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 1

月に憑かれたピエロが
ぼくにずっとささやきかけていた
ぼくは我にかえった どうして
こんな遠くまで来てしまったのだろう


 2

満月に
子供のオバケがひとり
さ ....
詩 って なんだろうね?
君がぼくに訊ねる
ぼくは 脱いだばかりの
クツ下のにおいを無心に嗅いでいて
君の問いに答えられない
君とぼくの目と目がゆっくり重なる

例えば 早朝の草野球 ....
「線路の上を歩いて海を渡る
 それ自体はけして珍しい行為じゃない
 だが
 心してきいてほしい
 次の駅にたどり着くことのできる者は
 きわめて稀である

「大洋をどこまでも縦断する ....
3か月前にあたしをふった
彼氏が旅に出るってんで
40度の熱があって あたしはたたき起こされて
着のみ 着のまま
葛西シルチスのアマゾン鳥が鳴く金町方面
あたしひとり 駅まで彼氏を見送り ....
久米一晃さんの角田寿星さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月に狂う- 角田寿星自由詩7+*06-1-30
もいっぺん、童謡からやりなおせたら- 角田寿星散文(批評 ...4*05-12-20
海を渡る(マリーノ超特急)- 角田寿星自由詩1004-11-20
大トランポリン駅にて- 角田寿星自由詩704-3-15

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