「砂流」
可憐にゆれる空の下
あまりにも
子守唄のような
....
「 すべての詩人たちへ 」
言葉はつまり「 世界との契約 」だと俺は思っている。
言葉はつまり俺自身だ。
この世に生まれてから今の今まで
与 ....
大切なもの 見えなくなること ときどきあって
失ってから 気づいてしまって 泣くこともある
悲しい想いは したくないの
寂しい瞳は 見せたくないの
どこまでも空 ....
ポイントなんていらない。
ポイントなんて、いらねぇよ、初夏。
ポイントなんて どうでもよくない? よくなくなくなくなくセイ イェーッ!
、、、嘘です!
ポイント欲しいです!
ポイント入れ ....
街灯に蛾が群れている
明滅する明かり
雲がさあっと横に分かれて
月が顔を出した
誰もいない
蛾がひっそり群れている
角からぽーんと勢いよく
何かが飛び出した
赤いビニー ....
夢のなかでぼくのあたまを撫でて、泣いてくれたひとは誰だったんだろう
窓の外は花の雨
傘もささずに飛び出せば
白い花びらがそっと揺れた
まるで僕の心を知ってるように
どんなにかくしても
走り出してしまったこの想い
いつでも君のことばかり探してた
君 ....
自分の手で変えることができることなんて
ほんの少ししかなくて
大事なことほど
すでに決まっている
どれだけ叫んだって
どれだけ喚いたって
決められた通りに
ただ流れ去って ....
地球という天体を覗いてみれば
数多くの星が輝いている
だけど僕が知っているのは
その中のほんの一握りだけ
輝きながら消えた星
輝けないまま消えた星
すべては同じ場所へ還る ....
この指先の ちぎりたる
その花びらの 薄匂い
一度にすべて 散らそうか
淡き涙を 惜しもうか
風は遠くに 行くばかり
奪う事さえ よしとせず
「最後のネジ」
僕のネジがとれかけている。
このネジがとれてしまったら
僕は動けなくなっ ....
泣きたい
を
こらえて
袖を惹いた
仕合せ
が
霞んでゆくから
千切れる想い
影に溶かして
あとどれくらい
幻の傍で
「 ひと 」
一秒、
人と人は ....
びいどろの中でしか生きられぬ
無縫の衣
纏い
舞う
御姿 艶めかし
ゆるり
ゆらる
煙管より一燻
放ち
湿る
御御脚 い ....
包み紙を、外す
独特の
ぱりぱりって音
もう
聞き飽きてる
口直しにカルキ水
まだ、甘ったるい
口内がだるい
包み紙を、捨てる
隣で
....
白と黒の狭間で
{ルビ女郎花=をみなへし} 一輪 揺るぐ
その花
は
強いらしいので
ぼくは
ぼんやり見つめるだけです
忍び寄る夜 ....
さ く ら
さ く ら ら、
ぼ く ら が
か け て
と お の
む か し ....
「 星のうえで 」
とても静かな星のうえで
いのちを祈るひと ....
殻に長い間閉じこもって何をしているかと思えば
頬を赤く染めて
あなたは一つの歌を抱えて現れた
こっちは心配でご飯も喉を通らなかったし
寂しくても触れられなくて散々だったよ
なんていっぱい ....
1)すごくくだらない文章を大量に連続投稿してみる。
2)1を実現するためには、24時間以内に多くの詩にポイントを投げなければならないので
詩を読まずに片っ端からポイントを投げてみる。
3)1 ....
ぼくは大人になりたくて
たくさんのものを捨てた
そのたくさんのものは
心というもの
ここでは
そんなものは必要なくて
人は僕の形を見てる
今になって思うのだけど
心は生活のためには ....
本当は逃げてるンだ
君の優しさに甘えながら
一定の距離をおいてしか
心を許すことをしない
ごめんね
今の私には
余裕なんかないから
君の期待に
応えられないンだ
後姿を追いかけて
雑木林を抜けると
ほのか温もる世界
君が道しるべ
並んで見下ろした昨日は
水面が揺らめくように瞬く
ふたりで夢をみた。
からだ寄せて ....
君想うとき
世界が止まっているような気がする
君いなくなったとき
僕の想いは四方八方へ分散する
空虚な空へ打ち上げられる
この曲を聴くとき
僕の心の中にリズムが流れる
....
橋の上で絵を描く男
道行く人を描く
美しい人が立ち止まる
私の絵を描いて御覧なさい
きっと売れる絵が描けるでしょう
美しい顔をした女は
絵描きの前で最良の笑みを浮かべる
....
諦めた?
かたどった? ?
?
君が姿見を見た?
?
青みがかった?
白く透き通った?
....
孤島の廃墟の街
灰色(新聞紙の色)の街
破裂して今も水が出ている下水管
ビル群はほとんど全て崩れ落ちている
コンクリートの塊がいたるところに転がっている
烏が集団になって地上を歩 ....
バーン!! 人が撃たれる
路上で男が血を流して倒れている
血だまりは広がっていって 排水溝の中に流れていく
下水道に流れてきた男の血を交尾中の蛙達の頭に落ちて垂れてきたそれを舐める
....
私の中にいる悪魔が
名前を欲しがります
自分のことを呼んで貰いたいのでしょう
私はとても奇麗な名前を
悪魔につけてやりました
悪魔は毎日自分を呼んでくれとせがみます
仕方が ....
あなたはいつでも完璧だ
綺麗で
優しくて
明るくて
強さも持っている
けど、
寂しがりやで
涙もろくて
いつも
きらきら
輝いてる
....
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