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いつまでも怠惰に
うたた寝をしていたらしい
わたしの深層心理
片目で様子を窺えば
あなたが
優しい眼差しで見ている
くりかえして聞いていたのに
わかることのできなかった、  ....
白い大きなシャツを着た
無邪気な少女が
駅前のロータリーに
集う鳩の中心で
詩の朗読をはじめた

僕も鳩に交じって
道路にダンボールを敷いて
排気ガスを吸いながら
彼女の言葉を聞いた ....
明日の朝

太陽でなく

みかんが

のぼってきたらいいな



ぼくの生活も少しは変わるかもしれない
整然と並ぶ
薄暗い部屋で
こんなに人がいるのに
と思う

誰にも会わない夜
誰にも会わない朝
白く濁す冷たい空気が
わたしの存在を確認する

研ぎ澄まされて

幸運かどうか分か ....
信じてもらえるものになろうともせずに
信じられるものばかり探している
味のないガムで 何が満たされた

大切 必要 天秤にかけた
誇れる答えは出せたかな
まだ大丈夫 いっそ このまま

 ....
玉葱の味噌汁に
なみだを一滴入れてみたものの
塩加減は少しも変わらず
だれも悲しくなりませんでした

風の強い庭先に鳴く野良猫に
思いつきで名前を呼んでみました
ずざ、と塀を駆け上がる音 ....
運命なんて

ないようなもんだと思うわ

別れてすぐは

たがいのこと心配だけど

あたし忘れてしまえるじゃない


風が吹くから

波があるのかしら

海流と波って
 ....
君の胸が時を刻む
窓の外の冬空は
白い雲が流れてとどまらない

君がいるのに
哀しみが凍みてくる
静かに待とう
もうすぐやってくる夕暮れに
一瞬でも優しい色に染められるよう
夜しか会わないふたりだから

裸でしかさけべない愛だから


不倫だろうと純愛だろうと

互いにさびしいふりをして

互いを途方に暮れさせてた

しなびたゴムに白が溜まる

 ....
白くまが
冬に飽きて夏を生きている
空へ掲げた太陽から
モーター音がする
眩しくてほんのり暖かい
故郷ではインテリアでしかない太陽だ

夏の代名詞は軋みながら首を振り
永久凍土に芽生え ....
2月14日 バレンタインデー

モテないオイラにゃ関係ない日

最低気温マイナス2度 寒いのに コートもマフラーも校則違反

バカバカしい校則とも もうすぐ おさらば

卒業式まで ....
{引用=
コンビニエンスストア
レジにバイトのオバちゃん
ビターの板チョコ1枚だけ買おうとする若い男
店内、他に お客はいない


レジ:おにいちゃん、なんでチョコレート買うねんなぁ
 ....
あたしが

おしっこを

もらしそうになると

あたしに

数えろと命じる

あなたは遠い毒薬だ


神様の(宇宙の意志の)

その設計思想を

知りたいんだ(物真似 ....
悲しいまま、今夜は眠ろう
痛みが心を離れない
なぞる度
傷が広がるのがわかる

悲しいまま、今夜は眠ろう
知らないふりをして
忘れよう
はじめからなかったと

悲し ....
かつて私の心はまだ白く何も描かれず
風のような手触りがした
誰も知らず 一枚の草の葉のように
静かにそよいで穏やかだった


ふとあやまって落としたインクのように
すべてがいつか変わって ....
可燃ごみ用と書かれたビニール袋は
棺桶代わりにちょうど良い
真面目に生きても報われないのは私のせいか?
見返りが欲しいわけじゃなく
不公平を不満に思う

才能に憧れるのは才能が無い証明 ....
凍りついた瞳
どろどろの衣服

"汚れてなんかいない"

一寸先は白い闇に
埋もれ、惑い、雑踏に流され

"消えてなんかいない"

淡い期待 ....
液晶の画面の中では
愛と恋とが
消費されて擦り減って
それでも笑顔を忘れずに
人間の傍にぴたり、と
まるで一人では生きられない
飼い馴らされた犬みたい


