数学が苦手だって言うのに
もう少女ではないから
計算違いは許されない


髪を伸ばすこと
それは可能性
ダイエットコークの味を好きになること
それは目論み


統計では
きみの ....
遠くにおいてきた時間を
一つ一つ取り出して
今の僕に重ねてみた
懐かしさと共に思い出す
未熟だったあの頃を

自立の為に選んだ道
自律を願って歩んだ道
幼さと若さの間で
ひたすらに足 ....
何をすればいいですか
指示を待っています

言われたことはきちんとやります
責任感の強い子です

小学校の頃褒められました


公式はありますか
マニュアル通りに動けます

 ....
「パターンがわかってしまえば
 こんな攻撃当たらない!
 へでもない!
 どっからでもかかってこい!
 貴様の動きは読めている!」

「やばい!どうすれば勝てるんだ!
 考えろ!考えろ俺 ....
親父の趣味は小さな鉢植え
鉢の順番を並べ替えては
玄人じみたため息をついて
またはさみを入れる

たどり着けない完成に向かって
まず渋茶をすするのも

たどり着けない完成に向か ....
ドナルド北京ダック は かなしい
おしりにストローさしこまれ
ぷー ってふかれる
ぷー って
肉と皮がバラバラになーる
干されます
それからね
油をかけながら
焼きまーす
この技は
 ....
 罪を犯すと
 耳が聞こえなくなる
 いや正確に言うと正しく聞こえなくなる
 誉め言葉もイヤミに聞こえ
 相手の伝えたいことが歪んで聞こえる

 
 罪を犯すと
 目が見えなくなる
 ....
右手で鉛筆を握れば
白紙に数多の糸が行き交う
複雑で繊細な
心の世界が姿を現す

左手で消しゴムを握ると
もつれた糸が消えてゆく
過ちも涙さえも
左手がくずに変える

右手に鉛筆を ....
脳が乾いていく
水滴の落ちる音が
点滴のように
少しずつ……
響く


眼を閉じると
幾つもの想いが交差する
心音が呼吸が
響く音を強くする

カメラのシャッターのように
パ ....
いつか絵本を描きたいと言っていた
そんな些細な夢の事
忘れないで置いていったのかな
カバーの下にたくさんの想い出詰め込んで
優しく包んだオブラート
霞んだ想い出浮き上がる

 ひらがなは ....
ういうい ういうい
あひゃー ばれたか
はずかしい あひゃー あひゃー
どうしようかな
そうだ おどろう
ういういダンスを
ういうい ういうい
やった おどったぜ
ういういダンス
ベランダから見上げる夜に
存在しなかった
色彩は
どこにいってしまったのか

青も白も赤も灰も
全て飲み込んで

夜は静かに笑う


今日は星が見えない
そこに 雲が浮かぶ証明 ....
『あなたの詩は、詩なんかじゃない』
そう、言われた事があります。
自分と詩が一緒になってる、と。


書くことで「自分」を見て欲しかったのでしょうか。
誰か私を見て下さい。
見てもらえる ....
 おばあちゃん、元気ですか
 って死んでるのに変だけど
 あなたに似て僕もヘビースモカーですよ
 あなたは肺がんで亡くなりましたね
 僕を見守ってくれてるんですか?
 この世に未練を残してま ....
 高校で世間のぞうきんになるようにと説教された
 記憶とは曖昧でもあるが無意識にもその言葉が胸に残り
 知らず知らず、行動基準になっていた
 争いを避け、妥協をし、自分を押し殺して生きてきた気が ....
 眠れないから仕方なしに詩を綴る
 湧いては出てくる苦く不愉快な思い出
 かき消す呪文は 
 どうでもいい
 運が悪けりゃ死ぬだけさ
 
 ほんの少し勇気を出せば
 今の生活から抜け出せ ....
どことなくストレス加減の昼休み
冷たい珈琲に浮かんだ氷を
ストローの先でつついたら
猫みみのかたちの小さな生きものが
ちょこりと顔を出した


頭痛の道連れに
こんな小粋な錯覚が訪れる ....
立ち去った形跡を残すためなのか

かんだ鼻紙を一つ置いていくのはよしておくれよ

今日これで2度目だよ


道に迷わないためとは考えられない

だって家の中に一粒ずつ鼻紙が

ち ....
 
 見るもの全てが君に見えて
 通り過ぎゆくみなが君に見えて
 テレビをみても君ばかりが出ていて
 僕の身体に君はしがみついていて
 秘密の呪文を唱えながら
 軽い頭痛を抱えながら
  ....
くらげに刺されて
手がしびれ、
正座をしていて
足がしびれ、
肘をぶつけて
腕がしびれ、
血を抜いて
唇がしびれ、
眼が合って
心がしびれ、
ニュースを観ていて
頭がしびれ、
 ....
君を中心に
僕が回っているわけじゃなく
僕を中心に
君が回っているわけでもない
それをちゃんと
理解し合えてた
だからこそ
互いが最も近づける時を
二人して大事に
過ごしてきたんだよ ....
 昔は末は博士か大臣か
 と言われていた

 今はもう昔
 
 この状況を誰が予想しただろう

 情けなきかな

 でも
 がんばってはいる
 やれることはやっている

 ....
 僕に花をもたせてくれないか
 このままじゃ格好がつかない
 
 君の大きな悩みを聞いて
 僕はちょっとノイローゼ気味

 いくら与えても
 戻ってこない愛の反映
  
 君の悩みを ....
 どうしたのさ
 うかない顔してさ

 このとおり
 地球は廻っているよ

 君一人ぐらい生きようが死のうが
 関係ないけど
 出会った人達の胸の中に君は生きているだろう

 今日 ....
柿の実色に日は暮れて
通学路に残ったチョークの○も滲む頃
街中の電線にたわむ百舌たちは
嬉々 嬉々と啼いて安堵する

それを羨む秋の傍らで
きみに書きあぐねている手紙は
お決まりの挨 ....
投影される星宿は
ただまばゆく
木漏れたように
天蓋にはりつき
記憶の中で見失った
街あかり

偽りの夜空のように
星の並びを過去に
たどれるならば
雪の降りしきる
プラネタリウ ....
真夜中の病室は
眠らぬ夜が吹き溜まり
ベッドを仕切るカーテンの網目から
そっと闇を窺っている


自由をいつか昔に失った体躯は
ケミカルなチューブの血管や食道が
もはや自らの一部と ....
バイバイ
言い放つ
ニッコリ笑って
鏡の前
コメカミ


君を忘れる為に
バーン
穴を空ける
そうじをしようと
思い立ち
先ず
掃除機を
そうじ した
余がルクセンブルグのハイデルカイアットホテルに滞在の折り
夜の列車が汽笛を鳴らしてコーマ駅を出発するのが聞こえた
ホテルの二階 赤茶けた電話機に接続すると
余はコンピュータースクリーンにコード ....
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