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いつまでたっても静寂の日々が来ないので
自分で作ってみようと思った

周りを四角く囲って
何もかも近づけないようにする

けれど実際は
そこまでの勇気がなくて

私の顔は歪んで
し ....
叱られて
とてもとても哀しくて
哀しくて

身体中が震えて
しゃくりあげる
苦しくて
身体が鳴く
胸に哀しさがいっぱいで
苦しくて
泣く

我慢しないで
声を上げて泣け

 ....
とりあえず
適当に積み上げてみて
崩れる前に
整えて

上手くゆけばそれでよし
間に合わなかったら
ご免なさい

いつも
してやったり
とは
いかないのさ

してやられた
 ....
頭が悪いので
ワルツのリズムもとれません

あなたは
ワルツなんて
踊る気にもならないでしょう

だから
ワルツを踊る男と
踊るのよ


いち に さん  いち に さん  い ....
こっちは
山がないせいか
空がきれいだね
晴れた日の
夕日がすごくきれいだ
それと
秋の虫の声も
向うとは
やっぱり
ちがうね

二十年前に
ここに来たときは
駅の西口の左手 ....
何気ない会話で
笑う
マスクにかくれた
君の顔の
半分が
紅く染まると
なんだか
勝った気分になるぞ
石がゴロゴロの川岸で
ひとりでバーベキュー

水はタンクでどのくらい
鉄板と網と
トングと
あれとこれ

そんな非現実的なこと
非実現的なこと

準備から後片付けまでを
目を閉 ....
私の髪は切られずに

毎日伸びつづけるのだった

毎日抜けるのだった

甘いりんごパイとともに

夜更けのコーヒーとともに

同居人の寝息

確認して

そっとほっとする
 ....
今年は
洗濯物をひとつひとつ畳んで
引き出しにしまうような毎日を
過ごしておりますわたくしでございます

洗濯物を畳んでしまう習慣というのは
たぶん
この国独特のものかと思うのですが
 ....
『恋って、どんなだったっけ?』と 


思えるほど身も心も酷使する日々に ありがとう


なにが出るかわからない恋に浮かれる日々は過ぎて


手作りの愛には端から負担を感じつつ

 ....
鼻を咬みすぎて
赤くなった鼻の下を見せても
好きなら
可愛いと笑ってくれるのかな
そうでなかったら
何とも思わないし
むしろ
嫌いなら
何をしても嫌悪だろうな

女は嫌いだ
女は ....
占いメールによると
明日はラッキーデーなのだそうだ

あなたに
私の何がわかるのか

占いどおりになったなら
怖くて
占いが見られないじゃないか

じゃあ
なぜ私は占いを見るのか ....
夕方6時の屋上駐車場
暗い角場に車を止めて
寝ているのは私です
ほんの1時間程

だって
ちょっと
人生に疲れてるんですもの

ドアロックはちゃんとして

むかしなら
考えられ ....
『頑張れ』は
嫌われる言葉となって久しい

わたしは情けない人間である故
毎朝『頑張れ、頑張れ、頑張れ、、』とつぶやく

情けなくても
まだ生きなければならない

また
おいしいも ....
アロエベラが
大変なことになっているから
ちょん切ってしまおうかて思た

買った当時は
緑濃く太く
まっすぐに伸びていた

部屋に放置していたら
のたうちまわっていた
何をそんなに ....
何を考え無しに
不満を述べているの 

ざますか


手の届くところにないことを
他人に当たるなど
呆れるざんす

ほしいものは
いつだって
手の届かないところにあるのざます
 ....
ごはん

うまい

ごはん

うまい


きれい


わたしはまだ

だいじょうぶだなって思う
お酒を飲むと
むかしは
食道から火がついたように流れ込み
身体じゅう燃えたようになったのに
いまは
まるで水のよう

そうやって
何杯もやっていると
目が回ってくる
すまし顔じゃい ....
涙をふいた手を見つめて
胸を締める
責める


世間は
冷たいものだ

わたしが哀しくても
「うるさい」と
平気で言う

ものには
言い方というものがあるでしょう?

