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おっぱいが道端に落ちていた
薄桃色の滑らかな円錐形のおっぱい
こんなところにいったい誰がこんなものを
名前でも書いていないか拾い上げて調べてみる
きめ細かい柔らかな肌
乳首は透明感のある ....
頭上からガンガンと大音声が響いてきて
見上げれば汚いトレーナーを着た中学生の兄弟
階段を上がって来いと言われ
戸惑っていると
「お母さんがいるから大丈夫」
と双子にしか見えない顔で言う
右 ....
日常の、ふとした一瞬に、かすめていく
まだこんなにもおぼえている
まだわすれていない
気持ちの表面は、ぬりかえられた
記憶のすべては、遺伝子まで書き換えられたよう
わ ....
お父さんにじゅうりんされて
きもちいいとおもったことが
いちどでもあるこどもたちが
おとなになって かいた詩が
ポエムから追放されて
どこにも国がない
戦車をのりもののようにのりこ ....
初冬の恋は
にぎやかなコートの群れの中
熱い缶入りココアのプルトップに
手をかけたときの ぬくもり
初冬の恋は
星が目を開く夕暮れ
夕飯の匂いに顔をほころばせる
窓越しの台所の灯の ....
なめればにがく
すかせばしろい
ふれてつめたく
おちてしみいり
にじんでくろく
つめたくきえる
とぼけたいろは
ふくまぬほうに
まぢったやみを
かいすいいろで
ごまかしたてて
ぐ ....
改札口にて
お待ち申し上げております
行き先を
詮索したりはいたしません
どうぞ
ご安心を
あなたがここを
通過してゆく事実のみ
確かめさせて頂きたいのです ....
終わりだ
と思っても
まだまんなかだったりする
ずるいよ、世界は
球形なんだ
トップもない
ビリもない
ただ人々は
人々のまんなかに
いるだけ
嗚呼、
世界のつぎ ....
みたいに捨てられた
みたいに捨てないで
みたいに呼ばないで
みたいに火をつけて
みたいに灰にして
のように意味はなく
のように生きている
のように分けられて
ごめんなさい
....
七夕の夜 道草くって 銀河の線路を辿る
その星空は 君をなくした日の空に似ていた
体育座り 作りかけの溜息 飲み込んで消化して
切っても切れない関係を 繰り返しては生き繋いできた
何か ....
温泉の
小さな露天風呂は
微かに
排ガスの
匂いがした
生垣で囲まれた
小さな屋上で
年の離れた男と
星空を見上げる
そっと
からだを合わせたら
温まる
ほどける
....
Honestyさんの自由詩おすすめリスト
(281)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
おっぱい
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大覚アキ ...
自由詩
4
05-12-4
馬鹿
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チアーヌ
自由詩
4
05-12-4
こんなわたしをゆるしてください
-
逢坂桜
自由詩
4*
05-12-1
ポエムの国
-
モリマサ ...
自由詩
28+*
05-12-1
缶入りココアのプルトップに
-
秋月 笑
自由詩
4
05-11-23
なみだ色の涙
-
かぜきり
自由詩
6*
05-11-6
改札口にて
-
千波 一 ...
自由詩
41*
05-10-6
まんなか
-
ピッピ
自由詩
13
05-10-2
ゴミ・・・
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afterglow
自由詩
9*
05-9-19
月になった君へ
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蒼穹
自由詩
6*
05-8-14
不倫温泉
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チアーヌ
自由詩
10*
04-4-4
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