいることがすごく減ると思う

いつもよ ....
生まれた時から
ぼくには父親がいなかった
母からは
父は遠いところで仕事をしている
としか言われていなかったが
ぼくは父の写真を一度も見たことがない
子どもの頃
母に連れられて
どこか ....
まず初めに、このサイトの管理人さん、いつも互いに励ましあって
詩作をしている方々に感謝いたします。

今日でこのサイトに登録してから1年になる。
365日前は詩というものは何一つとして書くこと ....
「たいへんよくできました」
というスタンプがどうしても
自分のノートに押されたかった
先生にノートを渡しても
いつも「がんばろう」とか
「あとひといき」ばかりだった
同じクマのスタンプなの ....
ついに定規は曲がった
まっすぐにしか使われない自分が
悲しくなったという
まっすぐに測れるものなんて
世の中のほんのわずかしかない
そう思ったらしい
もっと柔軟のある生き方を求めて
現実 ....
社会の授業で
何も考えることなく
黒板の文字を
そのまま写していたあの頃

ページを変えなくてはならなくなって
めくったまではいいけれど
ふと何も書かなくなった
理由は何もないけれど
 ....
{引用=ポエム問題集 100作を記念して}

それは
感性を磨くために
技術を向上させるために
何人を制限することなく
万人のために
誕生した

心に感情がある限り
道は果てしなく ....
明日と書かれた本が
売られていました
中を開けることができないその本が
不思議と気になって
ふと買いました

明日と書かれた本を
買ってきました
中を開けてみるとその本は
不思議にも ....
雨が止んだので
図書館に行きました
誰が書いたのか
忘れてしまいましたが
旅行記に読み耽っていたことは
覚えています

雨が止んだので
靴屋に行きました
どこの会社の製品なのか
覚 ....
昨日の夜に積もる雪
山も畑も野も川も
どこもかしこも一つ色
朝の光に木の枝が
まばゆく光るこの大地

新たな生が起き上がり
草も若葉も木も枝も
日なた日陰も一つ色
朝に流れるせせらぎ ....
未来は雷雨とともに降ってきた
次から次へと
激しく地上に落ちてくる未来

あるものは大地に地響きを唸らせ
あるものは風に吹かれ
ゆらゆらと漂いながら
音もなく落ち
誰にも気づかれないま ....
ぼくは詩人

美しいものを感じる気持ちは
誰もが同じ
たとえ自分の世界が違っても

今日もまた

朝の散歩をしていると
歌人と数学者に出会いました

歌人は数学者に
短歌を数学 ....
ぼくは詩人

人に疎んじられても
人からあしらわれても
前に向かって
それはぼくの歩み
それはみんなへの歴史

今日もまた

朝の散歩をしていると
老木に出会った

茶色い葉 ....
前田ふむふむさんのぽえむ君さんおすすめリスト(17)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
千の詩- ぽえむ君自由詩20*07-7-27
夏が生まれる- ぽえむ君自由詩28*07-5-2
一人ぼっちの電柱- ぽえむ君自由詩18*07-4-18
一週間前のこの道は- ぽえむ君自由詩6*07-3-30
いつもよりほんの少しだけ- ぽえむ君自由詩18*07-3-29
桜の面影- ぽえむ君自由詩12*07-3-23
現代詩フォーラム登録1年を振り返って- ぽえむ君未詩・独白30*07-3-20
たいへんよくできました- ぽえむ君自由詩36*07-3-14
曲がった定規- ぽえむ君自由詩49*07-2-27
真っ白な思い出- ぽえむ君自由詩24*07-2-21
ポエム問題集- ぽえむ君自由詩8*06-12-23
明日と書かれた本- ぽえむ君自由詩10*06-11-1
雨が止んだので- ぽえむ君自由詩13*06-10-29
言葉で染める季節色- ぽえむ君自由詩9*06-10-18
空から未来が降ってくる- ぽえむ君自由詩17*06-8-22
ぽえむ君−詩集−- ぽえむ君自由詩10*06-4-12
ぽえむ君−前進−- ぽえむ君自由詩7*06-3-31

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