か ....
手さげ袋の紐は
ぶらさがったまま
ずっと重さに耐えていた

手に
さげてみてわかった

手さげ袋が
耐えられる重量を
明記しておくべきだ

突っ張って耐えていた紐を
はずして
 ....
彼女の中では
自分がヒロインなんだろう

困ったおねえちゃんだ

あなたは
頭が良くて
仕事もよくできるけど
その口と性格は
「さい、あく。」

足掻くだけ
自分の首絞めてる
 ....
花柄の
可愛いアイロン台を買ってきた

座ってかけるアイロン台も
興味があったけれど
高かった

いつも
面倒なアイロンがけが
楽しくなりそうだ

でも
今日はやらない

 ....
苦しい仕事が終わると
何もなかったように
喫煙室

戦友でもあり
敵でもある


要は
上手くいけば
上手くいく

アルコールが蒸発するとき
一緒にすべて
消してくれれば ....
あなたは四十になりました

お祝いに
枯れかけた木に
お酒を振舞いましょう
花が咲き
ふたりに散らしてくれるといい

美しいまま
散ってゆくのは
夢でしょう
酔いましょう
一夜 ....
スヌーピー
さようなら

コンビニエンスストアの
販促キャンペーン点数シールは
2点足りないまま
10月に入っていて
ため息で台紙を捨てた

気づけば6日
父は一つ年をとった
わ ....
よくも
攻撃的彼女
悪者になるあたし案山子

案山子
どこにもいない

黄色のなかで
何年も働いた案山子もいたのにね

案山子にいたずらすると
落とし穴に落とすよ

鬼の的じ ....
しゃべらない子に
『あの子、しゃべれないの?』というのは
ばかげていると思う

それに似た
悪戯な言動をよく聞く

幼稚なのか
少しでも
人より高い位置でいたいのか

意図がある ....
25m プール
縁を摑むために泳ぐ

なんて哀しい
泳ぐことは義務でないのに
楽しくて 素敵なことなのに

早く淵にたどり着いて
楽になりたいだけの
泳ぎなんて

 ....
頭ごなしに
叱られた息子は
カスカスのスポンジになっていた

このままじゃ
乾ききってボロボロになってしまう
絞りすぎてるんだな
反発しようとしてるけれど
ねじられて押しつぶされてる
 ....
君も
同じ夢をみたのかい

思い過ごしなら
私に空を見上げることを
させないで

紫の酒を
ソーダで飲むような
甘くて痛い酔いのまま

次の月の晩
ふたりのそれが
正夢になる ....
すぬかんながぐつ。 さんの蒼木りんさんおすすめリスト(92)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
のだった- 蒼木りん未詩・独白205-12-11
摩る- 蒼木りん未詩・独白305-12-7
してやったり_してやられたり_そればっかり- 蒼木りん未詩・独白105-12-7
にっさん- 蒼木りん未詩・独白405-12-5
散る話し- 蒼木りん未詩・独白105-12-3
紅くなる- 蒼木りん未詩・独白5+05-12-3
バーベキュー- 蒼木りん未詩・独白205-11-29
夜更け- 蒼木りん未詩・独白305-11-24
クローゼットで眠る夢- 蒼木りん未詩・独白305-11-22
知らん顔- 蒼木りん未詩・独白505-11-12
洗濯機を洗濯- 蒼木りん未詩・独白105-11-10
身の程- 蒼木りん未詩・独白105-11-9
ドアロックはちゃんとして- 蒼木りん未詩・独白305-11-9
頑張れ- 蒼木りん未詩・独白605-11-8
ええ!- 蒼木りん未詩・独白205-10-30
ざます- 蒼木りん未詩・独白6+*05-10-29
ごはん- 蒼木りん未詩・独白5*05-10-28
よっぱ- 蒼木りん未詩・独白9*05-10-22
10月11日は過ぎてゆく- 蒼木りん未詩・独白9*05-10-12
知らなかった- 蒼木りん未詩・独白305-10-10
悪循環の彼女- 蒼木りん未詩・独白205-10-9
花柄のアイロン台- 蒼木りん未詩・独白205-10-9
苦しい仕事- 蒼木りん未詩・独白4*05-10-7
- 蒼木りん未詩・独白305-10-7
点数シール- 蒼木りん未詩・独白4*05-10-6
案山子- 蒼木りん未詩・独白205-10-5
おかしなこと- 蒼木りん未詩・独白2*05-10-4
哀しい水泳- 蒼木りん未詩・独白7*05-9-28
スポンジ息子- 蒼木りん未詩・独白305-9-24
同じ夢- 蒼木りん未詩・独白405-9-22

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