マニュアルなんて
何も知 ....
こんな雪の日は
貴方がいた日を思い出す

舞い下りた雪が
二人寄り添う肩で遊ぶ
ひとつのマフラーを
二人で首に巻き
ずっとこのままがいいねと見つめ合う

また明日と別れたその夜
私 ....
翌日は温かだった

陽だまりは

哀しみのひかりだ


冬の夜が

音を立てています

雪のあと

月や星ひかります


翌日は温かだった

陽だまりは

哀し ....
わたしを手渡されたときの
あなた
ちょっと驚いたように目を丸くしてたよね
ぎこちなく両手で受け取ってくれて
すなおにお礼を言ってくれた

わたしは
この日のために生まれてきたようなもの
 ....
ぼくら凡人はよくこんなふうに思う

世界は俺がルールの方がうまくいく

そんなことひそかに深刻に思ってる


トマトを食べる

赤いものでも食べて

気持ちを入れ直す

赤い ....
都会の空に降る雪は
灰に似ている

熱かったものが冷めたあとは
元から冷たかったものとは
比べようもないほど
さみしい

なんにでもなれたんだと思う
(大人が入れるほどのかまくらをこ ....
美しい双子を前にしてわたしは歌う

二人ともそれぞれ美しいのだが
左の少女の手はとくに美しい


わたしは右の少女の手を取り
左の少女の手を美しいと思うのだが

左の少女の手を取ると ....
なんか腹ふくれる感じがうぜえ、
つーかなんか食べんのがめんどくさい。
がやがやして食べんのがめんどくさい。
時間が早く終わる気がする。
普段は一人がいいかもしれないと思う。
腹ふくれると気持 ....
まるで

天使と悪魔を
足して2で割ったような存在

天使が囁く、こっちへおいでと
悪魔が囁く、こっちへおいでと

白の世界と
黒の世界

どちらにも
なれない私は灰色だ

 ....
ああ
真に面倒くさい世の中じゃ

わしゃ
眠いんじゃ


ああ
実に面倒な世の中ですね

私は
とても眠いのです
すいしょうだま こわしたよ
きみのひとみにはいりたかった
くろくてきらきらひかってる
やみのなかのかすかなひかり

なにをみているの
ぼくをみすかして
ほかのだれかをみているの
そ ....
かってもらえよ

さわったらとげがささる

ピッカピカのバナナ

せなかもおなかのママに

かってもらえよ


生きる気

マンマン

みづうみ

マンマン

日 ....
牌にさわってしまえば朝まで麻雀

好きでなくなった愛人でさえ

会えば卑怯な純情で愛してしまう


もったいぶった冷たい男さ

キースよオレを粉々にせよ


牌にさわってしまえ ....
Honestyさんの自由詩おすすめリスト(281)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
新宿の小さなバーの- よしおか ...自由詩5*08-2-16
東京ROTARY- ニカコイ自由詩10*08-2-16
無題- fomalhaut自由詩308-2-16
重影- こゆり自由詩4*08-2-16
日和- 蒼穹自由詩6*08-2-16
さくら予報- 銀猫自由詩15*08-2-16
運命なんて- 吉岡ペペ ...自由詩508-2-16
哀しみ- さくらほ自由詩7*08-2-15
朝の別れ- 吉岡ペペ ...自由詩408-2-15
太陽の下で- 佐々木妖 ...自由詩10*08-2-14
2月14日、朝- 北大路京 ...自由詩6+*08-2-13
2月14日、前日のコンビニ- 北大路京 ...自由詩19*08-2-13
遠い毒薬- 吉岡ペペ ...自由詩308-2-13
悲しいまま- よしおか ...自由詩3+*08-2-13
赤い花- 石瀬琳々自由詩8*08-2-13
脱人間希望者- 太陽の獣自由詩2*08-2-13
私はまだ死んでない- 相羽 柚 ...自由詩4*08-2-13
出会い- 小原あき自由詩24*08-2-13
降り積もる想い- @ショコ ...自由詩408-2-12
陽だまり- 吉岡ペペ ...自由詩708-2-12
甘いひと- 恋月 ぴ ...自由詩23*08-2-12
トマト- 吉岡ペペ ...自由詩308-2-12
都会の雪- 亜樹自由詩3*08-2-10
双子- 湖月自由詩4*08-2-10
怠惰- 榊 慧自由詩308-2-10
灰色- 三奈自由詩308-2-10
真実- 蒼木りん自由詩4*08-2-10
水晶- ゆうと自由詩3*08-2-10
ピッカピカのバナナ- 吉岡ペペ ...自由詩208-2-10
キース・ジャレットに告ぐ- 吉岡ペペ ...自由詩208-2-9

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