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都会の向こうで
星がスモッグに身を隠している
広がっていく
存在が箱の中に限られたまま
「ここにある気持ちは
単にあなたに平行するためで
微熱の色は
そこへこぼれ落ちる ....
今日も宛名不明の封筒が
また一枚重なりました
もうそれは群れというよりは
山になっているばかりです
比べれば私など
都会生まれ田舎育ちで
都会に戻ったときには
もうそこは違っていまし ....
昼休みに
飛び出した君を
追いかけた僕
風が手の中でやわらかくて
あのまぶしさも
ゆっくりと体透けていった
そのまま僕らだけ残して
時が進めばよかったのに
聞きそびれた言葉
何度 ....