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クリスマスイブにブイブイ言わせてる
岸田くんうっちゃり覚えた感のある
傾国を憂うもいいが先を見よ
願ったり叶ったりなの? デッドエン
では君は余剰で優しいだけなのか
波風を立てずに歩く水の上
無理ですよやっぱり濁る水の中
かき混ぜて行きましょうとは怒声下
前後ろ右も左も動けない
君が怒らせたんだよとすまんこれ
八宝菜かけてあんかけ焼きそばに
足りないぞ僕にはそれじゃ他の物
五目飯焼き鯖つけてビールくぃ
ハンバーグ鮭のムニエルハイボール
夏さらば冷やし中華が老い送る
まぐわいの仕方も知らず縒れる人
色欲の枯れることなく集う人
足して二で割れることない前後者
蜂蜜に見えるか俺の毒水が
先思うあとどれくらい持つだろう
潔し、思えばこその自己責任
自慰的な示威に耽って辞意至る
他個責任、すべてはタコが悪いのだ
選べることなんてあったかいままで
ご唱和を、俺のせいかよそれがとぞ
わかります? わかりませんよテレビ音
フォロワーの奪い合いだよ、さもなくば……
アフリカの諺遠しサバンナは
僕、ベジ子。なので一人で行きますわ
神として生くより人とし死なんとす ....
クッッッッッソ丁寧にくらしたい
広葉樹「直射日光だ~〜いすき♡♡」
花見客の中にサクラが混じってる
ダイイングメッセージまでも五七五
哀しいことを宝石として仕舞 ....
夕焼けが寝転んでいるニ年前
何も知らないから知らない場所にいる
俯くと五臓六腑も俯いた
夕暮れが立ち上がるまで影と待つ
草木たち 話に花を咲かせてる
星はひとみたいに滅んでまた星に
「ないっすか? ナイスな椅子は」「ないっすね」
かき氷みたいな色の穏やかさ
人 ....
生徒として徒に生きた 徒競走
空いた穴からきたハエがウエをとぶ
人知れず瞳は一人夢をみる
ねむりに落ちるときエレベーターになる
ずっと着てない洋服が不服そう
....
川柳と十七億年暮らしてる
おゆのゆめ あのゆめのあめ おゆのあめ
からっぽのペットボトルに影がある
きみが三十一音でうたってる
星空の色がしょうゆみたいに濃い
....
日差しを浴びて余白が眩しかった
お日さまの香りが帰りを待っている
雨音に気持ちを急かされる信号
ひとびとの夕焼け走るバスの形
星空が曇ったガラス ....
新緑が愛でられもせず萌えている
型未知でこんなん考慮しとらんよ
ふざけるなやってられるか息を巻き
もういやだ堪忍してと泣いてみて
可笑しくて泣いて笑って繰り返し
引くこと ....
喧騒に駄菓子屋相場のおやつなし
生きている実感に負け帰宅なう
リア充の着ぐるみ脱いで季語も脱ぐ
よそ者は死ぬまでいても見舞われず
喧騒は代々住む人たちのもの
....
年賀状 ポストの間 行き来して