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春も終わりに近づき
もどかしい気持ちになったり
夏がすぐ傍で足音を立てるのを聴いたり
そんな風にやり過して
日々は流れていく

白い雲に乗ったり
虹の橋を渡ったり

子供の頃に見てい ....
今日のアサ
ボクは
コドクを食べて
ヒトリを飲んだ
ブラウン管に映る
キョウキを目にしながら
ムカンドウに
ムジカクに
ムヒョウジョウに
コドクを食べた
酷くクウキョな
時間が過 ....
夜が静かに震えて
雨が残した雫の音を
途切れ途切れに数えていた

置いてきたものとか
残してきたものとか
そんなに遠くではないけど
もう帰れない日常を思い

少しだけ寂しくて
無意 ....
触りたかった
風景を

朧に
格納した

ひとつ風鈴がなる
そこは空き地だった
人影もない

空気の抜けたタイヤが積まれていた

交差点の信号機の
信号の変わる音がする

聞こえなかった声や
話さなかった言葉

みつかならないように
こ ....
日陰は 降り積もりはじめた頃の
うぶな雪 白く内側に抱えていて
ひっそり 溶ける

溶けたつものは 眠る
とどかれること なく
聞きたいよ君の歌を

お願いだ聞かせてくれ

僕をもうこれ以上悲しませないでくれ

これ以上僕をもて遊ばないでくれ

君は僕のことを古い壊れた

ブリキのおもちゃくらいにしか見てな ....
ぼくは詩人

当然に気がつくきっかけは
ほんの些細な偶然である

今日もまた

朝の散歩をしていると
お地蔵さんに出会いました

顔はやさしく笑っている
出会った人にそっと
話 ....
 柔らかくって
 小さくて
 ふわふわしてて
 つぶらな目でこっちをみてる

 部屋中を走り回ったかと思うと
 僕の腹の上で寝ている

 愛しい僕の愛猫
 甘えていいんだよ
 もっ ....
たった5分走らせた
あなたの指先が

とても純粋に
白紙を色付かせてゆく


白紙で良かった


あたしは
ずっと
あなたにこうして欲しかったんだわ
君に


 君の心と僕の言葉が反対を向いてどうしようもない時は
 僕のことをへちまのちんちくりんと見なして
 うっちゃってくれればいいよ

 僕は少し酢とかにんにくとか
 鼠の尻尾とか ....
花の季節

甘い香りに誘われて

気が付いたら

ベルを鳴らしていた

君ん家の
薄暗い狭い部屋で

僕は机のろうそくの炎見とれて

冷たいため息をはいた

一歩外に出れば広告や店の看板の光で満ちた

都会の光がふってくる

僕はその光から逃げ

自分のぼろ ....
ぼくは詩人

何を求めるわけでもないが
求める何かがある

今日もまた

朝の散歩をしていると
石段に出会いました

おもむろにのぼってみる
苔むした両脇はその歴史を感じ

 ....
今日も窓辺のてるてる坊主は
ひとり 濡れて
ひどく 濡れて
雨粒 ぽとり

あなたの気持ちは分からなかった
週間天気予報(の降水確率)よりも
けれどずっと晴れなんてあるわけなかった
「 ....
今日も独り


      「別れよう」{引用=
     つけっぱなしのTVで恋愛ドラマをやっている
     どうせこの二人は台本に従ってくっついたりは
     なれたりを繰り返すと ....
この世界の人間はみんな自分が一番賢いと思っている
「自分より優れた者は五万といる」
口でそう言って自分が一番謙虚な人間だと心の中で思ってる

自分よりおいしい思いをしている者を見ると
何故か ....
この感じ
血が降りてくる
この感じ
嫌な熱さと
嫌じゃない熱さが
混じり合い
わたしの考えを
奪う
そして
血の塊と一緒に
流してゆく
どぷ
どぷ
どぷ
この調子で
その ....
 心地よい春風を浴びて
 深夜の疎水沿いを歩く

 両手を上げて背を伸ばす
 清らかな空気を肺に送り込む

 どうしてかな?
 日曜日には雨が降る

 頭で考える世界なんて
  ....
投げたき言葉の数だけ
後悔が増えていく。

投げ残した言葉の数並みの
自己嫌悪が積み重なる。

君を
と、言いかねて
笑いで誤魔化す時
誤魔化し切れない
屈折が心中に拡散する

 ....
ぼくは詩人

言葉をつなげたものは
単純な言葉の和ではなく
積や累乗に拡大する

今日もまた

朝の散歩をしていると
フラスコに出会いました

丸底フラスコ

物質と物質を混 ....
どしゃぶりの雨の中で

僕は大粒の涙を流しながら

自転車を全力でこいでいた

頬にあたる雨がちくちくしていたかった

どうせ僕なんか醜いだけさ

他人はぼくの欲しいモノを持ってい ....
繋いでいた手が離されて

ぼくは一人になっていたよ

孤独がこんなにせつないものだと

君を無くして初めて知ったよ

ずうっとずうっと一緒にいると

勘違いしてたのは僕だけ

 ....
二匹の天才犬がいた
共に言葉を理解し
自分を理解した

一匹は縄を離れ
人として愚鈍な自由を手に入れた

一匹は言葉を捨て
精神の牢獄から解き放たれた




二匹の名は
 ....
公園に着いたがエリカはいなかった

大きなため息をついて腰を下ろした

ふと、自分は何故こんなにがっかりしているのかと

疑問に思った

エリカという名前を知っているだけであとは

 ....
国道に面した真新しいホテルで
五回目の夜を寂しく過ごしている
激しい雨音を掻き鳴らす春は
去年よりもずっと冷酷だった

ルームライトに浮かぶ哀れな影
照らされる白髪を何本か引き抜いても
 ....
たいくつがあなたをころすのですよ。
いいことをしなさい。
いいことをしなさい。

あなたがひとりでしぬのではないのですよ。
たいくつがあなたをころすのですよ。
いいことをしなさい。
あさ ....
わがまま暴君
好きな時にしたい事をやりたいだけ
毎日ガハハと笑うだけ笑って
疲れたら立派なベットで大いびき

農民達は重税に苦しみ
今日もまた何人か飢え死にを
兵士達は他国との戦争で傷つ ....
時計を見たらもう12時をまわっていた

僕のバイトしているバーは

7時から3時までの夜間運営の

なんとも珍しい店だ

店内はテーブルが4っつとカウンターだけの

やや小さい店だ ....
彼女は僕が近づくのに気付くと

顔を下にしてうつむいてしまった

ぼくはそんなことは気にせずに

彼女に一歩一歩確実にどんどん近づいていった

そして彼女の隣におもむろに座り込んで
 ....
イズミナツキさんの自由詩おすすめリスト(243)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春の夢- 海月自由詩1*06-4-24
今日のアサ- ジム・プ ...自由詩3*06-4-23
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- 大城 小 ...自由詩406-4-21
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ぽえむ君−石段−- ぽえむ君自由詩6*06-4-21
私はひとり- ふるる自由詩9*06-4-21
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天気になーれ!- 山崎 風 ...自由詩2*06-4-20
投げたき言葉の数だけ- do_pi_can自由詩306-4-20
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僕と君と麦わら帽子と本___第五章- こめ自由詩306-4-12
雨に詠えば- 松本 卓 ...自由詩2*06-4-11
せんせいのおしえ- yuma自由詩5*06-4-9
ROREPME- 腰抜け若 ...自由詩2*06-4-8
僕と君と麦わら帽子と本___第四章- こめ自由詩5*06-4-6
僕と君と麦わら帽子と本___第三章- こめ自由詩406-4-1

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