雨を避けていく
ほこり立つ道を
避けていく
怖がりで
自分から触れていけない
夜を
夜の向こう側を


ダンスしている
仮面をつけた孤独たち
歩道橋の
こちら側で
向こう側で ....
コタツで寝て、何が悪いの。

「風邪ひくじゃん」って言うけど、
ぁたぃバカだから風邪なんかひかないもんねーだ。

コタツあったかくてキモチいーじゃん!

ベッドなんて寒いじゃん。

 ....
目的の為に生きず
生きるためにうまれた僕です
色んな位置からずっと
照らし てらされる顔の群れ
かってに疲れて

自分から夜へと出掛け
行き場の無い―――僕らのつらさ


溢れるま ....
ケータイを「マナーモード」にしたまま寝たら、
自己嫌悪。

寝坊したら、
自己嫌悪。

講義をサボったら、
自己嫌悪。

「もう、どうでもいいや」と思っている自分に、
自己嫌悪。
 ....
フレンチローストと
イタリアンロースト
メニューの前で悩んでいたら
後ろの人が舌打ちをした

怒ってはいけない
珈琲というものは
ココロを落ち着かせる為に
飲むもんだ

と おじい ....
ひさしぶりに見た横顔は
新宿のそれとよく似ていた

声に出さずとも
互いの過去ならよく知ってる
「あのころ」なんて言うその眼は
あのころとはもうだいぶ違う色をしてる

いつも遠くを見て ....
世界をつくっただれかさん

こんな俺にも
きっちり終わりがある
ありがてえけど迷惑さ

こんな俺でも
セブンスターが吸える
うまいけど確実に毒だ

だれかさん 放任主義にもほどがあ ....
(下記の文章中には話の流れ上、性的な表現が多数含まれます。18歳未満の方はご遠慮頂いた方がいいかもしれません。)

 今から15年も前の話である。
 私はその頃、大阪の堺市にある大病院の研修医を ....
一人では 歩けない
二人でも 歩けない

ああ、だけど
会いたかったよ、新宿
十代で家を出て
キャバ嬢とかやりたかった

紅茶の湯気ふわふわ
「通貨が統一になるんですって」と
パン ....
朝焼けの海も
だれかの夢のなかで揺れている
朝の一瞬の呼吸も、昼過ぎの時間が止まったそらのいろも
深夜二時のどんな陳腐な一秒にもかないはしない
夜は 自身が夜であるということだけで
僕にそう ....
走る車の中から
窓の外に
うつる景色が 素敵だ

あなたはちゃんと
歩行者の安全考えて
車走らせていて 素敵だ

時折 携帯を取り出して
メールチェック
もちろん一旦 停止して…
 ....
でもやっぱり
「あなたに出会えてよかった」
って誰かに言ってもらえたら
それだけで
(ああ、生まれてきてよかった)
って思うよ
子供たちを食い物にして、
利益をかせぐ、大人たち

未来は、どこに向かっているのか

大人たちにそんなことをされた子供たち
その子供たちを頼って生きる日が
大人たちにやってくる

 ....
善を唱える人がいる

これといった悪い事をせずに 人生を送ってきた人だ


善を唱える人がいる

それなりに悪い事をして 人生を送ってきた人だ


悪を知らずに 善を唱える

 ....
今日も飛べない僕がいて
群れなす鳥のかげを追う
いつからこんなに遠くなったの
きっと翼があるのなら
そんないいわけ胸に焦がして
雲のむこうに誰が待つ

空の色がゆれて
風にのって流れる ....
「詩の授業をします」

情景や作者の心情を
貴方は淡々と語る
それは
授業方針に則って
淡々と

貴方は
詩を書いたことはありますか?
教科書に載っていた
「あなた」と「アナタ」 ....
涙が、とまらなく

チョコも、とまらなく


脳は自然に手を
チョコの袋にいざなって
いて。

「ダイエット中」という言葉は
この世に存在しなかったみたぃに、

脳は自然に ....
なんか…



あなたへの想いが

頭のてっぺんからつま先までじゃ入りきらなくて

体中の穴という穴から抜け出して



部屋の中をうにょうにょうごめいてる…



も ....
「あぁ、十分承知しているさ、
 自分に感性も才能も無い事くらい
 けれど、若さに負かせて、勝利を味わいたいぐらい
 皆、思っている事だろう。」

陰踏みしていた黄昏時
僕は、自分が亡くなっ ....
※作中インディアンをネイティブアメリカンと
 呼称すべきですが、詩作の関係上インディアンと
 させて頂きました。関係者の方がいましたら
 ご了承下さい。 〜maumi〜



