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みたいに捨てられた

みたいに捨てないで
みたいに呼ばないで
みたいに火をつけて
みたいに灰にして

のように意味はなく
のように生きている
のように分けられて

ごめんなさい
 ....
君はなぜ 歌う?
                         あなたがいるから
僕のために?
                         あなたと、あなたの好きな人のために
もう会 ....
各駅停車の鉄道がはたらいている
ひとの数だけ
想いの数だけ
星空のなかで
各駅停車の鉄道がはたらいている

天文学には詳しくない僕たちだけれど
きれいだね
しあわせだね
このままでい ....
蒼空と云う檻に閉じこめられて居る
手に触れるのは薔薇の棘や蔓草の葉
足下の土はひやりと冷たく
……いつから此処にこうして居るのだろう?



一切の物音がしない透明な檻の中で
 ....
夢を見た

声を聞いた

{引用=流れ星に願いを。。。}

夢の中で
共に願ったその言葉を
私は一生忘れないだろう。。。



運命と欲望を
波打つ海に捧げた

それはま ....
詩人は動かぬ旅人
時には持ちきれないほどの荷物を
時には水筒一つを
大事そうに持っていく

旅先であった女を
触れ 撫で 愛し
そして闇に押し込み
またどこかへふらふらと ....
あなたが笑えと言うから
わたしは笑います

あなたが側にと言うから
わたしは側にいます

あなたが泣けと言うから
わたしは泣くんです

わたしはあなたのお人形
わたしがあなたを好き ....
透明な音にみちびかれて
きょうもわたしは海へ向かう

波音ひびく海岸に
さよならをいうのだ

しろいすなの間にみえたのは
しろくろの貝殻と忘れられたビー玉

すこしだけはしってみ ....
生まれた星の名を偽って
彼は君に会いにきた

火星あたりで迷子になって
彼は君に会いにきた

大気圏で火だるまになって
彼は君に会いにきた

着地のときに骨を折って
彼は君に会いに ....
表面張力で水面が曲線を描く
もう一滴で壊れてしまう
僕のいちばん満たされた形は
いつも終わりと背中をあわせで

たとえば真っ暗な浴室であるとか
たとえば真っ赤な欲情であるとか
唐突にはじ ....
さくら かんざし
あかねの 鼻緒

ねむりの いわおに 
腰かけ
仰ぐ 


ちり ち り りん
金魚の尾ひれが 
風鈴を蹴る

ちり ち り りん
黄色の帯と 
左手 
 ....
過去からも未来からも見捨てられた記憶を
棚の何処にしまおうか迷って夢にする

どこからだろうと
どこまでだろうと
真っ青な背景で僕は君の夢を見る


それはしあわせで しあわせで しあ ....
うまく笑おうとすれば
すっかりゆがんでしまったのは

自分の心だと気づいた

小さい頃
クレヨンで描いた自画像は
まるで似ていなかったけれど
それはきっと

心で描いたからなんだ
 ....
ぼくはのびていく
ひとはゆびをさして
うそつき
とわらうけれど
もうききなれているから
だいじょうぶ

そのうち
のびて のびて
どんどんのびていって
あのへやに
とじこもってい ....
ぼくらはあまりにも醜いから
醜いから誰かに会うことが恐くて
となりの惑星にさえまだ行く勇気がない

そんな醜いぼくらのせめてもの救いは
この星にうたがあるってことだ
どこを捜しても どこを ....
悪しき手に触れられることなく
 その卵は
  産み堕とされた


卵は安らぎの温度の中で
 夢を見て
  眠っていた、

いつか目覚めれば消えてしまう
 淡い夢を
  ちいさな身 ....
まるい月がきれいで
銀のスプーンに いっぱい
きらきらと


甘い匂いが広がる、夜


ブルーベリー色の空を

 すくうフリをして
  
トーストに 魔法をかけてた
     ....
指先なんか不器用でいい

鍵盤が求めるものは
迷いを持たない、その
指先の重み


ねぇ、

清らかな雨の注ぎに
いつまでも耳を傾けていたいの、




おはよ ....
今日

目玉が汚れていたので

そのかわりにビー玉を入れてみました。

とてもきれいな景色です。

だから

あなたたちの

ニヘラニヘラした顔は

渦巻く光に飲み込まれて ....
つらい時とかって
やたらと下ばっかり見てしまうやん?

でも
雨がやんで虹が出てても
上見やんかったら気付かんで。

せやから
やっぱりつらくても
上見て歩かなアカンて思うわ。

 ....
夕暮れに
ひめりんごの花弁が
雪のように散ってゆき
落ちた先は
あの子の眠る
寒い土の上でした


最期の言葉も
交わさぬまま
突然
冬空へと消えた
一つきりの ....
今日の空はなんか好き

羽雲を追いかけて 飛べる気がした

明日には違う空 でも

変わってく毎日が 空色で



Happy(楽しい)んだ
彼の嘘を
嘘と見抜く力が私にはある

彼の嘘を
嘘と知りながら知らぬ顔する
私の顔も嘘の顔
街頭の明かりを
ひとつ
ひとつと
吹き消していく
真っ暗な夜道を一人
影に気づかれないように、そっと
内緒
そっと
秘密
蝋燭を消すときの
泣きたくなるような
久しぶりに母の胸に ....
目を

閉じて

沈黙

まさぐる

言葉







手触り

囲う

溢れる

沈む

浮く

風景


目を

開けて

 ....
語る言葉が多すぎる

別れの言葉となる悲しいもの達を白い鳩に変えて
屋根裏部屋の少年は空に別れを放った

鼻をくすぐるのは焼けたパンケーキで
同世代の子ども達の幸せな笑い声を 
なり響く ....
 少しだけのしあわせなら正解です
 屋上の端っこで見上げる夜空の月は
 名もなき白い花の花弁がめくれるほど
 唐突にこわいのです
 こわさの延長線上にすでに伏せ字になって
 しま ....
遠いかなたに
かすかに見える光
暗闇のなかを
光源をめざして歩きつづける
つぎの一歩を踏み出したとたん
大きな穴にはまってそれきりかもしれない
とつぜんぷっつりと
光が途絶えてしまう ....
空色のあめだまを舐めて
雨の中を踊る
空から降る雲の涙を受け止めて
虹の乾燥機が動き出すまで
わるつ
透明なしずくが服を作り
裸の王様よりも素敵などれす
ゆれる
蛙の王子様の求婚も断っ ....
硝子のボトルから魂が注がれる
月に枯れない花があり
月に還れない君がグラスにこごる

「わすれないで」
それは誰のことばだったのか

少年達の亡霊がわたしの部屋で踊る
わたしはグラスを ....
三架月 眞名子さんの自由詩おすすめリスト(217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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This_is_an_illusion...- Lily of the ...自由詩3*05-9-8
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