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生まれたばかりの君は
まだ数えるほどしか
ものを
もってない

まだ ものを 欲しがらないし
きっと わからない
でも、「これを君に。」ってあげるとき
僕はとてもドキドキする
君 ....
そでとくびのながい
ふくがすき

なるべくじっとして
はるがきたかどうか
うたがっている

もうサクラは
ちったというのに


ぼくは
すきだったのかな
あき
おひさまのまどべで
ひるねしました
ぽかぽかして
あたたかくて
きみがいるようで
ぼくはとけて

きがついたら
かわいてしまって
かたまって
わらうことも なくことも
で ....
疲れた僕は 木陰で休んでいる
幹に 蝉の抜け殻
とても静かに
何年もそこに在りつづけているかのよう

しばらくして
ふと気がついた

だまって
いる

その少し上にも
またそ ....
ほんとに本気?
確かめたくなる。
目があうたびに
つかれたとき

まず つぶやいてみます。
もぉ あかんわ。。。

つぎに、もいっぱつ おいうちをかけます。
もぉ ほんま つかれ はてたわ。。。

そして ぐったりします。
ぐったり ....
深い海の中に
大きな空間が広がっている
そのまんなかに
魚がいる

僕は息をひそめて
それをみる


魚たちが
いつの日か
何か乗り物に乗って
海から出るとき

その乗り物 ....
ほねがおれた

はやく なおるように
にぼし たくさん たべてる
いつも たべてる にぼし にぼし

ねるとき
いきが にぼし くさくて

ぼくは
そう
まんぞくな ねこ。
あなたの寂しさ
あなたの強さ

洗濯物がまわっている
全国版の道路地図
なんだか久しぶり
知らない県の
知らない道をたどってみる

知らない町
遠い町

きっと
毎日をそこで暮らす人がいる
道路沿いに家があって
今日も 今も
生活 ....
でんでんは
かたつむり
僕のともだち
プチトマトのパックにすんでた

いつも いつも
僕を心配にさせるから
アジサイが雨でぬれた日
はっぱの上に
はなしてあげた

でんでんは元気 ....
僕らは 同じ向きの
くの字で ねむる

てれ屋の君が
こんな そばで
じっとしている

ねたのかな?
君のあたま なでてみる


僕は 君が 好きだ。

遠いところで
君がさびしい

僕はここにいるけど
君と一緒にいる
って百万回想う

一回でも君に届け
パンツをはかないで
ジーパンをはいた。

なんだか
ぜいたく。
ソーダゼリーが好っきゃ
めっちゃ好っきゃ

でっかい青いソーダゼリーをな 用意してやな
裸になって 飛び込みたいんや
体の内側も外側もソーダゼリーで満たすんや
息も絶え絶えに溺れるねん
 ....
隅っこが好きな子豚です。

 でも、海を眺めるのは好きです。

ドングリが少し入った袋をもっています。

 今は、寝ていると思います。

 それから 日本語は話せないかもしれません。
 ....
1

ドングリが遠い目をして
冬の正解(こたえ)を探している

もうすぐ大きな冬の翼が
やってくる
僕は森によばれる
いかなくちゃ

山猫の親分は
ピリピリしながらも
やさしい ....
いろいろな きまぐれで
そらのむこうをおもう

あきのかぜが さわやかで
おさけがおいしい

だれかきてくれれば
とてもうれしい

ひとりでも
なんとなくすぎてゆく


かわ ....
ごめん
あと五分だけ。。
なんてセリフ
想像したこともないよね

君の寝顔
無敵の寝顔
今日は まあ
なんとなく すごして
夜には たっぷり寝て
明日 がんばることにする

というふうに
毎日を過ごしていく

にっこりしたり
ほろりと泣いたり
なんにもできないけれど
 ....
鍋を洗うのと
お風呂のふたを洗うのが
あんまり好きじゃないです。
風がふいた
ふうわり さあ さあ

草がゆれた

君をみつけた

 「なにしてるの?」って聞かれたらなんて言おう





風はまだ ふいていて
さあ さあ さあ

僕 ....
大きなサボテン
小さな鉢で
よけいおおきみえる

小さなサボテン
大きな鉢で
よけいちっこみえる

だからよけい両方かわいいねけど

大きいサボテン
「なんか家まちごうてへん ....
ひとやすみ はながみまもる あなたにメールをおくったあとは
ねこのさかな
ぼくのけいたい

ぎゅっとにぎってつかれちゃう
から
ゆかにおく

しばらくしたら
ぼくはせいざ
けいたいに むかって
のぞきこんで ....
ばったり くまにあいました

くまがあんまり
まっくろいので
ぼくは
なんどもなんども
「めをぎゅっとつぶってあけてみる」
ということをくりかえしました

くまは
どこまでもまっく ....
ひつじ
もこもこ でっかい
け を
かってもらっても
あんま きにして ないぞ

ぼくのことも
あんま かかわりあいに なりたくない ふうだ

こんなにも
いっしょに あそびたい  ....
モリアオガエルは
森のカエル。
木に登って
暮らしてる。

遠くを見つめて
風を食べてみたり

僕と出会っても
何も考えてないような顔をして
きょとんとそのまま
そこにいる
 ....


ぞうは はなが。

なんでなんっ??
ふつう せめて くちびるでいくやろお??

でも ぞうは はな。

 *

きりんは あしとくび。

あしがさきのびて
まだ た ....
とおく
でんしゃに
なんじかんものって

そとのけしきは
ぼくにちからをくれるけど
いまは
みたくなくて

たくさんのおもいで
くりかえす

あたたかいきもちのまま
おわるな ....
佐野権太さんの日朗歩野さんおすすめリスト(47)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「僕/君/くじら」- 日朗歩野自由詩609-5-25
おいてけぼり- 日朗歩野自由詩408-4-17
おひさまのまどべで- 日朗歩野携帯写真+ ...507-11-11
夏の日- 日朗歩野自由詩607-8-23
君はいつもそうだから- 日朗歩野携帯写真+ ...907-7-8
僕の元気のだしかた- 日朗歩野未詩・独白907-7-6
銀色- 日朗歩野自由詩507-6-24
にぼし_たべて- 日朗歩野自由詩707-4-26
風に- 日朗歩野携帯写真+ ...1306-12-8
戻る必要のない旅- 日朗歩野自由詩906-10-5
でんでん- 日朗歩野自由詩306-9-30
おやすみ- 日朗歩野自由詩306-9-30
秋の夜- 日朗歩野自由詩406-9-30
ぜいたく- 日朗歩野未詩・独白306-9-29
めっちゃ_しぃたい- 日朗歩野自由詩706-9-21
イベリコブタ_- 日朗歩野自由詩506-9-21
透明の光- 日朗歩野自由詩906-9-14
きまぐれ- 日朗歩野自由詩706-9-11
猫寝てばかり- 日朗歩野携帯写真+ ...1506-9-6
日々- 日朗歩野自由詩406-8-30
独白- 日朗歩野未詩・独白706-8-23
野原で- 日朗歩野自由詩1006-8-23
さぼたん- 日朗歩野携帯写真+ ...1206-7-12
猫と花- 日朗歩野携帯写真+ ...1406-7-7
あなたにメールをおくったあとぼくはねこになる- 日朗歩野自由詩1006-6-27
くまがあんまり_まっくろいので- 日朗歩野自由詩606-6-22
ひつじ- 日朗歩野自由詩606-6-18
モリアオガエル- 日朗歩野自由詩806-6-2
進化- 日朗歩野自由詩406-3-14
そんなたび- 日朗歩野自由詩806-2-25

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