インディア ....
おれの名前はニコライ
ニコライ・アンドレーエヴィッチ
ありふれた名前だが
おれは気に入ってるんだ

車輪の付いたこの板
なかなかカッコイイだろ
走り心地もなかなかだぜ
まあ腕は疲れるが ....
「に、にがい、苦すぎる!おい、なんだこの料理は!」

「あら、そう?あたしは甘酸っぱくてすきよ、この味」

お客様、
そちらは『思い出のソテー』でございます
お客様の舌によっては甘くもなり ....
遠くさいごのやつが
行ってしまった

しろい世界
やけに鮮明なこの二本の
赤錆びたレール
踏み切りのバーと
鳴っていた赤


なぜ僕は絶えず
あきらめず
この渡れもしない踏切り ....
猫 が 
しゃなり、しゃなり、ゆら〜ん
微妙にコケそうな 
ブロック塀に ぶら〜ん
こ、こっち見んな!流し目で
寒いだろうし降りてくりゃあいいのに

去年の春に裏の物置で
にゃあにゃあ ....
ときどき、
行方不明になりたくなる。

そうゆうときは
「あーーー行方くらましたい」
て、言ってみる。
言ってみるだけなの。
そんなの無理って、
逃げられないって、知ってるから言えるん ....
あすになれば
大人になる気がする

実感もないまま
大人になって
平気で
ひどいこと
はなす気がする

感じもしない
郷愁を
良いとおもったり
焦って沢山の駄菓子を
買い込ん ....
  いま だから楽しい
  いま だからつらい
  いま だから笑う
  いま だから苦しい
  いま だから歌う、詩を書く
  いま だから飲みたい
  いま だから話したい、愚 ....
時刻は午前八時になりました
みなさん いかがお過ごしでしょうか 大沢ユーリちゃんです

ついさっき ブエノスアイレスの居酒屋で
木星人が発見されたそうですよ
テキーラ飲みながら
タンゴショ ....
 子供は手加減をしらない
 子供は遊びたおして
 それが仕事

 大人になると
 しがらみで
 視野がしぼんでいく

 北風吹く雑踏の中で
 未来の心配は膨らんで行く

 ....
僕らに必要だったのは、外に出るきっかけ。

“イイコ”を演じるの、やめるきっかけ。

崩壊なんてとっくの昔にしていたんだよ。
君と僕の感情なんて、とっくの昔に走り出していたんだ。

 ....
和泉 誠さんのおすすめリスト(277)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨を避けていく- 便乗鴎自由詩5*06-1-24
バカは風邪ひかない- まなみ自由詩3*06-1-21
外出- 便乗鴎自由詩1*06-1-19
誰も待っていてはくれない- まなみ未詩・独白4*06-1-19
ほろ苦きなのは- maumi未詩・独白3*06-1-18
グラスを見つめるように- 馬場 こ ...自由詩306-1-18
エゴブロック- 馬場 こ ...自由詩306-1-18
セックスボランティア(R18)- 宮前のん散文(批評 ...53+*06-1-18
フラウ_バウムクーヘン- 木葉 揺自由詩8*06-1-18
夜の詩人- 便乗鴎自由詩3*06-1-18
逃避行〜南へ南へ- 阿麻自由詩12*06-1-17
意味- 馬場 こ ...未詩・独白206-1-16
「夜回り先生」を読んだ大人たちは- 逢坂桜未詩・独白4*06-1-16
偽善者- ユウ自由詩106-1-16
つかれたうた- 馬場 こ ...自由詩406-1-16
国語の先生へ- 十六夜自由詩1+*06-1-15
涙も、チョコも、何もかも- まなみ未詩・独白3*06-1-13
大人の恋- Honesty自由詩1*06-1-13
地に薬缶。- 麗魅自由詩106-1-13
インディアンおばちゃん- maumi自由詩1*06-1-12
負傷兵ニコライのこと- 馬場 こ ...自由詩406-1-12
詩人の集まる店- 馬場 こ ...未詩・独白206-1-12
踏み切り- 便乗鴎自由詩2*06-1-11
物置で生まれたネコ- 阿麻自由詩11*06-1-10
行方不明- まなみ自由詩6*06-1-10
水滴と波紋- 便乗鴎自由詩5*06-1-8
理想の自分を「今」現実に- ぽっぷん自由詩306-1-8
ゆうゆう不信- 馬場 こ ...自由詩106-1-8
天国に行きたい- 炭本 樹 ...自由詩306-1-8
僕らのリアル- ナイトー自由詩106-1-7

Home 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10